比較経済論講義~市場経済化の理論と実証~
岩崎 一郎 著
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内容
目次
序 論 比較経済論講義:その目的,方法及び各講義の狙いと概要(岩﨑一郎) 第1部 計画経済の破綻と市場経済への移行戦略 第1講 社会主義経済システムはなぜ破綻したのか:政治経済学からの接近(上垣 彰・杉浦史和・岩﨑一郎) 第2講 移行戦略論争:急進主義対漸進主義(岩﨑一郎・鈴木 拓) 第3講 市場経済移行と経路依存性:転換か進化か(溝端佐登史・堀江典生) 第2部 体制転換の社会的衝撃 第4講 転換不況と経済復興:Jカーブ型成長経路発生のメカニズム(岩﨑一郎・雲 和広) 第5講 体制転換と貧困:困窮化決定要因の推移(雲 和広) 第6講 混迷する社会と汚職:倫理破綻の要因と影響を探る(鈴木 拓・溝端佐登史) 第3部 企業システムの大転換 第7講 私有化政策と企業再建: ポスト私有化期の所有構造と経営成果(溝端佐登史・岩﨑一郎) 第8講 社会主義的遺制と人事労務管理(堀江典生・雲 和弘) 第9講 モノバンクから二層モデルへ:中央銀行独立性のインフレ抑制効果論争(上垣 彰・岩﨑一郎) 第4部 経済開放と国際社会との共存 第10講 コメコン体制の崩壊と移行国の貿易(上垣 彰・雲 和広) 第11 講 市場経済移行と外国直接投資(FDI):FDI決定要因の比較分析(徳永昌弘・岩﨑一郎) 第12講 体制転換と環境改革:中東欧諸国を中心に(徳永昌弘) 終論 閉講の辞:あとがきに代えて(岩﨑一郎) 索引 講師紹介
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