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不確実性の人類学~デリバティブ金融時代の言語の失敗~
アルジュン・アパドゥライ
著
中川 理,
中空 萌
翻訳
発行年月 |
2020年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
6p,281p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/金融 |
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ISBN |
9784753103584 |
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商品コード |
1031642394 |
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NDC分類 |
338.01 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2020年06月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031642394 |
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著者紹介
アルジュン・アパドゥライ(著者):1949年,インドのボンベイ(現在のムンバイ)生まれ.シカゴ大学大学院博士課程修了,PhD.シカゴ大学,イェール大学などで教鞭を取り,現在,ニューヨーク大学メディア・文化・コミュニケーション学教授兼IPK(Institute for Public Knowledge)のシニア・フェロー.また,アメリカ芸術科学アカデミーの研究員を務める.専門は文化人類学,南アジア地域研究,文化理論.主な訳書に門田健一訳『さまよえる近代――グローバル化の文化研究』(2004年,平凡社),藤倉達郎訳『グリーバリゼーションと暴力――マイノリティーの恐怖』(2010年,世界思想社)がある.
中川 理(翻訳):1971年徳島県生まれ.大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学.博士(人間科学).現在,立教大学異文化コミュニケーション学部准教授.専門は,文化人類学.主な編著に,松村圭一郎/中川理/石井美保(編著)『文化人類学の思考法』(2019年,世界思想社),石井正子/中川理/マーク・カプリオ/奥野克巳(編著)『移動する人々:多様性から考える』(2019年,晃洋書房)などがある.
中空 萌(翻訳):1983年東京都生まれ.東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了.博士(学術).現在,広島大学大学院国際協力研究科講師.専門は,文化人類学,科学技術社会論.著書に『知的所有権の人類学:現代インドの生物資源をめぐる科学と在来知』(2019年,世界思想社)がある.主な論文に,2019 Making “Pluralistic” Health Systems: Documentation of “Folk” Ayurvedic Knowledge, In Local Health Traditions: Plurality and Marginality in South Asia, edited by Mishra, Arima, 189-207. Orient BlackSwan. などがある.
内容
国民国家の枠組みを超える、現代の金融市場を成り立たせるものとは何か。
著者である人類学者アパドゥライは、マックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』、エミール・デュルケームの『宗教生活の基本形態』などの資本主義研究及び儀礼研究の古典をひもときながら、現代金融市場の論理を分析する。
市場の「装置」と「エートス=不確実性の想像力」のずれに着目し、グローバル金融とデリバティブの論理に抗する「進歩的分人主義」の可能性を探求する、人類学的考察。