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天職の見つけ方: 親子で読む職業読本 (新潮新書 80) 新書 – 2004/8/1
キャリナビ編集部
(著)
野球選手や芸能人の経歴、仕事内容はよく知っているのに、身近な仕事についてはよく知らない。大企業は知っていても、地元の会社のことは知らない。そういえば父親がどんなふうに働いているのかも知らない。それで自分が納得できる仕事選びなんて本当にできるのだろうか……。大工、看護士、公務員、教師、海女、テレビ局員等々、生き生きと働く一九人に聞いた、就職のきっかけ、仕事の苦労、そして喜び――。
- ISBN-104106100800
- ISBN-13978-4106100802
- 出版社新潮社
- 発売日2004/8/1
- 言語日本語
- 本の長さ188ページ
商品の説明
出版社からのコメント
納得できる道を選ぶヒント、自分の仕事を見つめなおすヒントがこの本には詰まっています。 自分の仕事について考えるときに、「収入」「待遇」だけではない決め手があるはずです。 この本には、「こうしろ」「あなたにはこれが向いている」式の解答は書いてありません。
しかし、ここに登場する「自分の仕事を面白がっている人たち」の話のなかには、自分の答えを引き出すための知恵が詰まっています。 読み終わると、どうすれば「自分らしい仕事」が見つかるのか、どうすれば今の仕事を楽しめるのか、おのずと答えが見えてくるはずです。
抜粋
まえがき ニューヨーク・ヤンキースに入団した松井秀喜選手がどんなふうにプロになったか、野球を職業にしたかについて、私たちは何となく知っています。甲子園でスターになり、長嶋監督がドラフトでクジを引き当てて……というのは有名な話です。有名な芸能人についても、どんな風にデビューしたかは何となく知っていたりします。 ところが不思議なことに私たちは、もっと身近な人や身近な職業については、全くといっていいほど知りません。身内が役場に勤めている、といってもそこで何をしているのか。何が楽しいのか。何が辛いのか。お父さんが会社の経理部にいるとして、それはやりがいがあるのか、ないのか、それすら知らないかもしれません。 教師、国家公務員、漁船員、大工……。いずれも何となくどんな仕事かは知っているつもりですが、どんな人がどんなきっかけでその職業を選んだのか、そしてその仕事の喜びは何か、ということになると全く知らない方がほとんどではないでしょうか。 大学に進学すればその先の進路はかなり限定されてきます。高校では「進路相談」が行われていますが、それは往々にして「あなたの偏差値はこのくらいだからこの大学に行けます」というレベルの話が中心になります。「こういう仕事につきたいならこうしたら」とか、「その仕事は、そういうイメージとはちょっと違うかもしれないよ」というアドバイスはあまり聞けません。 これは随分おかしなことです。 職業というのは私たちが生きていくなかで、もっとも重要な要素の一つのはずです。ところが、就職にせよ、転職にせよ、ほとんどの人は「世の中のいろんな仕事」の実態も分からないまま、何となく決めてしまっているのです。自分がなれもしないプロ野球選手の就職過程については知っているのに、です。 親は子どもの仕事について色々と心配をします。安定性、給料、将来性、等々。ところがここでも、「実際にどんな喜びをもたらしてくれる仕事なのか」を語る言葉を持っていないのです。 この本に出てくるのは、プロ野球選手や大スターではありません。どちらかといえば普通の職業の人たちです。私たち、「キャリナビ」はインターネット上で「この人がカッコいい!(お仕事人辞典)」というウェブサイトを作っていて、その取材過程でこの人たちと出会いました。 彼らは皆、今の仕事にやりがいを感じています。それぞれに仕事の苦労、そしてそれ以上の喜びを語っています。傍目には天職を得た人たちに思えます。 かといって、その仕事を選ぶ際に、皆さんに「これこそ天職だ」という強い気持ちがあったわけではありません。お読みいただければわかりますが、意外と成り行きでそういうことになった人も多いのです。それこそ十三歳で決意したなんて人はほとんどいません。 でも今、彼らは自分の決断には満足しているようです。 子どもの将来を考える時、こうした自らの仕事に喜びを感じている人たちの言葉は参考になるはずです。 もちろん、自分の仕事について考える時にも。 普段はすれ違っても気にとめていない様々な仕事に、それぞれの喜びがあることが分かります。そのことで、世の中を見る目が少し優しくなって、楽しくなってくるのではないか、とも思うのです。
キャリナビ代表 しぶやゆかり
著者について
「キャリナビ」は、様々な職業の人にインタビューをし、その成果をウェブサイトなどで公開しているNPO法人。一九九九年発足以来、五年間で取材した人数は三〇〇人を超える。出版物に『この人がかっこいい!この仕事がおもしろい!』など。
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2004/8/1)
- 発売日 : 2004/8/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 188ページ
- ISBN-10 : 4106100800
- ISBN-13 : 978-4106100802
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,720,794位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
欲を言えば、もう少し紹介職種の数が多ければ・・・。きれいな本紙で気持ちよく読みやすかった。
2021年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んだが、現在、無職である
誰にでも天職があるというのは
まやかしではなかろうか
無職でも僕は人間だ
誰にでも天職があるというのは
まやかしではなかろうか
無職でも僕は人間だ
2010年3月19日に日本でレビュー済み
その職の就き方より仕事の中身に重きを置いている本。自分の
仕事に満足している人は皆みずからの仕事に独自の意味づけを
している。例えば本書に登場するメイキャップアーティストは
全体の仕上がりはメイクが半分、残りはモデルの表情だといい
、モデルの高揚も自らの仕事と見ている。
仕事の満足感は与えられるものではなく、自ら発掘するもの。
そんなことを気づかせてくれる良書だ。
仕事に満足している人は皆みずからの仕事に独自の意味づけを
している。例えば本書に登場するメイキャップアーティストは
全体の仕上がりはメイクが半分、残りはモデルの表情だといい
、モデルの高揚も自らの仕事と見ている。
仕事の満足感は与えられるものではなく、自ら発掘するもの。
そんなことを気づかせてくれる良書だ。
2004年9月9日に日本でレビュー済み
天職の見つけ方というタイトルだけど、
今やっている仕事を自分が納得できているかが大事だと思った。
それにしても、ドラマよりすぐ近くにいるであろう
一人一人の人生こそがドラマチックで、興味深い。
今やっている仕事を自分が納得できているかが大事だと思った。
それにしても、ドラマよりすぐ近くにいるであろう
一人一人の人生こそがドラマチックで、興味深い。
2007年6月18日に日本でレビュー済み
世の中には星の数ほどの仕事の種類があります.人はその中から1つないしはいくつかの仕事を職業として選ぶわけですが,考えてみれば自分にぴったりの職業につけるというのは非常にラッキーなことなんですよね.
本書では,様々な職業に就いている人がどのようにしてその仕事を選んだかという話が書かれています.仕事の種類は星の数ほどあるわけですから,本書で網羅できるものでもありませんが,仕事を選ぶときの考え方を知るのによいでしょう.結局は自分が情熱を持って続けられるかどうかがポイントだと思いますが,考え方も人それぞれですので,本書のような本を読んだり,いろいろな人の話を聞いて参考にしてみるとよいでしょう.
私は既におじさんですが,大人になってからでも仕事を決められるんだというのはちょっと安心です.子どもたちにはいろいろなことを経験して仕事を選んでもらいたいものです.
本書では,様々な職業に就いている人がどのようにしてその仕事を選んだかという話が書かれています.仕事の種類は星の数ほどあるわけですから,本書で網羅できるものでもありませんが,仕事を選ぶときの考え方を知るのによいでしょう.結局は自分が情熱を持って続けられるかどうかがポイントだと思いますが,考え方も人それぞれですので,本書のような本を読んだり,いろいろな人の話を聞いて参考にしてみるとよいでしょう.
私は既におじさんですが,大人になってからでも仕事を決められるんだというのはちょっと安心です.子どもたちにはいろいろなことを経験して仕事を選んでもらいたいものです.
2004年9月1日に日本でレビュー済み
「天職の見つけ方」は書いていないけれど、そんなマニュアル本はそもそもあるわけない。
でも、この本を読んで、自分も頑張ろう。あとで振り返って天職ってこういうことか!と思えるような働き方をしたいな…、と思わせてくれる1冊でした。
親子もいいけど、大学生が読むのもいいのでは?
でも、この本を読んで、自分も頑張ろう。あとで振り返って天職ってこういうことか!と思えるような働き方をしたいな…、と思わせてくれる1冊でした。
親子もいいけど、大学生が読むのもいいのでは?