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加害者家族バッシング~世間学から考える~
佐藤直樹
著
発行年月 |
2020年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
190p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/社会問題・社会運動 |
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ISBN |
9784768458754 |
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商品コード |
1031343303 |
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NDC分類 |
368.6 |
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本の性格 |
学術書/学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2020年05月3週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2020/05/30 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031343303 |
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著者紹介
佐藤直樹(著者):1951年、宮城県仙台市生まれ。新潟大学人文学部法学科卒。新潟大学大学院修士課程修了。
九州大学大学院博士後期課程単位取得退学。
1999年、「日本世間学会」創立、初代代表幹事。九州工業大学名誉教授。
内容
欧米(特にキリスト教国)では、加害者家族がバッシングされることはあり得ない。何故、日本では加害者の家族が世間からバッシングを受け、時には自死に至るまで責められるのか。本書では世間学の観点に立ち、加害者家族へのバッシングの構造を、
①「世間」の構造
②なぜ、〈近代家族〉が定着しなかったか
③なぜ、犯罪率が低いのか
④なぜ、自殺率が高いのか
という角度から解き明かし、その背後にある、ニッポンの「世間」の閉塞感・息苦しさ・生きづらさを解除するための手がかりを探る。
なぜ加害者家族が自殺しなければいけないのか?
欧米には存在しない日本特有の概念「世間」に抵抗できない真因を追究!