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ビスマルク時代のドイツ自由主義
大内 宏一
著
発行年月 |
2014年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
283p,25p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/政治学一般 |
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ISBN |
9784779120404 |
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商品コード |
1016074695 |
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NDC分類 |
312.34 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2014年10月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1016074695 |
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著者紹介
大内 宏一(著者):1946 年山形生まれ。早稲田大学第一文学部西洋史学専修卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程史学(西洋史)専攻単位取得退学。早稲田大学文学部助手、専任講師、助教授を経て、現在、文学学術院教授。主な著書は『ビスマルク/ドイツ帝国の建国者』(世界史リブレット人、山川出版社、2013 年)、主な訳書は、シュターデルマン『1848 年ドイツ革命史』(創文社、1978 年)、ガル『ビスマルク/白色革命家』(創文社、1988 年)。論文には「グスタフ・シュトレーゼマンの防禦の外交について」(『西洋史学』第92 号)、「1879 − 80 年のベルリン反ユダヤ論争について」(『ユダヤ世界と非ユダヤ世界』早稲田大学社会科学研究所)、「トライチュケと『政治史』」(『早稲田大学大学院文学研究科紀要』第29 輯)、「19 世紀ドイツにおける歴史学と市民階層—シュロッサー、ゲルヴィーヌス、そしてトライチュケ」(『早稲田大学大学院文学研究科紀要』第52 輯)等がある。
内容
国民自由党の歴史について明確な像を描くことは難しい。この党が消滅して百年近い時が経つが、本格的な党史は刊行されていない。それは、この党が基本的に議員団政党であって、一人ひとりが伝記的研究のテーマとなり得るような多様な人びとによって構成され、地域的な多様性を含むとともに、ビスマルク時代の多様な問題と関りあっていたことの結果と言える。本書は、国民自由党とそこに集った人びとが挙げた成果と限界を提示し、ビスマルク時代を中心とした第二帝制期ドイツの政治史の理解に寄与することを目指す。