左側「図表」、右側「解説」の見開きページの体裁は、姉妹書の「世界経済図説」と同じである。
数字だけの統計集だと、必要な部分を見る便覧で終わってしまうのだが、解説が付いているので読書の対象になる。
解説には異を唱えたくなる部分も多いのだが、それで理解が深まる面もあるので無駄ではない。
新聞を読み、テレビのニュースを見ている方なら、世の中の動きは感覚的に分かっている。とは言ってもその実態はどうなのか。非正規労働者の比率が、女性の方が男性より高い事は常識と言ってよいのだが、2020年7月時点で、男性21.9%に対して女性が53.4%と示される(本書118頁)と、改めて驚いてしまう。
日米のGDP成長率は、1980年の時点日本が4.3%、米国が3.2%で日本がリードしていた。2010年代の平均では、日本1.4%、米国2.3%と逆転されている(本書48頁)。生活実感からは、この30~40年間に日本が窮乏化したとは思い難いのだが、安心できる数字ではない。
いろいろと気づかされる事の多い一冊だった。
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日本経済図説 第五版 (岩波新書 新赤版 1878) 新書 – 2021/5/24
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購入オプションとあわせ買い
経済発展の軌跡、国土と人口、産業構造、労働、金融、財政、国際収支、国民生活まで幅広く日本経済の実態を点検できる定番図説の改訂版。日銀の金融緩和策とアベノミクス、米中貿易戦争、パンデミック下で迫られるデジタルトランスフォーメーション、脱炭素化などの構造変革など、二〇一三年の第四版以降の激変を加味した。
- 本の長さ260ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2021/5/24
- 寸法10.7 x 1.1 x 17.3 cm
- ISBN-104004318785
- ISBN-13978-4004318781
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商品の説明
著者について
宮崎 勇(みやざき いさむ)
1923-2016年。東京大学経済学部卒業後、経済安定本部に入る。経済企画庁事務次官、大和総研理事長、経済企画庁長官などを歴任。著書に『世界経済図説 第四版』(岩波新書)、『人間の顔をした経済政策』(中央公論社)ほか。
本庄 真(ほんじょう まこと)
1948年秋田県生まれ。早稲田大学理工学部卒業。大和総研理事等を歴任。
田谷禎三(たや ていぞう)
1945年埼玉県生まれ。立教大学社会学部卒業後、UCLA経済学博士。国際通貨基金、大和証券を経て、大和総研常務理事、日本銀行政策委員会審議委員を歴任。著書に『世界経済図説 第四版』ほか。
1923-2016年。東京大学経済学部卒業後、経済安定本部に入る。経済企画庁事務次官、大和総研理事長、経済企画庁長官などを歴任。著書に『世界経済図説 第四版』(岩波新書)、『人間の顔をした経済政策』(中央公論社)ほか。
本庄 真(ほんじょう まこと)
1948年秋田県生まれ。早稲田大学理工学部卒業。大和総研理事等を歴任。
田谷禎三(たや ていぞう)
1945年埼玉県生まれ。立教大学社会学部卒業後、UCLA経済学博士。国際通貨基金、大和証券を経て、大和総研常務理事、日本銀行政策委員会審議委員を歴任。著書に『世界経済図説 第四版』ほか。
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2021/5/24)
- 発売日 : 2021/5/24
- 言語 : 日本語
- 新書 : 260ページ
- ISBN-10 : 4004318785
- ISBN-13 : 978-4004318781
- 寸法 : 10.7 x 1.1 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 186,569位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 133位経済史 (本)
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- - 863位岩波新書
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2021年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
22ページ「温故知新」とはある。内容は、我々が現役の時の経済概論。
現役学生で、ゲルピン(金ケツ)で、数千円の参考書が買えない者にはピッタリ。
本来経済は、一部法律や社会学と数式(マクロ経済)の総合科目。
実社会では、金融工学だけが重視されている。
しかし本来は、幕末、国学や朱子学、儒学などが台頭した時に「経世済民」として
出来た物。『世を経(つね)とし、民を済(たす)く』。すなわち哲学的側面もある物
だった筈。
岩波だったら、その次元まで行って欲しかった。
経済学部の初等学生は必読。
現役学生で、ゲルピン(金ケツ)で、数千円の参考書が買えない者にはピッタリ。
本来経済は、一部法律や社会学と数式(マクロ経済)の総合科目。
実社会では、金融工学だけが重視されている。
しかし本来は、幕末、国学や朱子学、儒学などが台頭した時に「経世済民」として
出来た物。『世を経(つね)とし、民を済(たす)く』。すなわち哲学的側面もある物
だった筈。
岩波だったら、その次元まで行って欲しかった。
経済学部の初等学生は必読。
2021年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
経済音痴です。世界経済図説 第四版が良かったので購入しました。著者の内二名は同一人物です。目次は
Ⅰ 経済発展の軌跡
Ⅱ 人口・国土・環境・国富
Ⅲ 日本経済の構造とその変化(1)
Ⅳ 日本経済の構造とその変化(2)
Ⅴ 情報通信の発展と情報化社会
Ⅵ 雇用・労働
Ⅶ 金融・資本市場
Ⅷ 財政
Ⅸ 国際収支
Ⅹ 国民生活
Ⅺ 日本経済の展望
世界経済図説 第四版と同じく右側ページに解説があり、左側ページに表や図が複数載っている構成です。
最初から読んでも、辞書的に使ってもOK。Netで調べるよりずっと早く正確。
こんな便利な本があったとは! 文句なく★★★★★
Ⅰ 経済発展の軌跡
Ⅱ 人口・国土・環境・国富
Ⅲ 日本経済の構造とその変化(1)
Ⅳ 日本経済の構造とその変化(2)
Ⅴ 情報通信の発展と情報化社会
Ⅵ 雇用・労働
Ⅶ 金融・資本市場
Ⅷ 財政
Ⅸ 国際収支
Ⅹ 国民生活
Ⅺ 日本経済の展望
世界経済図説 第四版と同じく右側ページに解説があり、左側ページに表や図が複数載っている構成です。
最初から読んでも、辞書的に使ってもOK。Netで調べるよりずっと早く正確。
こんな便利な本があったとは! 文句なく★★★★★
2021年10月21日に日本でレビュー済み
過去の日本経済図説を大幅に加筆修正し、最近の統計データを添付して、現在の国の状態を詳しく知ることがありました。20年、30年前に学校で習った記憶とは全く異なる国の姿を知ることができ、参考になりました。見開き2ページで単元の説明がしっかり書かれており、わかりやすかったです。一冊本棚において、再度改定される10年や20年後の日本と比べてみるとまた異なった日本が見えてくるかもしれません。長生きをして、楽しみを待ちたいです。
興味のあるページのデータはよくわかりましたが、興味のないページはなかなか進まず苦戦しました。読み物というより資料集と考えた方が良いでしょう。少し読みにくかったので★4個にしました。
興味のあるページのデータはよくわかりましたが、興味のないページはなかなか進まず苦戦しました。読み物というより資料集と考えた方が良いでしょう。少し読みにくかったので★4個にしました。
2021年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一、概要
大内兵衛氏ほか3名による青版の『日本経済図説』は1955年が初版で、あまりメンバーの変わらないまま1971年の第五版まで出たが、新赤版の宮崎勇氏の『日本経済図説』のほうは、1977年が初版で、第三版から本庄真氏が加わり、2013年の第四版からから田谷禎三氏が加わっている。
今回は8年ぶりに出る第五版で、メンバーは変わっていないが、宮崎氏は実質的には関わっておられないようである。
第四版を持っていないので、内容のどこが変わったのか確認できないが、基本的に現在の話なので、大幅に変わっているだろう。あとがきによると、第一章の前半と各章末の「ここでひとこと」以外は全面的に改訂したとのことである。第五章「情報通信の発展と情報化社会」は新追加。また、金融財政政策の基礎的なことがポツポツと出てくるが、これも新たに付け加わったよう。第十二章の「日本経済の展望」に出てくるコロナ・ショック後の展望ももちろん新規追加である。
内容は、左頁に表とグラフ、右頁に論考と解説という形を取った2頁1項目の一般読者向けの日本経済解説論考書である。
項目は1章に10項目で、全部で11章なので、110項目になるだろう。
二、私的感想
〇1項目に解説1頁で、平易な文なので、大変読みやすい。
〇左のグラフ、表については丁寧に見ていく方法と、さらっと見てから解説を読み、確認したい時は左頁に戻る方法があると思う。私は後者で読んだ。
〇第三章、第四章の「日本経済の構造とその変化」がちょっと難しいが、1項目1頁の分量なのでつかえずに読んでいける。
〇新規追加された第五章「情報通信の発展と情報化社会」はわりとありふれたことしか書かれていない感じ。わかりやすいといえばわかりやすい。
〇第六章「雇用・労働」は労働者にとってリアルな問題。おおむね常識的な内容だが、グラフで見ると説得力がある。
〇第七章、第八章は金融と財政の話で、上述の金融財政政策の基礎知識が出てくる。172頁にはMMTも出てくる。財政赤字、国債残高増加、債務超過は将来の重大問題か、増税による財政再建の必要性等は議論のある所。
〇第九章が国際収支でちょっと面倒。第十章は国民生活で、10項目で全面展開され充実。
〇第十一章はコロナ・ショック後の展望。
〇あとから左頁だけ読み返してみた。よくできている。
三、私的結論
表・グラフも充実した有用な新書。
大内兵衛氏ほか3名による青版の『日本経済図説』は1955年が初版で、あまりメンバーの変わらないまま1971年の第五版まで出たが、新赤版の宮崎勇氏の『日本経済図説』のほうは、1977年が初版で、第三版から本庄真氏が加わり、2013年の第四版からから田谷禎三氏が加わっている。
今回は8年ぶりに出る第五版で、メンバーは変わっていないが、宮崎氏は実質的には関わっておられないようである。
第四版を持っていないので、内容のどこが変わったのか確認できないが、基本的に現在の話なので、大幅に変わっているだろう。あとがきによると、第一章の前半と各章末の「ここでひとこと」以外は全面的に改訂したとのことである。第五章「情報通信の発展と情報化社会」は新追加。また、金融財政政策の基礎的なことがポツポツと出てくるが、これも新たに付け加わったよう。第十二章の「日本経済の展望」に出てくるコロナ・ショック後の展望ももちろん新規追加である。
内容は、左頁に表とグラフ、右頁に論考と解説という形を取った2頁1項目の一般読者向けの日本経済解説論考書である。
項目は1章に10項目で、全部で11章なので、110項目になるだろう。
二、私的感想
〇1項目に解説1頁で、平易な文なので、大変読みやすい。
〇左のグラフ、表については丁寧に見ていく方法と、さらっと見てから解説を読み、確認したい時は左頁に戻る方法があると思う。私は後者で読んだ。
〇第三章、第四章の「日本経済の構造とその変化」がちょっと難しいが、1項目1頁の分量なのでつかえずに読んでいける。
〇新規追加された第五章「情報通信の発展と情報化社会」はわりとありふれたことしか書かれていない感じ。わかりやすいといえばわかりやすい。
〇第六章「雇用・労働」は労働者にとってリアルな問題。おおむね常識的な内容だが、グラフで見ると説得力がある。
〇第七章、第八章は金融と財政の話で、上述の金融財政政策の基礎知識が出てくる。172頁にはMMTも出てくる。財政赤字、国債残高増加、債務超過は将来の重大問題か、増税による財政再建の必要性等は議論のある所。
〇第九章が国際収支でちょっと面倒。第十章は国民生活で、10項目で全面展開され充実。
〇第十一章はコロナ・ショック後の展望。
〇あとから左頁だけ読み返してみた。よくできている。
三、私的結論
表・グラフも充実した有用な新書。
2021年6月13日に日本でレビュー済み
タイトルが中身を表しています。日本経済の状況を知るのに必要な項目が立てられて、
著者の主張も含めたところの、わかりやすい説明が並んでいます。
たとえば130ページの[ 外国人労働者 ]では図表として左側ページに
・国籍別外国人労働者の割合
・在留資格別外国人労働者数の推移
・労働力人口に占める外国人労働者の割合
・外国人労働者の産業別状況
この四つのグラフと数値が付されています。当然右側ページは説明文です。
じっくりと読み、目を通すことで具体的な数値が判るようになっています。
普通、このこと(外国人労働者)に関心を持っている人は、漠然と外国人労働者が増えている、そしてベトナム人労働者の増加傾向が大きい、ことなどを知識として持っています。
そこへ、数値として具体的に認識すると、文章を書いたり講演で話す時には説得力のある
ものを披露することができます。抽象的に増えていますよねというよりも、数字はこうですという方が効果的であるのは明白です。
今回熟読することで、本書の活用可能性は非常に大きなものがあると実感できました。
著者の主張も含めたところの、わかりやすい説明が並んでいます。
たとえば130ページの[ 外国人労働者 ]では図表として左側ページに
・国籍別外国人労働者の割合
・在留資格別外国人労働者数の推移
・労働力人口に占める外国人労働者の割合
・外国人労働者の産業別状況
この四つのグラフと数値が付されています。当然右側ページは説明文です。
じっくりと読み、目を通すことで具体的な数値が判るようになっています。
普通、このこと(外国人労働者)に関心を持っている人は、漠然と外国人労働者が増えている、そしてベトナム人労働者の増加傾向が大きい、ことなどを知識として持っています。
そこへ、数値として具体的に認識すると、文章を書いたり講演で話す時には説得力のある
ものを披露することができます。抽象的に増えていますよねというよりも、数字はこうですという方が効果的であるのは明白です。
今回熟読することで、本書の活用可能性は非常に大きなものがあると実感できました。
2021年7月12日に日本でレビュー済み
2020年にリリースされた世界経済図説第4版に続く姉妹編! より詳しくコロナ禍の分析がなされているのが大きな特徴といっていいだろう。
宮崎勇氏の当初からの執筆方針、歴史の流れの中で日本経済を捉える、横断的に国際社会の中での日本経済を観る、全体として総合的に日本経済を理解する・・・という3点は今回でも踏襲されているといっていいだろう。
マクロ経済の”キホンのキ”ともいえる三面等価の分析が具体的な数値を使って説明してあるのはなかなかに興味深い。さらに本書の特徴は、その圧倒的な情報量の豊富さだろうか。全110項目のコンテンツが細かな図表により説明されている。
で、この第五版の大きな特徴は、まさにコロナ禍の日本経済の今、そして今後の経済分析だろう。
コロナ禍が終息した時点で、果たして、日本&世界経済はどうなっているのか?なかなかに興味深いモノではあるが・・・
宮崎勇氏の当初からの執筆方針、歴史の流れの中で日本経済を捉える、横断的に国際社会の中での日本経済を観る、全体として総合的に日本経済を理解する・・・という3点は今回でも踏襲されているといっていいだろう。
マクロ経済の”キホンのキ”ともいえる三面等価の分析が具体的な数値を使って説明してあるのはなかなかに興味深い。さらに本書の特徴は、その圧倒的な情報量の豊富さだろうか。全110項目のコンテンツが細かな図表により説明されている。
で、この第五版の大きな特徴は、まさにコロナ禍の日本経済の今、そして今後の経済分析だろう。
コロナ禍が終息した時点で、果たして、日本&世界経済はどうなっているのか?なかなかに興味深いモノではあるが・・・