無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
天体の回転について (岩波文庫 青 905-1) 文庫 – 1953/5/5
コペルニクス自身のつけた表題は『回転論』だったが、校正にあたったオジアンダーか版元が『天球回転論』に変えてしまった。コペルニクスは惑星は天球という透明な殻に固定されていると考えていたから、『天球回転論』でも間違ってはいない。岩波文庫の矢島祐利訳は『天体の回転について』になっているが、天体の回転にするのは無理である
- 本の長さ153ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1953/5/5
- ISBN-104003390512
- ISBN-13978-4003390511
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1953/5/5)
- 発売日 : 1953/5/5
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 153ページ
- ISBN-10 : 4003390512
- ISBN-13 : 978-4003390511
- Amazon 売れ筋ランキング: - 255,618位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,766位岩波文庫
- - 25,316位科学・テクノロジー (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
9グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年9月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すぐにきれいな商品が届きました。ありがとうございました。
2020年4月11日に日本でレビュー済み
"最も聖なる父よ。或る人々は天体の回転についての書のなかで私が地球に運動を唱えていることを聞きますならば、さような意見をいただいている私は直ちに罰せられなければならないと言って騒ぎ出すであろうことを私はよく存じています"1543年発刊の本書は地動説を唱えて天文学を革命した近代科学の出発点的一冊。
個人的には、仕方がないとは言え日増しに同調圧力が強まってくる現在、発表当時【キリスト教的に大多数で常識とされた天動説】に非難される事を充分に承知で異論を唱えた本書に勝手な共感を感じて手にとりました。
さて、そんな本書は著者の自筆原稿をもとに、全六巻のうち第一巻の部分訳として、当時は【医術と密接に結びついていた占星術で需要があった】天文学の書として、プトレマイオスの宇宙論の誤りを指摘しつつ、地動説が古代ギリシャのピタゴラス派でも提唱されていたとして、自説を展開していくわけですが。思った以上に【丁寧かつアカデミックな文章】に、勝手に過激なイメージを先入観として持っていたことから驚かされました。
また、本書は本文60ページに対して【同じくらいの分量の解説がついていて】中世学問の多くがアリストテレスに従って解説することばかりになっていた事や、著者以前の宇宙論の展開についても説明されていて、天文学は専門でない私にとっては【知識の補完的に】とても助かりました。そして本書からケプラーの法則やガリレオ・ガリレオ裁判に繋がっていくのだな。と知の文脈連鎖に思いを馳せたり。
大多数の意見とは違っても『それでも』と発言する勇気をもらいたい人、あるいは天文学好きな方へオススメ。
個人的には、仕方がないとは言え日増しに同調圧力が強まってくる現在、発表当時【キリスト教的に大多数で常識とされた天動説】に非難される事を充分に承知で異論を唱えた本書に勝手な共感を感じて手にとりました。
さて、そんな本書は著者の自筆原稿をもとに、全六巻のうち第一巻の部分訳として、当時は【医術と密接に結びついていた占星術で需要があった】天文学の書として、プトレマイオスの宇宙論の誤りを指摘しつつ、地動説が古代ギリシャのピタゴラス派でも提唱されていたとして、自説を展開していくわけですが。思った以上に【丁寧かつアカデミックな文章】に、勝手に過激なイメージを先入観として持っていたことから驚かされました。
また、本書は本文60ページに対して【同じくらいの分量の解説がついていて】中世学問の多くがアリストテレスに従って解説することばかりになっていた事や、著者以前の宇宙論の展開についても説明されていて、天文学は専門でない私にとっては【知識の補完的に】とても助かりました。そして本書からケプラーの法則やガリレオ・ガリレオ裁判に繋がっていくのだな。と知の文脈連鎖に思いを馳せたり。
大多数の意見とは違っても『それでも』と発言する勇気をもらいたい人、あるいは天文学好きな方へオススメ。
2019年12月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いろいろな逸話は有名ですが、肝心の中身は見たことがありませんでした。改めて読んでみたくなりまして、購入しました。読んでみると、当時の著者の想いが感じられる様でした。自分の説に対する絶対の自信とそれを発表した時の反動と様々な反発に対する配慮がそのまま残ってる感じがしました。
とても面白く読ませていただきました。
とても面白く読ませていただきました。
2019年4月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コペルニクスが、「惑星が太陽を回る」証拠を、小学生でもわかるように解説していたことが確認できた。
(高名な天文学者が、「コペルニクスは地動説の具体的な証拠を挙げていなかった」ことの反証を見つけた。
(高名な天文学者が、「コペルニクスは地動説の具体的な証拠を挙げていなかった」ことの反証を見つけた。