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三太郎の日記 合本: 永遠の青春の書 (角川選書 1) 単行本 – 1968/9/1

3.9 5つ星のうち3.9 24個の評価

三太郎に仮託した日記風な「内生の記録」、若き詩人哲学者の評論感想集。本書が青春の書とされるゆえんは、つとに魂を求めて彷徨する、その彷徨の詠嘆にある。強烈な感覚と鋭い論理とに支えられた独特の文体は魅力。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (1968/9/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1968/9/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 496ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4047030015
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4047030015
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 24個の評価

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阿部 次郎
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2012年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あらゆる辞書ソフトを携帯してパソコンで解読しながら熟読してます。
死ぬまでのテーマになりそう。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年4月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『三太郎の日記』。
前々から、気になってはいたんですよね。
存在だけは知っていた。
 
新型コロナウィルスの流行によって、猫も杓子も蟄居を強いられる今日、教養を深める好機だ、などと思い、実際に読んでみました。
ところが、その内容は概ね予想していた通りでありましたし、特に、私自身の内面には、いかなる変化をも引き起こしはしませんでした。
地上には何もないんですね。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本が出た頃はインテリ高校生が読んだといわれるが、正直言ってかなり難しい。この時代特有の説明の省略のスタイルや、文学哲学をかなり読み込んでいないと、この本の言おうとしているところが読み取れない。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年1月1日に日本でレビュー済み
『三太郎の日記』は、『善の研究』『愛と認識の出発』と並ぶ、大正時代の三大青春の古典。

西田幾太郎の『善の研究』と比べると、文章は、きわめて平易である。著者の熱気がムンムンと感じられる。

旧制高校生が好んで読んだ、「人生いかに生くべきか」をテーマにした啓蒙書だ。
私が新制高校生のとき、昭和40年代の前半に読んだけれど、読んでいても作者の情熱・熱気に顔が赤くなって、恥ずかしくなってしまった。

その後、長い間読んでいないので、還暦を過ぎた現在、再読するとどんな気持ちになるのだろうか楽しみである。

他の人の書評で、本書が難解であると書いている人がいるのには驚いた。時代が変わったということかも知れぬ。

本書に対して肯定的評価をするのか、否定的評価をするのかは、神のみの知るわざで、今のところ、わからない。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年6月14日に日本でレビュー済み
第3巻第15節「思想上の民族主義」のなかには、「民族的自覚並びに教養」「自己を教養する」といった文言が並ぶ。進藤咲子はこれをもって「「教養」を現代にも通じる意味で使ったはじめころの用例であろうかと思う」と述べている。
2013年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さすがに40年経過しているためか、印字が薄くなっていてちょっと見難くなっていました。雰囲気がよかったので許せますが。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 日本海に沈む夕日の写真を撮ろうと、山形県の眺海の森へ行ったところ、阿部次郎の碑が建っていました。碑文を読んだところ「三太郎の日記」が出てきて、自分の高校時代を思い出しました。当時、読んでみたいと思いましたが、受験と部活で忙しく読めなかったことを思い出したのです。この年になっていまさら、とも思いましたが、早速購入して読み始めました。

 28ページ ヘルメノフの言葉
「余は独立の人格である。ゆえに余は独自の思想を持つ。ただし独自の思想を持つとはその結合の状態、統一の方法が独自の面目を呈露するの意味であって、その要素がことごとく独得であるという意味ではない。要素においてことごとく独得なるは狂者の思想である、他人と全然交渉なき怪物である。要素において共通にして結合において独自なればこそ余は友を持ち恋人を持つ。同時に余は余としての人生の大道を行く。、、、、、、」

 37ページ 人生と抽象
「普通の解釈に従えば抽象とは具象の正反対である。抽象する作用は常に事物の具象性を破壊し、抽象せられたるものはすでに具象性を失っているのである。しかし自分の考えは少しく普通の解釈と違っている。自分の解釈が正しいならば、具象性を破壊するものは抽象作用そのものにあらずして抽象の方法である。したがって具象性を破壊する抽象もあれば、具象性の印象をいっそう明確深𨗉にする抽象もある。、、、、、、、、、、」

 こんな文章が500ページ以上続きます。これを理解でき、深淵なる人生の真実に至るべく悩む青年の心情の吐露だと感じられる人にはお勧めします。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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