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リアリティ+~バーチャル世界をめぐる哲学の挑戦~<上>

デイヴィッド・J・チャーマーズ  著

高橋 則明  翻訳
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価格 \2,640(税込)         

発行年月 2023年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 413p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/認識論・存在論
ISBN 9784140819364
商品コード 1035841343
NDC分類 111
基本件名 形而上学
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年04月5週
書評掲載誌 日本経済新聞 2023/04/29、朝日新聞 2023/06/24、毎日新聞 2023/07/08
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035841343

著者紹介

デイヴィッド・J・チャーマーズ(著者):1966年オーストラリア、シドニー生まれ。哲学者および認知科学者。ニューヨーク大学哲学教授、同大学の心・脳・意識センター共同ディレクター。アデレード大学で数学とコンピュータサイエンスを学ぶ。オックスフォード大学でローズ奨学生として数学を専攻後、インディアナ大学で哲学・認知科学のPh.D.を取得。ワシントン大学マクドネル特別研究員(哲学・神経科学・心理学)、カリフォルニア大学教授(哲学)、アリゾナ大学教授(哲学)、同大学意識研究センターのアソシエイトディレクターなどを歴任。専門は心の哲学、認識論、言語哲学、形而上学。2015年ジャン・ニコ賞受賞。著書に『意識する心――脳と精神の根本理論を求めて』(白揚社)、『意識の諸相』(春秋社)など。
高橋 則明(翻訳):翻訳家。立教大学法学部卒。訳書にジョン・ロビンズ『100歳まで元気に生きる! 』(アスペクト)、クリス・アンダーソン『フリー』、ケン・シーガル『Think Simple』 (以上、NHK出版)など。

内容

この世界は本物か? 現代の代表的哲学者によるテクノロジーと「心の哲学」探求の最先端

私たちがいるこの世界は本物なのだろうか? それが「確か」だとなぜわかるのか?
テクノロジーが急速な発展を遂げるなか、古くて新しい哲学的難問があらためて問い直されている――
現実(リアリティ)とは何か、どのようにしてそれを知ることができるのか。「シミュレーション仮説」「可能世界」「水槽の中の脳」など、さまざまな思考実験を通じ、見えてくるものとは。
現代哲学の第一人者チャーマーズが、哲学とテクノロジーを大胆に融合させ、新しい現実(リアリティ)、新しい世界観を提示する。

〈各氏絶賛!〉
虚実とテクノロジーが入り乱れ、いくつものリアリティが絡みあう世界で、私たちに必要なのは哲学だ。              ――山本貴光(文筆家・ゲーム作家)
うつし世(リアル)は夢、仮想の夢(シミュレーション)こそ真実(まこと)  
――読書猿(独学者・作家)
哲学研究者・愛好家にとっても、舐読(しどく)のうえで検討されるべき「必読書」だ。
――山口尚(哲学者)
今こそ現実世界(リアリティ)を拡張する哲学の冒険に乗り出そう。
――吉川浩満(文筆家)

〈目次〉より
序章 テクノフィロソフィーの冒険
第1部 バーチャル世界に関する重要な問い
 第1章 これは実在するのか?
 第2章 シミュレーション説とは何か?
第2部 知識を疑う
 第3章 私たちに知識はあるのか?
 第4章 外部世界は本当にあるのか?
 第5章 私たちはシミュレーションの中にいるのだろうか?
第3部 リアリティの定義
 第6章 リアリティとは何か?
 第7章 神はひとつ上の階層にいるハッカーなのか?
 第8章 宇宙は情報でできているのか?
 第9章 シミュレーションがビットからイット説をつくったのか?
第4部 VRテクノロジーがつくる現実世界
 第10章 VRヘッドセットは現実をつくり出すのか?
 第11章 VR機器は錯覚を生む機械なのか?
 第12章 ARは真の実在なのか?
 第13章 ディープフェイクにだまされないためには

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