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ジェンダーの比較映画史~「国家の物語」から「ディアスポラの物語」へ~
川口 恵子
著
発行年月 |
2010年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
539p |
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大きさ |
22 |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術 |
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ISBN |
9784779114625 |
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商品コード |
0110011385 |
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NDC分類 |
778.235 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2010年03月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0110011385 |
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著者紹介
川口 恵子(著者):[著者紹介]愛媛県生まれ。1980年、東京外国語大学外国語学部英米語学科卒業。1986年、ソルボンヌ大学大学院修士課程修了。2008年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、慶應義塾大学、青山学院大学、和洋女子大学で非常勤講師を務める。著書には『映画に学ぶ英語』(東洋書店)、『ゼロから話せるフランス語』(共著、三修社)等がある。
内容
「国家の物語」から「ディアスポラの物語」へ
資本主義の高度な発達によるグローバル化が加速した現代社会。猛烈に肥大化したハリウッド映画に代表された「映画理論」からも、グローバル化の陰で第三世界の国々に飛び火しつつある「ナショナリズムの論理」からも解放された、もうひとつの《空間》を作り出すことへの積極的な参画。本書の「映画読解行為」は新たな《闘いの場》を創造する。
(1)ナショナル・シネマとジェンダー(2)インディペンデント・トランスナショナル・シネマの可能性(3)植民地映画の系譜(4)フランス映画のアイデンティティ危機(5)植民地映画『望郷』分析(6)ベトナム革命映画の成立過程(7)南北分断のジェンダー化(8)革命映画とジェンダー(9)『インディア・ソング』アンヌ・マリー=ストレッテルの死(10)アイデンティティと政治性(11)白人植民ブルジョワ社会の終焉(12)声の導く時空間(13)『姓はヴェト、名はナム』政治的映画の製作(14)「ベトナム女性の声」の構築過程(15)国家とジェンダーの関係(16)声の中の「ホームランド」(17)ナショナル・シネマにおける国家/国民とジェンダー(18)新しい女性表象の創造。図版資料多数収載。