POSSE<vol.56> 春闘をアップデートせよ!非正規×インフレ危機
POSSE編集部,
龍井 葉二,
木下 武男,
今野 晴貴,
黒澤 幸一,
篠田 徹,
青木 耕太郎,
茂木 楓,
田所 真理子ジェイ,
黒川 伊織,
大澤 優真,
高橋 優希,
常見 陽平
著
発行年月 |
2024年03月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
175p |
---|
大きさ |
21cm |
---|
|
ジャンル |
和書/社会科学/経済学/労働経済・人口 |
---|
|
|
ISBN |
9784909237958 |
---|
|
商品コード |
1038306505 |
---|
NDC分類 |
366.05 |
---|
|
|
|
|
|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038306505 |
---|
内容
[特集]春闘をアップデートせよ! 非正規×インフレ危機
元 連合非正規労働センター長 龍井葉二
全労連事務局長 黒澤幸一
木下武男/篠田徹/今野晴貴
物価高騰が止まらないなか、改めて「春闘」が注目されている。しかし、日本の労働組合の代名詞となってきたはずの春闘は、かつての姿から大きく変わってしまっている。政府が経営者に賃上げを要請する「官製春闘」が定着してすでに10年が経過し、大企業からは続々と「大幅な賃上げ」が発表されている。なかには組合の要求を待たずに早々にベースアップがリークされたり、組合要求を上回る数字を発表したりする大手企業も相次いでいる。春闘を主導するのは政治や経営者だと言わんばかりの状況だ。
だが、賃上げに非正規雇用労働者の待遇改善は含まれているのだろうか? その額は実質賃金を踏まえても高水準なのだろうか? この賃上げ「ブーム」は持続するのだろうか?
いまこそ、春闘によって労働組合が存在意義を発揮すべきときだ。「非正規春闘」のような新たな取り組みも台頭している。本特集では、春闘の歴史的な経緯や背景、アメリカの賃上げストライキの動向、日本の労働市場の現状や非正規春闘の実践を踏まえつつ、春闘をつうじた労働組合の未来を考えていきたい。