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幻のB級!大都映画がゆく (集英社新書 478F) 新書 – 2009/1/16
本庄 慧一郎
(著)
戦前・戦中に庶民を熱狂させた幻の映画とは
土木建築業界の雄・河合徳三郎によって昭和初期に創設された大都映画は、徹底した大衆娯楽路線で庶民の心を掴んだが…。戦争の影響で消滅し、フィルムも散逸した、幻の映画の歴史ドラマを活写。
土木建築業界の雄・河合徳三郎によって昭和初期に創設された大都映画は、徹底した大衆娯楽路線で庶民の心を掴んだが…。戦争の影響で消滅し、フィルムも散逸した、幻の映画の歴史ドラマを活写。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2009/1/16
- ISBN-104087204782
- ISBN-13978-4087204780
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商品の説明
著者について
本庄 慧一郎(ほんじょう けいいちろう)
一九三二年、東京生まれ。作家・脚本家(日本脚本家連盟、日本放送作家協会会員)。本名・望田市郎。劇作家三好十郎氏、小沢不二夫(叔父)氏に師事。劇作、演出を学ぶ。民間放送で番組の脚本や構成台本を執筆したのち、広告業界で、ラジオCM、テレビCMなどの制作を幅広く手がける。時代小説を中心に著書多数。劇団テアトル・エコー上演の『大都映画撮影所物語』(二〇〇六年)の脚本を執筆、舞台は連日満員の好評を得た。
一九三二年、東京生まれ。作家・脚本家(日本脚本家連盟、日本放送作家協会会員)。本名・望田市郎。劇作家三好十郎氏、小沢不二夫(叔父)氏に師事。劇作、演出を学ぶ。民間放送で番組の脚本や構成台本を執筆したのち、広告業界で、ラジオCM、テレビCMなどの制作を幅広く手がける。時代小説を中心に著書多数。劇団テアトル・エコー上演の『大都映画撮影所物語』(二〇〇六年)の脚本を執筆、舞台は連日満員の好評を得た。
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2009/1/16)
- 発売日 : 2009/1/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4087204782
- ISBN-13 : 978-4087204780
- Amazon 売れ筋ランキング: - 736,431位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2009年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
結局、大都映画の企業経営史です。戦前や戦中の映画そのものの内容を知りたかったのに、それが付け足し的な感じです。通販にありがちな、タイトルだけで買って期待ハズレになるパターンです。また、著者は、創業者のことが好きなのでしょうが、客観的な伝記にもなっていません。これは映画史ではなく企業経営史で、もっといえば、著者の独りよがり的な、映画企業経営者の立志伝です。私は、中身をよく見てから買う必要がある商品だと思います。タイトルで買うひとは、損をしますよ
2009年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
純粋に大映の前身大都を調べたいという目線からみると
首をかしげるつくりの本になっています。
半分が大都の創始者についてページがさかれており
残りは俳優、女優人のリストです。
ただ創始者の人物像が非常に面白く、
現在ほぼみられない豪傑であるために
読み物として面白かった。
むしろ創始者に焦点を絞った人物伝でもよかったかもしれません。
首をかしげるつくりの本になっています。
半分が大都の創始者についてページがさかれており
残りは俳優、女優人のリストです。
ただ創始者の人物像が非常に面白く、
現在ほぼみられない豪傑であるために
読み物として面白かった。
むしろ創始者に焦点を絞った人物伝でもよかったかもしれません。
2012年7月19日に日本でレビュー済み
タイトルに期待を抱いて読むと、肩透かしをされた気分になる書です。
文体も不思議でした。
文字が新書にしては大きめで読みやすい点は○ですが、内容には首をかしげてしまった、というのが本音です。
大都映画の創業者・河合徳三郎氏に関する記述が、半分以上占めています。
肝心の超B級「大都映画」の作品の魅力と盛衰、時代背景と分析、作品群、エピソードに関する記述が薄い点が残念でした。
引用部分が非常に多く、著者自身の考察による記述が少ない書です。
「大都映画」の作品のスチール写真(モノクロ)や、俳優陣のリストと写真、プロフィールは楽しめると思います。
この部分も、参考文献からの引用にしかすぎませんが・・
俳優陣で興味深かったのは、林与一氏さんの母・北見禮子さん、大山デブ子さん、名優伴淳三郎さん、「怪傑ハヤブサ」の隼秀人(ハヤフサヒデト)さん、藤田まことさんの父・藤間林太郎さん、近衛十四郎さん達の写真やプロフィールでした。
巻末に主要参考文献の記載あり。
文体も不思議でした。
文字が新書にしては大きめで読みやすい点は○ですが、内容には首をかしげてしまった、というのが本音です。
大都映画の創業者・河合徳三郎氏に関する記述が、半分以上占めています。
肝心の超B級「大都映画」の作品の魅力と盛衰、時代背景と分析、作品群、エピソードに関する記述が薄い点が残念でした。
引用部分が非常に多く、著者自身の考察による記述が少ない書です。
「大都映画」の作品のスチール写真(モノクロ)や、俳優陣のリストと写真、プロフィールは楽しめると思います。
この部分も、参考文献からの引用にしかすぎませんが・・
俳優陣で興味深かったのは、林与一氏さんの母・北見禮子さん、大山デブ子さん、名優伴淳三郎さん、「怪傑ハヤブサ」の隼秀人(ハヤフサヒデト)さん、藤田まことさんの父・藤間林太郎さん、近衛十四郎さん達の写真やプロフィールでした。
巻末に主要参考文献の記載あり。
2009年4月6日に日本でレビュー済み
劇団テアトル・エコー上演の『大都映画撮影所物語』
(2006 楽しく観ました。)の脚本執筆者によるエッセイ集
です。著者は大都映画の創業者の子の甥なので、内側
からの情報が満載でかつ視線が暖かく、参考になります。
巻末の参考文献一覧も有用です。
その参考文献にある、内藤誠『昭和映画史ノート 娯
楽映画と戦争の影』(平凡社新書 2001)には、大都映画
の活劇スター、ハヤフサヒデトの小評伝風の記述があっ
て、こちらも面白く読めます。
<付記> 菊池夏樹『菊池寛と大映』白水社 2011は、大
都映画が新興キネマ、日活と合併して設立された大映の
内情を綴っています。内容は、『週刊読書人』2011.4.1号
で岡崎武志書評が言うほどは面白くはないのですが、社
長になった菊池寛が言ったという「おもしろくない真実より
も、おもしろい嘘のほうがずっといいんだ。観客はねおもし
ろいものを待っているんだよ」という言葉には、当時の映
画会社の心意気を感じました。(2011/05)
(2006 楽しく観ました。)の脚本執筆者によるエッセイ集
です。著者は大都映画の創業者の子の甥なので、内側
からの情報が満載でかつ視線が暖かく、参考になります。
巻末の参考文献一覧も有用です。
その参考文献にある、内藤誠『昭和映画史ノート 娯
楽映画と戦争の影』(平凡社新書 2001)には、大都映画
の活劇スター、ハヤフサヒデトの小評伝風の記述があっ
て、こちらも面白く読めます。
<付記> 菊池夏樹『菊池寛と大映』白水社 2011は、大
都映画が新興キネマ、日活と合併して設立された大映の
内情を綴っています。内容は、『週刊読書人』2011.4.1号
で岡崎武志書評が言うほどは面白くはないのですが、社
長になった菊池寛が言ったという「おもしろくない真実より
も、おもしろい嘘のほうがずっといいんだ。観客はねおもし
ろいものを待っているんだよ」という言葉には、当時の映
画会社の心意気を感じました。(2011/05)