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障害者排除の論理を超えて~津久井やまゆり園殺傷事件の深層を探る~
阿部芳久
著
発行年月 |
2019年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
254p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会保障・社会福祉・社会政策
/社会保障・社会福祉・社会政策 |
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ISBN |
9784826506946 |
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商品コード |
1029830271 |
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NDC分類 |
369.27 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2019年05月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029830271 |
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著者紹介
阿部芳久(著者):東北大学大学院教育学研究科修士課程修了(心身欠陥学専攻)。
宮城県立光明養護学校(教諭)、仙台市立荒町小学校(教諭、自閉症児の学級担任)を経て、東北福祉大学教授。
東北福祉大学在任中は、社会福祉学科長、認知症介護研究研修センター副センター長、特別支援教育研究センター長を兼任する。
現在、東北福祉大学名誉教授、NPO法人ひよこ会理事、発達支援ひろがりネット顧問。
著書に『入門 障害児教育の授業』『障害児教育 授業の設計』『知的障害児の特別支援教育入門』『知的障害を伴う自閉児の特別支援教育』(以上、日本文化科学社)、『はちみつレモンでバトンタッチ』(中央法規)、『詩集 奇異雑譚』(書肆山田)。
内容
2016年7月に勃発した津久井やまゆり園殺傷事件の背景には、障害者を「生きるに値しない生命」としてとらえる優生思想、障害者福祉を社会的コストと考える功利主義という短絡的思考が存在する。こうした障害者差別と優生思想は、現代日本でも間断的にキリスト者・曽野綾子の言動のように現れてくる。そして一般の夫婦にも、出生前診断によって生まれてくる生命を選別して障害を持って生まれてくる生命を否定する思考として広がりをみせてきた。
障害者の殺傷事件や強制不妊手術問題に内在する優生学・優生思想の現在を検証し、障害者は存在することに価値があるという思想の共有と共生社会の実現可能性を探る一つの試み。