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民主主義の本質と価値 他一篇 (岩波文庫) 文庫 – 2015/1/17

4.9 5つ星のうち4.9 35個の評価

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「自由の理念は破壊不可能なものである」。純粋法学の創始者ハンス・ケルゼン(1881―1973)の代表作。相対主義に立つ世界観と現実主義的知性から、議会制民主主義は「自由」の最大化を実現する国家形態であるとして擁護し、絶対的価値の想定にもとづく独裁を批判する。民主主義の危機が切迫した1929年刊。(新訳)
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (2015/1/17)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2015/1/17
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 208ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4003900014
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4003900017
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.5 x 0.9 x 15 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.9 5つ星のうち4.9 35個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
薄くて読みやすいわりに、奥が非常に深い、とても良い本です。
細かな内容は他の皆様がレビューで買いてくださってますので、単純な私事だけ書きます。
私の近所の高齢者は、たまに「民主主義の方が良い」「中国はダメだ」と根拠もなく言います。そして「今度の選挙では○○党の△△△に」とまるで強制するかのような発言をします。そこに、理由はありません。これが、令和日本の政治に関する現状です。正直、高齢者の政治に関するお話は勘弁してほしいです。民主主義の意味する自由を変えてしまう、恐ろしい与太話ですもん。
一方、日本の政治では、ロシアのウクライナ侵攻から1年、選挙のたびに各党「ロシアの侵攻を許すな!」と言ってました。2年経つと、マスコミ界も侵攻について沈黙し始め、各党そうした発言はなくなりました。戦争は続いてます。これが、日本の政治です。
で、私は思うのです。義務教育の小学生から「英語」だとか「プログラミング」やるヒマがあれば、ケルゼンのこの書籍を読み聞かせてやるべきだ、と。はるか昔の生まれである私は、できるなら政治を学ぶ中学3年のときにでも読みたかったです。
そして今、思うこと。試しに中国やロシアにも一度移住し、その政治を体験してみたい、ということです。そうでもしないと、政治の違いだとか主義の良し悪しだとか、一生、分からないと考えてます。
2024年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
〇 「民主主義」という言葉は、みんなが都合のいいように使うので、その核心にあるものが何なのかよくわからなくなっている。そこで不純物を取り除いて民主主義と言う概念の素顔を明らかにしてみせよう、というのがこの本の趣旨。その狙いは見事に成功している。

〇 第一に長くないところがいい。本文120ページ弱。長々しい議論はせずに、大事なことだけを簡潔に言い当てている。第二に民主主義の基本思想と、それが現実に適用されるときの姿とをはっきり区別しているところがいい。たとえば、基本思想(イデオロギー)においては甲だが、現実の社会に適用されると甲は乙に変形される、という具合だ。この区別によって下手をすれば頭の中が混乱しそうなところがすっきりと整理される。

〇 本書によれば、民主主義の出発点は、人として根源的な欲求である「自由」の確保にある。社会を形成するようになると人は一定の秩序に従わなければならないのでその分だけ自由を失うが、その失った分は秩序を作る過程に参加することで埋め合わせようとする。ところがどんな秩序を作るかで必ずしも意見は一致しない。そのような時に自由を最大限尊重した意志決定方式は多数決である・・・以上のことから、「自由」、「政治に参加する権利」、「多数決原理」が民主主義の核心であることがわかる。近代国家のような大規模複雑社会になると、これに「議会」と「政党」が加わる。

〇 もうひとつ見逃せないのは最後の第10章の議論。民主主義は意思決定の方法に関するものであって、意思決定の内容の正しさは保証しないのだと言う。そもそも「人は絶対的真実や価値を知ることはできない。だからある意見についてもそれが正しいかどうかは決められない」という信念から、「もし過半数が賛成するのであれば、それだけでその意見を受け入れよう」とするのが民主主義なのだと言う。素顔の民主主義は謙虚で正直で慎ましやかなのだ。

〇 巻末付録の小論「民主主義の擁護」はこの第10章の議論を熱を込めて切羽詰まった言葉でくりかえしている。3年でドイツの状況は悪化していまや民主主義は危機に瀕しているらしい。胸に迫る感動的な文章である。

〇 翻訳は明晰でとてもわかりやすい。

■本書のポイントをわたしなりに整理すると次のとおりです。長文ですがよろしければご覧ください::

(自由)
・・民主主義の主原理は、人の根源的な欲求である「自由」の実現で、これに「平等」も加味される。
・・「自由」とは、他者に支配されたくない(=平等も意味する)ということである。しかし社会を形成すると秩序は不可欠であり成員は秩序には服せざるをえない。それならば秩序の形成に参加したい、「自分が作った秩序に服従する」のであれば納得できるということになる。「自分による自分の支配」つまりは「国民主権」である。「支配からの自由」は「政治に参加する自由」へと転換を遂げたのである。

(国民)
・・ただし「国民主権」とはいうものの、「支配する国民」は抽象的な国家人格であるのに対して、「支配される国民」は生身の自分である。また「支配される国民」は全員を含むが、「支配する国民」は参政権者に限られる。そもそも、思想や価値が共有され共通の利害をもつ「国民」が実際に存在するわけではない。その意味で「自分による自分の支配」は擬制であることに注意を要する。
・・さらに参政権者のうち、実際にこの権利を行使している者はさらに少なく、他者の言動に盲従する大衆も多いから自分で考え自分で判断している者はきわめて少数である。こうした国民の実態のもとでは人々をまとめる「政党」の役割は大きい。政党なしに民主主義は考えられないほどで、「民主制は多数政党制である」と言ってもよう。こうなると、民主主義を徹底するためには、寡頭支配・専制支配の傾向がある政党内の意思形成の民主化もきわめて重要な課題となる。

(議会)
・・現代社会において直接民主制は不可能であるから、議会制とならざるを得ない。参政権に転換した「自由」は、ここでさらに投票権となるのである。
・・「議会制」とは、「選挙でえらばれた議会において多数決原理によって拘束力ある国家意思を形成すること」である。もともとの自由は、多数決原理と間接的意思形成によって縮減されている。それでも「議会の意思=国民の意思」とみなされるのである(代表の擬制)。
・・これに対しては、擬制が過ぎるのではないかという疑問もあろうが、①議会制以外に現実的な方法が考えられないこと、②直接民主制では極端な結論に振れるところ局面で、議会制が理性的中道的な意思決定を行ってきたという実績があること、から正当化される。また、「国家意思の形成」といってもそれは社会の秩序を作るという専門知識を要する仕事なのであるから、どのみち分業化は避けられないのだ、その結果が議会制なのだ、と考えることもできる。
・・議会制に対して国民から疎遠だという批判があり得る。これに対しては、国民投票制、国民発案、政党による議員の統制、を導入すればよい。また、不逮捕特権、選挙民に対する無答責などの特権は廃止してもよい。さらに選挙民または政党による議員の解任権も考えられる

(多数決原理)
・・多数決原理については、多数者による少数者の一方的で固定的な支配を生むものだとの批判があるが、そうではない。むしろ少数者保護に資するものである。
・・多数決原理は、バラバラの議員たちを、特定の論点について賛成派と反対派の二派に整理したうえで決着をつける。第一にその過程で多数派と少数派の間で調整や妥協が行われる。また、次の論点では改めて賛成派と反対派が形成されるので、一定の多数派グループが少数派グループを一方的永続的に支配することにはならない。
・・さらに重要事項について特別多数を要すると決めれば、多数派は少数派を取り込むために妥協せざるを得なくなる。
・・こうした多数決原理の性質を考慮すると、次のことが言える:
(1) 議員選挙は比例代表制がよい。選挙母体の要素が議員たちにほぼ反映されているから、ここには敗者はいない。比例代表制で選ばれた議会は全員一致で選ばれたものだと言える。民主主義のイデオロギーとうまく接合する。
(2) 一定の議事妨害は妥協のための活動として容認される。
(3) 調整と妥協は言語と文化が共有されていることが前提となるから、多民族国家や世界レベルにおける意思決定では多数決原理はうまく機能しない。

(行政と司法の民主化)
・・行政と司法は立法機関の意思決定を執行するものだから、脱政治化が必要で、専門化し分業した官僚制が適している。権力分立は必然である。もし民主化しようとするならば、行政・司法の責任者の任命が精々だろう。

(民主主義と世界観)
・・民主主義は社会秩序を創造する一つの方法に過ぎない。秩序の内容については何も保証していない。多数決原理で決めた国家意思は常に正しいかといえば決してそうではない。この点をどう考えるべきだろうか。
・・民主主義が前提としているのは、「人は絶対的真理・価値を知り得る」という信念ではなく、「人は相対的真理・価値しか知ることができない」という信念である。だから常に謙虚で、自分が間違っている可能性、他人が正しい可能性を否定しない。万人の主張に主張する機会は平等に与え、妥協と調整は当然のことと考え、過半数が賛成しているという事実以上にその選択の正しさを証明する方法を知らない。民主主義とはこうした相対主義の表現であり、絶対主義の対立者なのである。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年2月26日に日本でレビュー済み
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我々は平等なはずである。隣人に支配されたくはない。
しかし、社会は支配がなければ成立しない。
だから、我々は平等に支配されればいい。架空の支配者を作る。
その架空の支配者はどのようにコントロールするべきか。
それでは政党とはどのような機能を持つ単位なのか。

民主主義について議論している人間の屁理屈は、ほとんど本書によって解決されるのではないだろうか。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
カール・シュミット氏のワイマール体制下における著作を一通り読みましたので、
今度は、議会主義を擁護する立場からの著作を読みたいと思い、本書を購入致しました。
(読了はしておりませんので、序盤~中盤のみの感想です)

ハンス・ケルゼン氏の著書における優れた点として、議会制民主主義国家が
いかなる考え方の元に運営を行うのか、丁寧に確認を行ってくれていることです。

現代においては、選挙結果を嘆いて「民主主義は死んだ」と言う方がおられると
伝え聞きますが、ケルゼン氏は「政党」こそが議会主義に必要不可欠の
要件であると解説されており、つまり選挙において多数派を占めた政党が
内閣を組織し、立法府において主導権を握るのは、議会制民主主義において
至極当たり前のことと述べられています。これは誰でも知っていることですね。

自由主義と民主主義の関係についても言及があり、議会制民主主義国家が
機能するためには、国民が法律で許される範囲内で、自由である必要が
あると説かれています。自然的自由まで許容すれば、暴力で有権者を脅す、
あるいは直接に議会を乗っ取る・破壊するといった行為がまかり通り、
これは議会制民主主義国家とは言えません。単なる無法地帯です。

では議会主義の目的とするところはどこか。ケルゼン氏は
「可能な限り、国民の自由と権利を拡大すること」と説いています。
これは自然的自由では無く、例えば移動の自由・学問の自由、
表現の自由・思想信条の自由と言った、あくまで他者の
自由と権利を侵害しない範囲における自由です。

権利は、主に議会に関する事です。つまり、
「殆どの国民は、何年かに一度の投票時にのみ、議会へ権利を行使出来る」
という、間接制民主主義が抱える、政治に直接参加する
機会の乏しさを、如何に克服していくかと言う課題です。
ケルゼン氏は、新立法や重大な政治的決定に際して、
国民投票を行えるようにすることを推奨されています。

上述した内容は、全て日本国憲法に包含されておりますので、
日本は議会制民主主義国家と言えることが分かりました。

ここからは、是非触れていて欲しい内容について願望を書きます。
・マスメディアと世論の形成について
・マスメディアと資本のつながりについて
・マスメディアと外国のつながりについて

20世紀は、新聞とテレビが圧倒的な影響力を持つ時代でした。
ところで両者に共通するのは、スポンサーが必要なことで、
それは民間資本でもいいし、本国・外国政府の予算でも良いわけです。
このこと自体は何の問題もありません。あるマスメディアは、
どこの誰の意を汲んで報道内容を決めるのか。これは
議会制民主主義国家において、極めて重い意味を持ちます。

有権者と議会は資本に勝てるのか。少なくとも対等の関係を
築くことは出来るのか。その挑戦が共産主義革命でしたが、
ソ連は破綻し、生き残っている国は資本に舵を切っています。

本書の中後半が楽しみです。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年7月23日に日本でレビュー済み
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ルソーの自由論をもとに、自由の定義を作り、その上にケルゼンの仮説を積み立てて、いく。
そこでたどり着く「民主主義においての本当の自由とは、投票の瞬間のみ」という把握が興味深い。
多数決のありように少数派に目を向けているところは「投票」というものの結果よりもプロセスの重要性や、1回で終わるものではない、ということを示唆してくれる。
政治の話ではなくても、5人の家族、10名の小さい会社、コミュニティ、あらゆるところで、踏まえておきたい考え方が書かれている。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年9月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書籍自体は、当初の説明通りで、全く問題ありませんでした。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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