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細胞とはなんだろう~「生命が宿る最小単位」のからくり~(ブルーバックス B-2154)

武村 政春  著

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価格 \1,100(税込)         

発行年月 2020年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 254p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/生物学/細胞学
ISBN 9784065215661
商品コード 1032325446
NDC分類 463
基本件名 細胞学
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2020年11月5週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032325446

著者紹介

武村 政春(著者):武村政春(たけむら・まさはる)
一九六九年、三重県津市生まれ。一九九八年、名古屋大学大学院医学研究科修了。医学博士。名古屋大学助手等を経て、現在、東京理科大学理学部第一部教授。専門は、巨大ウイルス学、生物教育学、分子生物学、細胞進化学。著書に『DNA複製の謎に迫る』『生命のセントラルドグマ』『たんぱく質入門』『新しいウイルス入門』『巨大ウイルスと第4のドメイン』(いずれも講談社ブルーバックス)のほか、『レプリカ~文化と進化の複製博物館』(工作舎)、『DNAの複製と変容』(新思索社)、『ベーシック生物学』(裳華房)、『マンガでわかる生化学』(オーム社)など多数。趣味は書物の蒐集、読書、ピアノ、落語、妖怪など。

内容

人体37兆個、すべての細胞内でドラマが起こっている! そして、侵入者=ウイルスの視点から見てみると…? 生命観がガラリと変わる!

どのように誕生し、どう進化してきたのか?

巨大生物も微生物も、単細胞生物も多細胞生物も、あらゆる生物は細胞からできている。
脂質の膜で覆われたその内部では、いったい何が起きているのか?
DNAを格納し、増殖の場となる。
タンパク質をつくり出し、生命現象の舞台となる。
そして、ウイルスが感染し、病気を生じさせる現場にも……。
5つの主要パーツのしくみとはたらきを徹底的に掘り下げながら、生物に最も近い存在=ウイルスの視点も交えて語る新たな生命像。


〈本書の主役となる5つの主要パーツ〉
あたかも、ウイルスに侵入してくれと言わんばかりの構造をしている【細胞膜】。

ウイルスに容易に乗っ取られてしまうタンパク質合成装置=【リボソーム】。

ウイルスに瓜二つのエネルギー工場=【ミトコンドリア】。

新型コロナウイルスにもまんまと利用される輸送システム=【細胞内膜系】。

そして、細胞の“司令塔”たる【細胞核】にいたっては、ウイルスによって生み出された!?

細胞の機能としくみ、その一生はなぜ、現在の私たちを構成するあのような細胞となったのか?
そして、その進化の過程でウイルスが果たした役割とは?
──気鋭のウイルス学者が、「侵入者目線」で新たな細胞像を解き明かす、傑作サイエンスミステリー。


〈もくじ〉
プロローグ 細胞とはなんだろう

第1章 細胞膜──細胞を形づくる「脂質二重層」の秘密

第2章 リボソーム──生命の必須条件を支える最重要粒子

第3章 ミトコンドリア──数奇な運命をたどった「元」生物

第4章 細胞内膜系──ウイルスに悪用される輸送システム

第5章 細胞核──寄生者が生み出した真核細胞の司令塔

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