台南文学~日本統治期台湾・台南の日本人作家群像~
大東 和重 著
著者紹介
内容
目次
序 章 鳳凰木の花咲く街で─日本統治期の台南文学 第一章 佐藤春夫「女誡扇綺譚」の台南─「廃市」と「査媒嫺」 第二章 前嶋信次の台南行脚─一九三〇年代の台南における歴史散歩 第三章 庄司総一『陳夫人』にいたる道─『三田文学』発表の諸作から日中戦争下の文学へ 第四章 西川満「赤嵌記」の台南─国姓爺物語と谷崎文学 第五章 國分直一の壺神巡礼─ハイブリッドな台湾の発見 第六章 新垣宏一と本島人の台南─台湾の二世として台南で文学と向き合う 終 章 鳳凰木の花散る街で─植民地の地方都市における文学の孤独 付 録 台南に住んで あとがき 日本統治期の台南市街図 人名索引
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