勉強するときに意識、無意識にやってるべきことを学術的に述べた本で、即実践用となるかと思いますが、
進学校生徒とは言え、この本の内容を理解してるとは思えない。この本で述べていることは心理学的見地なので
無意識にしていることはあれど、心理学的に自分を分析できているとは思えません。
従って、勉強への取り組み方がわからない子や、普段していることの有効性を自覚して自信を持つにはいい本です。
無意識を自覚することでより効果がありますが、書き方が学術的なので、とっつきにくいかも知れませんね。
でもおすすめです。
この内容を噛み砕いて、授業や指導に使うと生徒さんは目から鱗でしょう。教師のネタ本ですね。
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勉強法の科学――心理学から学習を探る (岩波科学ライブラリー) 単行本(ソフトカバー) – 2013/8/7
市川 伸一
(著)
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どうしたら上手く覚えられる? やる気を出すにはどうする?――自分に合った勉強法の見つけ方を、教育心理学者が手ほどきします。人間の記憶のしくみや理解するときの知識の使われ方などを知れば、コツがつかめて勉強が楽しくなります。受験に役立つと大好評の『心理学から学習をみなおす』の待望の改訂版。
- 本の長さ128ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2013/8/7
- 寸法13.5 x 1.1 x 19.5 cm
- ISBN-104000296116
- ISBN-13978-4000296113
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2013/8/7)
- 発売日 : 2013/8/7
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 128ページ
- ISBN-10 : 4000296116
- ISBN-13 : 978-4000296113
- 寸法 : 13.5 x 1.1 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 196,959位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2014年3月9日に日本でレビュー済み
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当たり前のことが書かれているだけだが、子供自身に気付かせるという意味では良い内容ではないか。
進学校に通う様なお子さんの居る家庭であれば、普通にできていることだとは思う。
夏休みなどの長期休暇前、或は学年の早いうちに、本に書かれている内容を実践できる様にすると成果は出てくるかも。
進学校に通う様なお子さんの居る家庭であれば、普通にできていることだとは思う。
夏休みなどの長期休暇前、或は学年の早いうちに、本に書かれている内容を実践できる様にすると成果は出てくるかも。
2018年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
勉強の勉強をする本です。この本に似つかわしい内容を英語の専門書で学習しました。もっと、こんな柔軟な思考ができる学生が増えればいいのに、と思うが、この本に書いてあるような思考回路は、学生が自分に興味のある内容を学習するときしか機能しないのですよね、、、。自分が本当に必要なときにこの様なものの考え方ができないから、苦手教科とか、赤点とかいう言葉が学校にはつきものなのでしょうね。
わかっているなら、苦労しないんですよ。できないから悩んでいるんです。本一冊ですべてが解決するなら、今頃、みんなエリートです。
わかっているなら、苦労しないんですよ。できないから悩んでいるんです。本一冊ですべてが解決するなら、今頃、みんなエリートです。
2017年3月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
基本的な学びの仕組を手っ取り早く把握するには最適な本だと思います。
2014年6月19日に日本でレビュー済み
本書のあとがきに来歴が書いてある。まず、教職を志す大学生のために
『学習と教育の心理学』
を著したのが1995年。その内容を元に岩波書店主催で高校生向けに講演会を行い、その講義録をまとめ直した
『心理学から学習をみなおす』
が1998年。これが一部で根強い人気を得ながらもいつしか版が途切れてしまい、そこで全面的に書き直して生まれたのが本書である。当該あとがきでは、「理論編」である本書と、国語・数学・英語といった各論の「実践編」である
『勉強法が変わる本──心理学からのアドバイス』
との並読を勧めている。
※なお、『学習と教育の心理学』は2011年に 増補版 が出ている。
なので、最初の本で教育学の授業を受けたという元大学生(私もそうだ)にとっては既出のことばかりである。内容自体も常識に照らし合わせてごく普通のことばかりなので、高校生でも比較的優秀な人たちなら経験的に知っている。そういう人にとっては、自分の勉強法がただの経験則ではなく理論や実験で裏打ちされている、というニュースを知る以上の意味はないだろう。
ただ、そういった経験則を不幸にして人生の中で学びそこねて、教科書に書いてある知識が無味乾燥で全く記憶に残らない、いくら理屈を言われてもちんぷんかんぷんで理解できない、という状況にあえいでいる落ちこぼれ組の中高生は、いったんその我流の勉強の手を止めて、是非とも本書に従って徹底的に勉強法を見直してほしい。どこがどう間違っていたのかを反省しながら読むと効果的だ。
あるいは、あなたが中学受験を控えたお子さんの親で、受験戦争勝利へのゴールテープが見えてこない場合も、親子三人して本書を手にとってほしい。きっと劇的に成績が上がるはずだ。
いつだったか忘れたが、ある予備校講師がテレビで語っていた言葉に「努力とはベクトル量である」というものがある。つまり、進むべき方向を向いて正しく努力していればその努力は報われるが、方向が間違っていればいくら努力しても結果は出ないのである。(高校の数学でベクトルを習ったという人へ。直角に交わるベクトルの内積はどうなるんでしたっけ?)本書は、その正しい「進むべき方向」を知るための道しるべのひとつである。
※なお、『学習と教育の心理学』は2011年に 増補版 が出ている。
なので、最初の本で教育学の授業を受けたという元大学生(私もそうだ)にとっては既出のことばかりである。内容自体も常識に照らし合わせてごく普通のことばかりなので、高校生でも比較的優秀な人たちなら経験的に知っている。そういう人にとっては、自分の勉強法がただの経験則ではなく理論や実験で裏打ちされている、というニュースを知る以上の意味はないだろう。
ただ、そういった経験則を不幸にして人生の中で学びそこねて、教科書に書いてある知識が無味乾燥で全く記憶に残らない、いくら理屈を言われてもちんぷんかんぷんで理解できない、という状況にあえいでいる落ちこぼれ組の中高生は、いったんその我流の勉強の手を止めて、是非とも本書に従って徹底的に勉強法を見直してほしい。どこがどう間違っていたのかを反省しながら読むと効果的だ。
あるいは、あなたが中学受験を控えたお子さんの親で、受験戦争勝利へのゴールテープが見えてこない場合も、親子三人して本書を手にとってほしい。きっと劇的に成績が上がるはずだ。
いつだったか忘れたが、ある予備校講師がテレビで語っていた言葉に「努力とはベクトル量である」というものがある。つまり、進むべき方向を向いて正しく努力していればその努力は報われるが、方向が間違っていればいくら努力しても結果は出ないのである。(高校の数学でベクトルを習ったという人へ。直角に交わるベクトルの内積はどうなるんでしたっけ?)本書は、その正しい「進むべき方向」を知るための道しるべのひとつである。
2013年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
心理学は初心者です。今まで意識しないでやっていたことをしっかりと言葉で説明してくれる内容です。なるほどと思う部分もありますが、基本的には「知っていること」の方が多かったです。
2021年8月2日に日本でレビュー済み
人間の学びについて、記憶、推論、問題解決、意味理解などの働きを説明し、その学習の統合プロセスを心理学的な知見から解説した本。
勉強の実践の為の本は「勉強法が変わる本―心理学からのアドバイス (岩波ジュニア新書)」という本が出版されている。
モチベーション理論が書かれている事を私は期待したが「結果期待」「効力期待」「動機づけ」「学習性無力感」等は触れる程度で詳しくはない。
勉強や学びの渦中にある方が「勉強とはどのような原理で行われているのだろう?」と考える、その知的好奇心を満たしてくれる内容だと思う。
勉強の実践の為の本は「勉強法が変わる本―心理学からのアドバイス (岩波ジュニア新書)」という本が出版されている。
モチベーション理論が書かれている事を私は期待したが「結果期待」「効力期待」「動機づけ」「学習性無力感」等は触れる程度で詳しくはない。
勉強や学びの渦中にある方が「勉強とはどのような原理で行われているのだろう?」と考える、その知的好奇心を満たしてくれる内容だと思う。