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バカにならない読書術 (朝日新書 72) 新書 – 2007/10/12

3.8 5つ星のうち3.8 17個の評価

専門が解剖学の養老さん、生物学や進化論が得意の池田さん、そしてノンフィクション作家の吉岡さん。それぞれ独自の読書論をもつ3人が、「本の森に逃げ込め」をテーマに自らの愛読書を縦横無尽に論じた。「米国がわかる本」「ミステリーと言えば」「唸る写真集」などなど、14のテーマについて、126点を取り上げた。前半では、養老さんが、独自の読書論を縦横無尽に展開している。いままでにない、画期的読書術。この本で、あなたの本の読み方が変わる。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 朝日新聞社 (2007/10/12)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/10/12
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 248ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4022731729
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4022731722
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 17個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年9月22日に日本でレビュー済み
養老先生のお話になったことをまとめた第一生だけ読む価値があると思います。
2011年8月8日に日本でレビュー済み
 前半は養老孟司の読書論。脳から考えた独自の読書論である。日本語の漢字仮名交じり文は、脳の異なる部分を使っていて、読書することで脳の広い範囲を使える、とか、聞いたことのない話の連続である。本というのはこう読みなさい、という読書術ではなく、読書に関する持論を展開している読書論である。
 後半は、読書をめぐる対談。一応、ジャンルを指定して、3人の対談者がそれぞれの推薦の本を紹介するという意味では読書案内なのだが、対談者の個性が出ていて、読書案内と言うより読書放談に近い内容になっている。写真集まで取り上げているところが面白い。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
養老孟司さんのエッセイとアエラに連載されていた養老孟司さん、池田清彦さん、吉岡忍さんの本に関する鼎談から構成されています。

養老さんのエッセイでは、子どもの外遊びと識字率について語りつつ、子どもの学習について頭でっかちになっている世の親御さんへチクリ。それらから日本語の読書は英語やカタカナだけで書かれた本の読書と異なり脳の数箇所が刺激されること、養老さんの読書のスタンス等が語られています。
基本的に貫かれている思想は、今までの書物に書かれている事柄で、目新しいところは少ないのですが、虫が関節を使って音を出し、そして仲間内のコミュニケーションを行っていると言うのは、虫取りに余生を捧げている養老さんらしい仮説で面白かったです。

また、3人の鼎談は、毎回「米国がわかる本」「科学を楽しむ本」「ミステリーといえば」「旅行記を手に」「太宰と安吾」「鴎外vs漱石」など毎回テーマを決めて、書籍について語りあう形式をとっています。三者三様の見方が面白いのと、三方の読書量にちょっと驚きを感じました。普通の書評とは変わっていますね。上げられた本にも興味を持ちました。

この本は非常に面白いと思いますので、皆さんにお奨めできます。
が、個人的には題名の「バカにならない」はあまり好きではありません。本の内容ともあまり関わりありませんし。朝日新書が隣の軒下で商売している感じも好きになれません。
もう養老さん絡みの本で「バカ」を題名に使用するのはやめたほうがいいのでは・・・?
28人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年11月7日に日本でレビュー済み
読書術の部分ではなく、養老孟司の「語りかけ」に対する
言及の部分が一番心に残った。

3人の対談の場面は、ほとんど趣味の世界のため、
私に参考になる部分は、ゼロだった。

ほとんど遊びで出したような本なので、読む側としても
その程度に読んでおけばよい。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年12月29日に日本でレビュー済み
我が家はほぼ裸足育児です。
家の中では当然、お隣のおじいちゃんの家への行き来も裸足。
雨が降っていて地面が泥だらけじゃないかぎり、裸足で外も走り回ります。

ぼくが教師だったときも、体育館での体育はいつも裸足でしたね。
裸足の方がすべらないし、気持ちいいですから。
冬だって運動しているうちに足の裏もポカポカしてきます。

実は、裸足で育てると子どもの識字率は高くなるって研究があるんです。
一見無関係な、裸足と文字。
これが強くつながっているんですよ。

養老孟司・池田清彦・吉岡忍『バカにならない読書術』朝日新書¥760-から、養老さんの論考を引用しますね。

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「識字率」と「外遊び」の関係について、さらに重要なことを説明しましょう。
幼い子どもがはだしで「外遊び」をする。
地面の固さは、場所で異なります。同じ地面でも、砂場もあれば、田んぼもある。田んぼでも、あぜ道と水田では地面の固さも感触も違う。子どもは、感覚から入ってくるそういう「違い』を脳に入力し、それに従って動きを調整していく。
「識字」とは、先ほど説明したとおり、一つは「同じ」であることを認識することです。
もう一つは、「違い」を知ることです。「あ」という字と「い」という字は違う。似ているようだけれど、「い」という字と「り」という字は違う。
そのためには、「ものに違いがある」ということが認識できないと理解できません。そして、この「ものには違いがある」ということは、外に出て遊ぶ、つまり身体を動かすことで、やはりよくわかるようになるわけです。
その上で、その違いに応じた運動の制御、つまり「演算」をし、それにあった身体の動きをする。
固さの違う地面を踏むと、身体の動きをその都度変えなきゃいけない。そうすると頭の中にある種の運動制御のモデルが自然にできてくる。そういう複雑な動きを続けると、恒久的なものになってくる。それが別なことに使えるということです。地面を識別できるようになるし、識字率もあがる。
だから私は、でこぼこ道を歩けと、よく言っています。足の裏から、違う固さの感覚が脳に入力され、その都度転ばない歩き方を脳で演算して、運動つまり出力をする。(17-19p)
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特に子どものうちは、いろんな入力を脳にした方がいいんですね。
足の裏から伝わる固さや柔らかさ、暖かさや冷たさなども、脳の発達に重要な働きをしているわけです。
靴を履いていたんじゃそれが十分伝わらない。

裸足で育てることは、間違いじゃないって思います。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年10月12日に日本でレビュー済み
 言語論、漫画論に関しては、それなりに分かりやすかった。他は、ただの放談。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年6月20日に日本でレビュー済み
再掲

図書館本

第一部は養老先生の養老流本の読み方
「読み聞かせ」と子供の脳
「読書脳」の仕組み
「唯我独尊」としての読書
「バカの壁」を越える読書
第二部は鼎談 バカにならない本選びとして3人がが推薦図書をあげている。

第一部の備忘録的メモ
人は「知育」(感覚、五感のこと、入力でもある)、「徳育」(入力を元に頭の中での演算)、「体育」(エンザにもどづく身体の動き、出力)で成長する。体育は単なる体を動かすことではなく、赤ん坊がハイハイから歩けるようになる過程を考えると分かりやすい。入出力の循環。これは「文武両道」でもある。
現代社会で一番体育が足りない。
子供ははだしで育てる(同じ硬さ、平面の地面の弊害)。脳を育てるバリアオンリーの家が良い(同一規格の問題)。
魚釣りより魚捕りの方が子供の外遊びとして優れている。

第二部はまさに「知」の鼎談なんだろうが、池田氏がこれほど多くの本を読まれているのには驚いた。しかし何故、ここでも品がないのだろうか?
彼の本(ブラックバスや環境)の品の無さはある種のマーケッティング用の態度なのだろうか。もちろん小生の小市民的感覚でしかないとは思うが。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年1月22日に日本でレビュー済み
各分野の専門家が専門の話を離れて、私的な感性を披露しているので面白い。幅広く興味を持っているんだなと感心させられ、刺激される。