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日本の覚醒~英文収録~(講談社学術文庫 2253) 

岡倉 天心  著

夏野 広  翻訳
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価格 \924(税込)         

発行年月 2014年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 233p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/その他の国の哲学
ISBN 9784062922531
商品コード 1016148452
NDC分類 121.5
基本件名 日本思想-歴史
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2014年10月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1016148452

著者紹介

岡倉 天心(著者):1862-1913。横浜生まれ。本名岡倉覚三。東京大学文学部卒。フェノロサに師事。東京美術学校校長を経て、横山大観らと日本美術院を創立。ボストン美術館東洋部長として国際的に名を知られた。生前刊行した単行本として、本著の前に『東洋の理想』、後に『茶の本』の英文三部作がある。
夏野 広(翻訳):1926 ~1972。静岡県生まれ。本名帯金豊。
東京大学文学部卒業。翻訳家。『日本の名著
39岡倉天心・志賀重昂』では本著のほか「東
洋の目覚め」「東洋の理想(共訳)」を担当。
本名での訳書に『ロシア大十月革命史』など。

内容

日本における民族意識の目覚めの過程を歴史的に論じ、東洋、ことに日本が育んできた思想や文化の特質・独自性を威風堂々たる英文で述べる。翻訳もその香りをよく伝える。日露戦争の当時に米国で刊行された本書には、西欧近代文明への懐疑を投げかける深く鋭いまなざしが貫かれ、「近代」を超えうる「アジアの原理」の提示を試みる。(講談社学術文庫)


生涯を日本美術に捧げ、著作が多く残る天心が、生前に刊行した単行本は、意外にも本著の前の『東洋の理想』、後の『茶の本』と併せて英文三部作と呼ばれる著作のみである。両書はともに学術文庫のロングセラーであり、残る本著も、本名のOkakura-Kakuzo名で書かれた原著の英文とともに収録することとした。

日本における民族意識の目覚めの過程を歴史的に論じ、東洋、ことに日本が育んできた思想や文化の特質・独自性を威風堂々たる英文で述べる。日露戦争の当時に米国で刊行された本書には、西欧近代文明への懐疑を投げかける深く鋭いまなざしが貫かれ、「近代」を超えうる「アジアの原理」の提示を試みる。

「友愛の熱情がたかまり、世界の協力が実現されたとして、そのとき、それは何を目的とするのであろうか? …富をえようと競って、真の個性はそこなわれ、幸福と満足は、たえずつのってゆく渇望の犠牲にされている。…中世の迷信から解放されたことを誇っているが、富の偶像崇拝にかわっただけのことではないのか? 」

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