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数奇伝(講談社文芸文庫 たAM1)

田岡 嶺雲  著

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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2020年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 373p
大きさ 16cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784065214527
商品コード 1032353941
NDC分類 289.1
個人件名 田岡/嶺雲
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2020年11月4週
書評掲載誌 日本経済新聞 2020/11/07
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032353941

著者紹介

田岡 嶺雲(著者):田岡嶺雲(1871・11・21~1912・9・7)
明治時代の評論家。漢学者。本名佐代治、別に栩々生と号す。土佐国(高知県生まれ)。若くして自由民権運動の影響を受け、文学に親しむ。水産伝習所を経て、帝大漢文学科選科卒業。投書雑誌『青年文』を主宰し、樋口一葉や泉鏡花を早くから評価。教員を経て『万朝報』『中国民報』などの記者や主筆をつとめ、幸徳秋水らとまじわる。北清事変に記者として従軍、反戦的記事に健筆をふるう。また、雑誌『天鼓』などで反資本主義、女性解放をとなえた。社会主的義評論の先駆者であり、ほとんどの著作のほとんどが発禁となったことで知られる。著作に『嶺雲揺曳』『壺中観』『明治叛臣伝』などがある。

内容

著作のほとんどが発禁となったことで知られる叛骨の思想家。思わぬ病で歩行の自由を失い、余命の長からぬことを悟った彼が「生きながらの屍の上に自ら撰せる一種の墓誌」として語る生い立ちは、まさに「数奇」というほかない。幼少期に見た土佐の民権運動、大阪や東京での勉学の日々、作州津山での灼熱の恋と別れ、ジャーナリズムの夜明けと大陸への渡航、従軍、筆禍での下獄……。近代日本人の自叙伝中の白眉。

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