無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
鈴木大拙とは誰か (岩波現代文庫 学術 80) 文庫 – 2002/3/15
「世界の禅者」の学問・思想・人生を探る
- 本の長さ369ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2002/3/15
- ISBN-104006000804
- ISBN-13978-4006000806
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2002/3/15)
- 発売日 : 2002/3/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 369ページ
- ISBN-10 : 4006000804
- ISBN-13 : 978-4006000806
- Amazon 売れ筋ランキング: - 506,324位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 725位岩波現代文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.9つ
5つのうち4.9つ
7グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大拙の著作を読んでいただけでは到底伝わらないその人格的な偉大さを、簡潔に集約して、余すところがない。少なくとも、長年にわたってその著作を愛読して来た者として、この書によって、これまで著作だけでは見えて来なかった大拙の大きさに、初めて触れることが出来たという思いがある。
2017年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
鈴木大拙の思想については言うまでもなく、その人柄や生活について論じた文章も既に多いですが、この本では両面が文庫のボリュームでコンパクトかつ丁寧にまとめられています。
同時代の様々な人物による大拙評と秘書の岡村さんから見た大拙像が重層的に絡まり合って、大拙の生に深みを与えています。
1章「思想と学問」では濃密な思想研究が収録されつつ、専門外の読者でもどうにか読める程度の難しさに抑えられていて配慮を感じます。
ただ内容は、編者である上田先生のご専門への近さを感じます。先生の他の著作も参照すると理解が深まると思われます。
3章「交わり」では外国や実業界との交流なども挙げられており、安物の大拙論にはあまりない新鮮な視点で日本近代史を俯瞰できます。
全体を通して楽しく読めるので、鈴木大拙やその周辺の知識人に関心がない人にとっても、明治から昭和までの歴史をざっと眺める良い資料となるかと思います。
文末の略年譜がかなり簡素なものなので、これがもっと充実していたら良かったのですが、文庫としては上等だと思います。
同時代の様々な人物による大拙評と秘書の岡村さんから見た大拙像が重層的に絡まり合って、大拙の生に深みを与えています。
1章「思想と学問」では濃密な思想研究が収録されつつ、専門外の読者でもどうにか読める程度の難しさに抑えられていて配慮を感じます。
ただ内容は、編者である上田先生のご専門への近さを感じます。先生の他の著作も参照すると理解が深まると思われます。
3章「交わり」では外国や実業界との交流なども挙げられており、安物の大拙論にはあまりない新鮮な視点で日本近代史を俯瞰できます。
全体を通して楽しく読めるので、鈴木大拙やその周辺の知識人に関心がない人にとっても、明治から昭和までの歴史をざっと眺める良い資料となるかと思います。
文末の略年譜がかなり簡素なものなので、これがもっと充実していたら良かったのですが、文庫としては上等だと思います。
2003年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
西田幾多郎を始めとして、久松真一、西谷啓治などが、それぞれの<大拙>を書いている。また上田氏の文章と思われるが、ハイデガーやユング、フロムなど当時の一流の知識人との交流にも簡単に触れている。彼らにとっては<daisetsu>だったわけだ。色々ビッグネームが飛び交う中で、無名の人(私が知らないだけかもしれない)のエッセーも掲載されていたのが良かったと思う。そういう人の印象にこそ、<ただの好々爺>であった大拙がよくでているように思ったからだ。個人的には岡村美穂子さんの大拙が、生き生きとして面白かった。