丸善のおすすめ度
人はなぜ「自由」から逃走するのか~エーリヒ・フロムとともに考える~
仲正 昌樹
著
発行年月 |
2020年08月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
221p |
---|
大きさ |
19cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/心理学/社会心理 |
---|
|
|
ISBN |
9784584139714 |
---|
|
商品コード |
1031885847 |
---|
NDC分類 |
361.4 |
---|
|
|
本の性格 |
学生用 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2020年10月1週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031885847 |
---|
内容
佐藤 優氏推薦!!
「コロナ禍の危機を克服する過程で
ナチズムのような危険な思想が甦る可能性に警鐘を鳴らす。
自由の重要性を本書から学んで欲しい。」
◆強権的国家からブラック企業まで
「人間や社会に今何が起きているのか」
強かに生きるための必読入門書!
◆フロム生誕120年、没後40年のいま、
「強いリーダーを求めてしまう人間の本性」と
「コロナ時代を強く生きる知恵」がよく分かる!
● ブラック企業による「やりがい搾取」はなぜ起こるのか?
● ネット上で〝カリスマ〟を賛美したり、〝敵〟を集中攻撃して炎上騒ぎを起こすことに時間を費やしている人は、何が楽しいのか?
● アメリカ人はなぜ、強権的政治手法をとるトランプ大統領を支持したのか?
● その傾向が世界中に広がっているのはどうしてか?
● 孤独と不安が蔓延しているから、苦しくて、どこかに救いを求めているからなのか?
● ならば、政治的民主化と非合理的な社会慣習の解体が進み、高度の科学技術によって人間の能力やコミュニケーション・ネットワークが拡張し続けている現代社会で、孤独と不安を抱える人がどんどん増えているのは何故か?
● どういう環境がその傾向を助長しているのか?
それらこそが、『自由からの逃走』をはじめとする、近代人の心理を論じた、一連の著作でフロムが探求したことである。
「自分は何を苦しがっているのか、どうなったら自由だと感じられるのか」を考えるうえで様々なヒントが与えられる。
近代世界において「自由」を与えられた諸個人が、
自由に生きることに伴う重圧に、不安に耐えかねて、
自らが自由を放棄するに至った過程を社会心理学・社会史的に
描き出しているフロムの名著『自由からの逃走』。
なぜ今こそ読まれるべき書なのか? 本書は単なる解説書ではない。
孤独と不安が蔓延する時代に、「強いリーダー」を求めてしまう罠と
「人間の本性」を暴いた書から、危機の時代を生きる知恵を学ぶ。