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世界の終わりの後で~黙示録的理性批判~(叢書・ウニベルシタス 1111)

ミカエル・フッセル  著

西山 雄二, 伊藤 潤一郎, 伊藤 美恵子, 横田 祐美子  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \4,950(税込)         

発行年月 2020年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 372p,5p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784588011115
商品コード 1031471894
NDC分類 104
基本件名 哲学
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年05月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031471894

著者紹介

ミカエル・フッセル(著者):(Michaël Fœssel) 1974年生まれ。ブルゴーニュ大学准教授を経て、アラン・フィンケルクロートの後任として、パリ理工科学校教授。専門は近現代ドイツ哲学、政治哲学。「エスプリ」誌の編集顧問。著書にKant et l’équivoque du monde(CNRS, 2008)、Récidive. 1938(PUF, 2019)ほか。日本語訳に「テクストの世界と生の世界 矛盾する二つのパラダイム?──ポール・リクールと〈読むこと〉の現象学」(米虫正巳編『フランス現象学の現在』法政大学出版局、2016年)がある。
西山 雄二(翻訳):1971年生まれ。首都大学東京准教授。現代フランス思想。著書に『哲学への権利』(勁草書房、2011年)、編著に『終わりなきデリダ──ハイデガー、サルトル、レヴィナスとの対話』(法政大学出版局、2017年)、翻訳にデリダ『嘘の歴史 序説』(未來社、2017年)など。
伊藤 潤一郎(翻訳):日本学術振興会特別研究員PD。早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。フランス哲学、キリスト教思想。論文に「ジャン=リュック・ナンシーと人格主義」(『フランス哲学・思想研究』第22号)、翻訳にブノワ「実在の領野と意義の地平」(『現代思想』第46巻第14号)など。
伊藤 美恵子(翻訳):東京大学哲学研究室助教、神奈川大学非常勤講師などを経て、現在はパリに在住。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。近世ドイツ哲学、西洋哲学史。論文に「カントの様相理論──汎通的規定原則についての考察」(博士論文、2013年)、「カントの「超越論的弁証論」の構造」(『論集』第31号)など。
横田 祐美子(翻訳):日本学術振興会特別研究員DCを経て、立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員。立命館大学文学研究科博士後期課程修了。現代フランス哲学、フェミニズム。著書に『脱ぎ去りの思考──バタイユにおける思考のエロティシズム』(人文書院、2020年)、論文に「黒衣の娼婦と脱ぎ去りの思考──『内的体験』の鍵としての『マダム・エドワルダ』」(『関西フランス語フランス文学』第24号)など。

内容

核の脅威と地政学的緊張、環境破壊と地球温暖化──〈世界の終わり〉は、いまや宗教的預言でも科学的予測でもなく、今ここにあり身体的に知覚され経験されるカテゴリーである。〈世界の終わり〉まで生き延びるためではなく、〈世界の終わり〉とともに生きるために、政治的なもの、社会的なもの、人間的なものの交差する地点にあらわれる破局的主題と対峙し、近代の諸概念を根源的に問い直す哲学的挑戦。

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