石川はベトナムを撮り、甲子園を撮った。両者を石川につないだのは、沖縄だ。石川は沖縄生まれ。在日沖縄人と自称する。もちろん、沖縄も撮った。
石川は祖母から沖縄戦を聞いた。その話は石川が目撃したベトナム戦下の民衆の悲劇と重なった。これが戦争観の原点となる。「戦争は命を奪う。個人、公共の財産、文化財、自然を破壊する。軍隊は民衆を守らない」(p.12)。まさに、沖縄民衆とベトナム民衆の証言にほかならない。
けれども、ベトナム民衆を殺傷するB52は沖縄の基地から飛び立つのだった。沖縄民衆から奪った土地に建てられた基地から。ベトナム戦争で荒廃した兵士たちは沖縄民衆に対して言語道断の犯罪をなした。
米軍は圧倒的にまさる軍事力を持っていたが、ベトナム民衆に勝つことはできなかった。安倍政権と沖縄民衆のあいだにも同じ構図を石川は預言する。「不正義に勝利はない」(p.200)。
石川はフリーでベトナム取材後、朝日新聞社に入り、甲子園で取材する。終戦記念日の正午、球児は黙祷する。沖縄の選手は力いっぱいに目を閉じて、祈った。そして、目を開けて、試合再開。けれども、三振。投手の球が見えにくかったと言う。「私は、沖縄は甲子園においても戦争の影響をうけたのだなあと思った」(p.210)。その二か月後、石川は本多勝一とともに北ベトナムへ。その後、ベトナム取材と甲子園取材を繰り返す。石川は今、本多の故郷、長野に住む。
「沖縄戦では大勢の子どもたちが傷つき死んでいった。私もベトナムをはじめいろいろな国の戦場で子どもたちが死んでいく様子、親やきょうだいを失って悲しむ状況を見てきた」(p.226)。
沖縄の人びとは平和な島を望んだ。けれども、日本は沖縄を戦場にしてしまい、米軍基地にしてしまい、米軍はここからベトナムを攻撃した。その70年の風景がこの本にはつづられている。
今、オール沖縄で、辺野古の新基地建設に反対している。オール日本こそが、そうならねばならない。
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フォト・ストーリー 沖縄の70年 (岩波新書) 新書 – 2015/4/22
石川 文洋
(著)
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1938年に沖縄に生まれ、幼い頃に本土に移住した著者は、ベトナム戦争の従軍カメラマンとして、沖縄の復帰と基地を取材した。以後、沖縄戦を経験しなかったことに「後ろめたさ」を抱きながら、沖縄について考え続け、撮り続けてきた著者が、70年の歴史を、戦争と基地を軸に描き出す。(カラー写真多数)
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2015/4/22
- 寸法11.5 x 1.1 x 17.5 cm
- ISBN-104004315433
- ISBN-13978-4004315438
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商品の説明
著者について
石川文洋(いしかわ・ぶんよう)
1938年沖縄県那覇市首里に生まれる。1959~62年毎日映画社。1964年香港のスタジオ勤務。1965年1月~68年12月ベトナムに滞在。アメリカ軍、サイゴン政府軍に同行取材。帰国後、朝日新聞出版局のカメラマンとなる。1984年からフリーのカメラマン。著書に『戦場カメラマン』(朝日文庫)、『てくてくカメラ紀行』、灰谷健次郎と共著『アジアを歩く』(以上、枻文庫)、『戦争はなぜ起こるのか―石川文洋のアフガニスタン』(冬青社)、『私が見た戦争』『命どぅ宝・戦争と人生を語る』(以上、新日本出版社)、『日本縦断 徒歩の旅―65歳の挑戦』『カラー版 ベトナム 戦争と平和』 『カラー版 四国八十八カ所―わたしの遍路旅』(以上、岩波新書)ほか。
1938年沖縄県那覇市首里に生まれる。1959~62年毎日映画社。1964年香港のスタジオ勤務。1965年1月~68年12月ベトナムに滞在。アメリカ軍、サイゴン政府軍に同行取材。帰国後、朝日新聞出版局のカメラマンとなる。1984年からフリーのカメラマン。著書に『戦場カメラマン』(朝日文庫)、『てくてくカメラ紀行』、灰谷健次郎と共著『アジアを歩く』(以上、枻文庫)、『戦争はなぜ起こるのか―石川文洋のアフガニスタン』(冬青社)、『私が見た戦争』『命どぅ宝・戦争と人生を語る』(以上、新日本出版社)、『日本縦断 徒歩の旅―65歳の挑戦』『カラー版 ベトナム 戦争と平和』 『カラー版 四国八十八カ所―わたしの遍路旅』(以上、岩波新書)ほか。
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2015/4/22)
- 発売日 : 2015/4/22
- 言語 : 日本語
- 新書 : 256ページ
- ISBN-10 : 4004315433
- ISBN-13 : 978-4004315438
- 寸法 : 11.5 x 1.1 x 17.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 787,832位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 157位九州・沖縄の日本史
- - 1,394位東洋史
- - 1,440位日本史ノンフィクション
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年6月20日に日本でレビュー済み
著者の石川文洋は沖縄生まれの報道写真家。
4歳で本土に移住したが、自らは「在日沖縄人」であり、「琉球王国の成立、薩摩藩の侵略、琉球併合、沖縄戦、米軍基地といった沖縄の歴史は、私にとっての歴史」といい、戦後70年の沖縄の歴史について、「皇民化教育、本土防衛のための捨石とされた沖縄戦、日本独立のため沖縄を切り捨てたサンフランシスコ条約調印、本土復帰後の安保条約と米軍の押しつけ・・・最近も沖縄人の民意を無視したオスプレイの強行配備、辺野古新基地建設と東村・高江のヘリパッド基地建設の進め方に怒りを覚えている」と沖縄の人々の思いを代弁する。
本書で著者は、沖縄戦や、サイパンなどの南洋諸島に移住した沖縄の人々の戦争中の体験については、多くの生存者にインタビューを行っているが、米軍に追い詰められて、親が子供を手にかけざるを得なかった数々の話には、胸を締め付けられる。
また、戦後については、沖縄の基地からB52が次々と飛び立っていったベトナム戦争、無条件の本土復帰を目指したゼネスト、1996年の日米地位協定の見直しと基地の整理縮小を圧倒的賛成多数で支持した沖縄県の住民投票、2014年の辺野古新基地建設を実質的に拒否した沖縄県知事選挙、米兵の治外法権的な扱いの状況などを、自らのリアルタイムの取材を基に、多数の写真を交えて語っている。
本書は、学者が沖縄の戦後70年を網羅的に解説したものではなく、著者自らがいう「在日沖縄人」が、自ら取材した事象を中心に、沖縄の民衆に近い目線で振り返ったものであり、だからこそ、沖縄の多くの人々の思いを反映していると言えるであろう。
沖縄の米軍基地問題を考えるにあたり、忘れてはいけない視座を与えてくれる一冊である。
(2015年6月了)
4歳で本土に移住したが、自らは「在日沖縄人」であり、「琉球王国の成立、薩摩藩の侵略、琉球併合、沖縄戦、米軍基地といった沖縄の歴史は、私にとっての歴史」といい、戦後70年の沖縄の歴史について、「皇民化教育、本土防衛のための捨石とされた沖縄戦、日本独立のため沖縄を切り捨てたサンフランシスコ条約調印、本土復帰後の安保条約と米軍の押しつけ・・・最近も沖縄人の民意を無視したオスプレイの強行配備、辺野古新基地建設と東村・高江のヘリパッド基地建設の進め方に怒りを覚えている」と沖縄の人々の思いを代弁する。
本書で著者は、沖縄戦や、サイパンなどの南洋諸島に移住した沖縄の人々の戦争中の体験については、多くの生存者にインタビューを行っているが、米軍に追い詰められて、親が子供を手にかけざるを得なかった数々の話には、胸を締め付けられる。
また、戦後については、沖縄の基地からB52が次々と飛び立っていったベトナム戦争、無条件の本土復帰を目指したゼネスト、1996年の日米地位協定の見直しと基地の整理縮小を圧倒的賛成多数で支持した沖縄県の住民投票、2014年の辺野古新基地建設を実質的に拒否した沖縄県知事選挙、米兵の治外法権的な扱いの状況などを、自らのリアルタイムの取材を基に、多数の写真を交えて語っている。
本書は、学者が沖縄の戦後70年を網羅的に解説したものではなく、著者自らがいう「在日沖縄人」が、自ら取材した事象を中心に、沖縄の民衆に近い目線で振り返ったものであり、だからこそ、沖縄の多くの人々の思いを反映していると言えるであろう。
沖縄の米軍基地問題を考えるにあたり、忘れてはいけない視座を与えてくれる一冊である。
(2015年6月了)
2018年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
気持ちはわからないのでもないのですが、自分の気にくわないものはすべて悪とする姿勢こそが戦争を生むように思います。
2015年9月19日に日本でレビュー済み
「戦場カメラマン」(朝日文庫)のフォト・ジャーナリスト、石川文洋さん(1938-)の著作。
わたしは「沖縄の70年」というタイトルだけでなく、フォト・ストーリーという著述手法に興味を持って本書を購入した。
石川さんはカメラマンだが、映像だけでなく、一葉の写真に撮影者自らの所感を著述するという、「発信するカメラマン」である。
ジャーナリストという自由な、自分の信条に則った立場から、沖縄地上戦、米軍基地と住民の軋轢、ベトナム戦争と沖縄、本土復帰などのテーマが語られていく。
語られていくストーリーは、みな重く、苦い。
とりわけ、沖縄地上戦、対馬丸事件や南洋群島の生存者から取材した章には、深い印象を受けた。
住民を巻き込んだ地上戦の悲惨さを伝えるインタビューの内容は、わたしの拙い想像を遥かに超えるものであった。
そしてわたしは、「生存者の皆さん、よくぞ生き残ってくださった、よくぞ戦場での出来事を後世に伝えてくれた」という思いを抱かざるを得なかった。
わたしは、わたしの他書のレビューを参照すればわかる通り、石川さんの思想信条、日米関係、自衛隊に対する考え方とは違う方向のベクトルを志向している。そして本書を通読したあとであっても、それは変わらない。
でも、沖縄の島々と海、沖縄の人、そして沖縄で生まれ内地で暮らす人の、心情と苦悩、自然の実りをすべて含めて受け容れ(「同化」ではありません)、くみ取ることが、わたしたち日本国、日本人全体の、明治以来の大きな宿題なのだ思う。
わたしは、沖縄とは縁が薄く、勤め先の仕事で一度だけ那覇に短期滞在したことがあるだけだ。
本書を読んで、いつの日か、家族で沖縄を訪問し、そして戦跡や慰霊施設をたずねたいと、一層強く思うようになった。
わたしは「沖縄の70年」というタイトルだけでなく、フォト・ストーリーという著述手法に興味を持って本書を購入した。
石川さんはカメラマンだが、映像だけでなく、一葉の写真に撮影者自らの所感を著述するという、「発信するカメラマン」である。
ジャーナリストという自由な、自分の信条に則った立場から、沖縄地上戦、米軍基地と住民の軋轢、ベトナム戦争と沖縄、本土復帰などのテーマが語られていく。
語られていくストーリーは、みな重く、苦い。
とりわけ、沖縄地上戦、対馬丸事件や南洋群島の生存者から取材した章には、深い印象を受けた。
住民を巻き込んだ地上戦の悲惨さを伝えるインタビューの内容は、わたしの拙い想像を遥かに超えるものであった。
そしてわたしは、「生存者の皆さん、よくぞ生き残ってくださった、よくぞ戦場での出来事を後世に伝えてくれた」という思いを抱かざるを得なかった。
わたしは、わたしの他書のレビューを参照すればわかる通り、石川さんの思想信条、日米関係、自衛隊に対する考え方とは違う方向のベクトルを志向している。そして本書を通読したあとであっても、それは変わらない。
でも、沖縄の島々と海、沖縄の人、そして沖縄で生まれ内地で暮らす人の、心情と苦悩、自然の実りをすべて含めて受け容れ(「同化」ではありません)、くみ取ることが、わたしたち日本国、日本人全体の、明治以来の大きな宿題なのだ思う。
わたしは、沖縄とは縁が薄く、勤め先の仕事で一度だけ那覇に短期滞在したことがあるだけだ。
本書を読んで、いつの日か、家族で沖縄を訪問し、そして戦跡や慰霊施設をたずねたいと、一層強く思うようになった。
2016年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の表紙も中もきれいでした!
帯にも中にも傷なく、満足です。。
帯にも中にも傷なく、満足です。。
2015年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1938年に沖縄に生まれ、幼い頃に本土に移住した著者は、ベトナム戦争の従軍カメラマンとして、沖縄の復帰と基地を取材した。以後、沖縄戦を経験しなかったことに「後ろめたさ」を抱きながら、沖縄について考え続け、撮り続けてきた著者が、70年の歴史を、戦争と基地を軸に描き出す。
カラー写真多数とあるがモノクロがメインしかもの報道社の記録ものもふくむで本文のテキストと写真のコメントと構成がいまいちずれてる
読みづらい
カラー写真多数とあるがモノクロがメインしかもの報道社の記録ものもふくむで本文のテキストと写真のコメントと構成がいまいちずれてる
読みづらい
2015年4月27日に日本でレビュー済み
「在日沖縄人(p.iii)」と自らを規定するフォト・ジャーナリストによる沖縄戦後史をめぐる随想。おおむね時系列になっているが、著者の体験や取材に基づき綴ったものだから網羅的に歴史が描かれている訳ではない。
著者の思想の根底にあるのは「戦争は命を奪う。個人、公共の財産、文化財、自然を破壊する。軍隊は民衆を守らない(p.12)」という確信なのだろう。
1995年の少女暴行事件、2004年の沖縄国際大学へのヘリコプター墜落、2012年のオスプレイ強行配置など、その時々には注目しつつも、すぐに気持ちが離れてしまう自分はつくづく忘れっぽいと反省するとともに、「怒りを持続すること」「運動を持続すること」の大切さを思う。
個々の写真はみごとだが、写真と文章が必ずしも合っていないのがいささか残念。
著者の思想の根底にあるのは「戦争は命を奪う。個人、公共の財産、文化財、自然を破壊する。軍隊は民衆を守らない(p.12)」という確信なのだろう。
1995年の少女暴行事件、2004年の沖縄国際大学へのヘリコプター墜落、2012年のオスプレイ強行配置など、その時々には注目しつつも、すぐに気持ちが離れてしまう自分はつくづく忘れっぽいと反省するとともに、「怒りを持続すること」「運動を持続すること」の大切さを思う。
個々の写真はみごとだが、写真と文章が必ずしも合っていないのがいささか残念。