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〈眠り病〉は眠らない: 日本発!アフリカを救う新薬 (岩波科学ライブラリー 140) 単行本 – 2008/1/30

5.0 5つ星のうち5.0 3個の評価

難病の歴史と国産新薬開発のゆくえを追う
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (2008/1/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/1/30
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 106ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4000074806
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4000074803
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 3個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アフリカの風土病、ツェツェバエ、という言葉は知っていたが、この本でよく理解できた。ツェツェバエが牧畜等の人の活動に大きな影響を与えていることが分かった。このハエが南アジア、東南アジア、南アメリカに移植しないよう祈らずにはいられない。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
皆様はアフリカ睡眠病というアフリカで発生している感染症をご存知でしょうか?
これはトリパノソーマという原虫が体内に侵入することで生じる寄生虫感染症です。本書はこの睡眠病の現状、研究の歴史、現在の日本の研究グループの新薬開発を紹介したものです。

アフリカ大陸では数十万人が感染し致死的ですが、この感染症がアフリカに限局していること、この感染症の薬剤は利益が望めないことから、neglected disease(顧みられない病気)と呼ばれています。この注目されない病気ですが、家畜などの動物にも罹り、健康被害の他に、農耕などの経済的活動にも影響が大きくアフリカで問題となっています。この人間活動の大きな障害は最近始まったものではなく、先史時代から存在しており、例えばアフリカ大陸への家畜の伝播は、このトリパノソーマ汚染地域を逃れるように広がったことは明確で、この病気と人間の文化や文明などの関連も興味深いものです。このような関連はジャレイド・ダイアモンドが名著「銃・病原菌・鉄」で指摘しているもので、アフリカ大陸での一例として面白い。

本書ではこのような現状の解説に加え、研究の歴史の説明も詳しい。原因となるトリパノソーマ原虫ですが、ロベルト・コッホもこの感染症に注目し、志賀潔・秦佐八郎らと共に研究を行った化学療法の父であるパウル・エールリッヒもこのトリパノソーマの研究を発展させ、梅毒の初めての治療薬サルバルサンを開発しノーベル賞を獲得しましたし、最近では生物学で「RNA編集」という現象が知られているのですが、これもトリパノソーマで初めて見つかった現象です。
本書は、国際貢献、文化人類学、アフリカ諸国、感染症、医学・薬学・生物学などに興味ある人たちには一読の価値があると思います。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年12月3日に日本でレビュー済み
日本で開発され地球規模で病気の治療に貢献している薬の代表には、大村 智 (北
里研究所所長) が開発された腸内寄生虫に対する薬「イバメクチン」と遠藤 章
(東京農工大学名誉教授) が三共製薬株式会社在職中に開発されたコレステロール
低下薬「スタチン」がある。ところが、残念ながら、なんと「鳶 (とんび) に油
揚げをひっさらわれる」はめに陥った! 実際に医薬品として最初に実用化した
のはいずれも、米国の製薬会社「メルク」だった。

これに対してアフリカ睡眠病の「新しい」治療薬「アスコフラノン」は、発見か
ら医薬品として実用化までの全てが日本で進められている「純国産」ものである。私の大学時代の後輩、北 潔 (東大医学部教授) らと「アリジェン」製薬が「日本発」の実用化に目下取り組んでいる。それでは、ツェツェバエが媒介する原虫「トリパノゾーマ」由来の死を招く「睡眠病」とは、一体何だろうか? この恐ろしい難病と、その新しい治療薬の発見と開発研究の歴史を一般大衆向けにまとめたのが、その本である。

忘れられかけているアフリカの「睡眠病」の患者たちを日本人の手で救おう! と
いうヒューマニズムにあふれた発想から出発して、元来「制癌剤」として開発さ
れつつあった抗生物質を、睡眠病の新しい特効薬として開発 (実用化) し直すユ
ニークな研究プロジェクトについて綴った物語 (実話) である。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート