きれいな文庫本が届きました。
書道で使ったり師匠にお見せするのに原本が必要でした。その歌は表紙に書いてあり、偶然かと驚きました。
他の歌も書いてみようと思います。
すべてひらがなの優しく奥深い八一の世界です。
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自註鹿鳴集 (新潮文庫 B 4-1) 文庫 – 1969/6/1
会津 八一
(著)
- 本の長さ280ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1969/6/1
- ISBN-104101193010
- ISBN-13978-4101193014
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (1969/6/1)
- 発売日 : 1969/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 280ページ
- ISBN-10 : 4101193010
- ISBN-13 : 978-4101193014
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,402,575位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年10月16日に日本でレビュー済み
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法華寺温室懐古
からふろ の ゆげ たち まよふ ゆか の うへ に
うみ に あきたる あかき くちびる
からふろ 光明皇后は仏に誓いて大願を起こし・・・
この和歌は高校時代に習いました。素晴らしい歌です。
本書は會津八一自身の詳しい自註が付いておりこれ以上のものはない書物だと思います。
からふろ の ゆげ たち まよふ ゆか の うへ に
うみ に あきたる あかき くちびる
からふろ 光明皇后は仏に誓いて大願を起こし・・・
この和歌は高校時代に習いました。素晴らしい歌です。
本書は會津八一自身の詳しい自註が付いておりこれ以上のものはない書物だと思います。
2014年10月22日に日本でレビュー済み
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万葉集や自作の歌を読み込んだ作品集として旅行で訪ねるときふと開いて立ち読みたくなるそんな本です。作者会津八一の趣味人としての「粋」が感じられる。奈良のこととともに読み進めると大分県中津市自性寺(じしょうじ)池大雅堂。ここは、中津の町中にひっそりと建っていて寺内にこじんまりとある。また、肥後、筑前など九州で読んだ歌もあります。
各歌には会津八一の自注と情緒あふれ雅趣に富んだ文章は現地を訪ね現地で読み、宿で読み、旅から帰り読みいろいろな読み方ができ心
豊かにしてくれる本です。
内容の大部分は奈良(南京)を読み上げ、万葉の歌を紹介しています。古典へのいざないの本としても興味が湧きます。クールジャパンの走りとしての本書を位置づけ読んでみると日本人ならではの「感覚」が読み取れ感慨深いものがあります。
日本再発見の本です。旅の好きな人には是非読んでもらいたいと思いお勧めします。
各歌には会津八一の自注と情緒あふれ雅趣に富んだ文章は現地を訪ね現地で読み、宿で読み、旅から帰り読みいろいろな読み方ができ心
豊かにしてくれる本です。
内容の大部分は奈良(南京)を読み上げ、万葉の歌を紹介しています。古典へのいざないの本としても興味が湧きます。クールジャパンの走りとしての本書を位置づけ読んでみると日本人ならではの「感覚」が読み取れ感慨深いものがあります。
日本再発見の本です。旅の好きな人には是非読んでもらいたいと思いお勧めします。
2016年12月13日に日本でレビュー済み
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奈良のかほり、歌集です。
八一が奈良を彷徨っているところが目に浮かぶようです。
早く着いたし、古本なのに商品がとてもキレイでした。注文して良かったです。
八一が奈良を彷徨っているところが目に浮かぶようです。
早く着いたし、古本なのに商品がとてもキレイでした。注文して良かったです。
2013年11月27日に日本でレビュー済み
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会津八一の人となりは例えば雑誌サライの特集や、奈良の仏像の話などで垣間見て知っていたが、この本で大和の心が非常に豊かな言語だと知った。古き大和人の感性を大切にした偉大な詩人であることを知った。
2013年6月2日に日本でレビュー済み
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ひらがなで書かれた歌は、丸く優しく、万葉の薫りが漂ってくるようです。
上古の素朴で明るい空気を感じます。
上古の素朴で明るい空気を感じます。
2018年6月12日に日本でレビュー済み
市場に数多く出回っている本ではないが、ネット上には時折見出せる。最近になってやっと手に入った。
本は、文庫化されていてそちらなら入手も容易だが、できればこちらを持ちたい。普通の単行本よりやや小さめで
函入りでそれを包む外箱が別に付く。(この段ボール製の外箱は赤茶けるが、中のケース入りの本を保護し状態を
保ち愛蔵書として大切にされるように考えられている。)
私は、秋艸道人會津八一に私淑した吉野秀雄が、この鹿鳴集から選んだ歌を註釈した「秋艸道人會津八一 上下巻」
を読み、奈良を詠んだ数々の歌にあこがれ、岸和田に単身赴任の頃、南京(なんきょう:奈良)を歩き回った。
ひらがなで書かれた歌は、簡単そうに思うのだが、吉野さんの本では区切りなく三十一文字が続いて書かれている
ので、註釈を読まないと全く分からない歌が結構あって、難解な謎解きのように感じたこともあった。
この會津八一さんの書かれた自註集では、歌が区切り毎に一間隔置かれ、読み易く理解がしやすいのでありがたい。
(オリジナルはどちらだったんだろう?)
時代は大きく隔たって、人の波が押し寄せる観光地奈良になってはいても、神社や仏閣の内部空間に身を置くとき
會津さんの歌の世界が周りに現れて、心をうつ。手元に置きたい良書です。
本は、文庫化されていてそちらなら入手も容易だが、できればこちらを持ちたい。普通の単行本よりやや小さめで
函入りでそれを包む外箱が別に付く。(この段ボール製の外箱は赤茶けるが、中のケース入りの本を保護し状態を
保ち愛蔵書として大切にされるように考えられている。)
私は、秋艸道人會津八一に私淑した吉野秀雄が、この鹿鳴集から選んだ歌を註釈した「秋艸道人會津八一 上下巻」
を読み、奈良を詠んだ数々の歌にあこがれ、岸和田に単身赴任の頃、南京(なんきょう:奈良)を歩き回った。
ひらがなで書かれた歌は、簡単そうに思うのだが、吉野さんの本では区切りなく三十一文字が続いて書かれている
ので、註釈を読まないと全く分からない歌が結構あって、難解な謎解きのように感じたこともあった。
この會津八一さんの書かれた自註集では、歌が区切り毎に一間隔置かれ、読み易く理解がしやすいのでありがたい。
(オリジナルはどちらだったんだろう?)
時代は大きく隔たって、人の波が押し寄せる観光地奈良になってはいても、神社や仏閣の内部空間に身を置くとき
會津さんの歌の世界が周りに現れて、心をうつ。手元に置きたい良書です。
2013年9月27日に日本でレビュー済み
著者が明治41年(28才)から30年以上にわたって詠んだ短歌に自ら注釈したものです。注釈のうち史蹟、故実に関する部分は、著者がことわっているように私見もあり、刊行からずいぶん時間も経過しているので、現時の通説とは異なるものもあると思われます。後記(8ページ)は小自伝でわかりますが、万葉ぶりの総ひらがなの歌です。半分は武蔵野や郷里新潟市の自宅または旅先(塩原、千葉県勝浦、鎌倉、北信・東信、熱海、愛知県篠島、比叡山、京都、河内、瀬戸内から北九州など)での詠です。注目は残り半分、旅先でも奈良県の古寺など風物に係る詠です。笠置、葛城、東大寺、春日神社、興福寺、奈良公園、奈良博物館、地獄谷、秋篠寺、海龍王寺、法華寺、大安寺、新薬師寺、平城宮址、西大寺、唐招提寺、薬師寺、法隆寺、中宮寺、法輪寺、当麻寺、喜光寺、香具山、岡寺、飛鳥、吉野、室生寺などを詠んでいます。これらを頭書きにある場所、社寺、仏像の写真を見ながら読むとピタリとはまるのです。どうやら著者はカメラがまだ大衆化していない時代にあって、ことばで撮影したとみえます。これで聖林寺の一首をよんだだけで無性に十一面観音にあいにいきたくなった説明もつくようです。入江泰吉撮影の仏像、風景モノクロ写真各2、奈良の地図、地名・社寺名・神仏名索引が付いています。