なんとなく、なめて読んでいたら、なかなかに面白い本でした。
骨董鑑定のテレビ番組でおなじみの著者による、知られざる骨董、ニセモノの世界。
内容もいいけれど、文章に気合いが入っている。
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ニセモノはなぜ、人を騙すのか? (角川oneテーマ21 C 135) 新書 – 2007/8/1
中島 誠之助
(著)
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店
- 発売日2007/8/1
- ISBN-104047101060
- ISBN-13978-4047101067
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登録情報
- 出版社 : 角川書店 (2007/8/1)
- 発売日 : 2007/8/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 205ページ
- ISBN-10 : 4047101060
- ISBN-13 : 978-4047101067
- Amazon 売れ筋ランキング: - 682,631位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,499位角川新書
- - 44,297位アート・建築・デザイン (本)
- - 175,451位文学・評論 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年4月10日に日本でレビュー済み
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2018年3月6日に日本でレビュー済み
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ラーメン天目でケチのついた中島誠之助先生が書いた「ニセモノはなぜ、人を騙すのか」です。騙された当人が過去にニセモノについて書き綴った本で、とてもとてもためになります。ご本人も読み返したほうが良い(笑)
2018年1月26日に日本でレビュー済み
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世の中本物に関ことばかりスポットが当たってニセモノは文字通り語るに値しないものと思われていないか?
本書で人の目を騙すニセモノの世界を思う存分堪能できました。中でも本物と偽物を比較する企画でニセモノ骨董買い集めた苦労話がお気に入り。ニセモノなのに競りシステムでどんどん値が上がっていくのは想像するだけで滑稽だ。
最後に、バブル期には日本人が金持ちになりティファニーの建物買収事件とか騒がせましたが、ニセモノ被害に遭う日本人もいたとか…?これまた初耳でした。
本書で人の目を騙すニセモノの世界を思う存分堪能できました。中でも本物と偽物を比較する企画でニセモノ骨董買い集めた苦労話がお気に入り。ニセモノなのに競りシステムでどんどん値が上がっていくのは想像するだけで滑稽だ。
最後に、バブル期には日本人が金持ちになりティファニーの建物買収事件とか騒がせましたが、ニセモノ被害に遭う日本人もいたとか…?これまた初耳でした。
2016年5月2日に日本でレビュー済み
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道具屋さんの裏話や道具を買う人間の心理等を実話を元に書いてあるので、とても面白く読めた。騙される方が悪いという道具の厳しい現実が良くわかった。道具を見る時や道具を買うときの心構えの参考になった。
2016年2月18日に日本でレビュー済み
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この本は、さきほどの「からくさ主人」とはちがい、裏の世界が垣間見られますね。
2012年6月8日に日本でレビュー済み
真贋の区別のプロである著者が、人がニセモノに騙されること、ニセモノが世にはばかることを、自身の体験を基にして述べたものである。
骨董商として長年を送ってきた著者ならではのものであるが、その分、心理学的な考察については浅いところがある。
ただ、それよりも、著者の実体験が非常に興味深い。
そして、著者が真贋を見分ける眼を鍛えられたのが、著者の幼少期の親による無言の教育だったというあたり、個人的には面白かった。
やはり幼少期に本物、良い物を体験する、という経験こそが、長じて本物に育つかどうかを決定づける大きな因子のひとつである、ということなのだろう。
これは骨董だけではなく、食、美術、音楽等の芸術方面だけではなく、スポーツなどでも同じことのようだ。
ニセモノを見分けるためには本物を知らなければいけない。
当たり前のことのようだが、その本物をどうやって判断すれば良いのか。
また、ニセモノだって、本物と対比しなければ分からないようなものも多いのだ。
やはり、著者のような本物を見分けられる眼、感覚を持つことが、大切なのだろう。
また、ニセモノにもその存在意義がある、というのも、本書の眼目のひとつだろう。
著者の人柄がよく表れた、軽く読めるが良い一冊である。
骨董商として長年を送ってきた著者ならではのものであるが、その分、心理学的な考察については浅いところがある。
ただ、それよりも、著者の実体験が非常に興味深い。
そして、著者が真贋を見分ける眼を鍛えられたのが、著者の幼少期の親による無言の教育だったというあたり、個人的には面白かった。
やはり幼少期に本物、良い物を体験する、という経験こそが、長じて本物に育つかどうかを決定づける大きな因子のひとつである、ということなのだろう。
これは骨董だけではなく、食、美術、音楽等の芸術方面だけではなく、スポーツなどでも同じことのようだ。
ニセモノを見分けるためには本物を知らなければいけない。
当たり前のことのようだが、その本物をどうやって判断すれば良いのか。
また、ニセモノだって、本物と対比しなければ分からないようなものも多いのだ。
やはり、著者のような本物を見分けられる眼、感覚を持つことが、大切なのだろう。
また、ニセモノにもその存在意義がある、というのも、本書の眼目のひとつだろう。
著者の人柄がよく表れた、軽く読めるが良い一冊である。
2015年2月5日に日本でレビュー済み
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びっくりするような業界の話や、いものを見極めるための目のお話など、勉強になるものばかり
最近は古い皿をみるとこの本に書いてあった、意識で見てみます!!もちろん遊びのいっかんですが…。
おくぶかさを思い知りました。
最近は古い皿をみるとこの本に書いてあった、意識で見てみます!!もちろん遊びのいっかんですが…。
おくぶかさを思い知りました。
2014年5月21日に日本でレビュー済み
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眼から鱗の凄い秘密。我々は現在、ホンモノとニセモノの区別がつかない世界で生活している。それが、世の中の偽善になっているシクミの根本を啓発した本かもしれない。