講座・図書館情報学<2> 図書館概論
山本 順一 著
内容
目次
はじめに 第1章 図書館と図書館情報学 1 ʻ図書館ʼとは何か 2 図書館情報学という学問領域 コラム 種子のライブラリー 第2章 図書館の種類 1 国立図書館 2 公共図書館 3 大学図書館と学校図書館 4 専門図書館とさまざまな図書館 コラム トゥーソン・ハイ・マグネット・スクール 第3章 図書館の歴史 1 図書館の起源 2 グーテンベルクと活版印刷術 3 日米の図書館の歴史 コラム カーネギー・ライブラリー 第4章 図書館サービス 1 サービスの分類 2 アメリカにおける図書館サービスの分類 3 アメリカの公共図書館における行事・講座 コラム 犬への読み聞かせ(Read to a Dog) 第5章 図書館情報資料コレクションと組織化 1 図書館資料とは何か 2 情報資料の組織化 3 情報資源としてのインターネットと電子書籍 コラム 図書館所蔵図書のラベルの相違 第6章 図書館情報資料の利用と著作権制度 1 様々な情報資料とサービス 2 図書館におけるデジタル複製 3 図書館資料の保存 4 図書館資料と著作権制度 5 書籍、電子ジャーナルの利用・提供 6 アメリカのTEACH Actと日本の著作権法35条 7 アメリカ連邦著作権法における図書館とフェアユース コラム 大学図書館に設置されるスキャナーが持つ意味 第7章 「場としての図書館」と情報空間の拡張 1 期待される「場としての図書館」の役割 2 図書館とネットワーク 3 書誌ユーティリティ コラム 本を売る図書館 第8章 変化する出版産業とその流通 1 日本の出版流通 2 アメリカの出版流通 3 公共図書館と書店の関係 コラム 電子ジャーナルの利用を萎縮させるものはなにか 第9章 デジタル環境における情報知識の公開と共有 1 オープンアクセスへの動き 2 善意の電子図書館の普及 コラム 政府情報を市民と共有する仕組み 第10章 図書館の社会的責任と知的自由の保障 1 図書館の社会的責任 2 ʻ知的自由ʼの成り立ち 3 ʻ知的自由ʼ概念の構造 4 情報へのアクセスの自由と未成年者の利用について ——動画(資料)の提供とSSN利用 コラム 白い紙が巻かれた本 第11章 逼迫する財政と図書館経営 1 変革的リーダーシップとは何か 2 寄付とアドボカシー 3 制度化された補助金制度 4 図書館のガバナンスとマネジメント コラム 図書館への寄付 第12章 ライブラリアン像と図書館ではたらく人たち 1 ライブラリアン・司書・図書館員 2 期待されるʻエンベデッド・ライブラリアンʼ 3 ライブラリアンの倫理 コラム アメリカの図書館で働くということ 第13章 図書館情報学教育 1 アメリカの図書館情報学教育 2 ライブラリースクールの分布と現状 3 様々な教育プログラムと就職マーケット コラム テキストブック販売店 第14章 図書館の実務と理論に関わる組織団体 1 国際的機関 2 図書館協会と学術団体 コラム ライブラリースクールの営業活動 第15章 図書館の将来展望 1 アメリカの公共図書館の未来 2 豊かな近未来を実現するために コラム 変革を目指す図書館と現状適応の図書館の将来 資料 アメリカの図書館界の基本的な事実 索 引
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