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コンビニ外国人 (新潮新書) 新書 – 2018/5/16

4.1 5つ星のうち4.1 218個の評価

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なんでこんな増えたの?
ふだん何してるの?

全国の大手コンビニで働く外国人店員はすでに4万人超。
実に20人に1人の割合だ。
ある者は東大に通いながら、ある者は8人で共同生活をしながら――
彼らはなぜ来日し、何を夢見るのか? 「移民不可」にもかかわらず、
日本が世界第5位の「外国人労働者流入大国」となったカラクリとは?
丹念な取材で知られざる隣人たちと日本の切ない現実と向き合った入魂のルポルタージュ。




【目次より】

はじめに

第一章 彼らがそこで働く理由
「日本に来たかったから、がんばりました」/アルバイトは
週に二十八時間まで/外国人留学生がコンビニで働く理由/
一〇〇万人の外国人労働力に依存する日本/さらに増え続け
る「在留外国人」/急増するベトナム人・ネパール人/ベト
ナムの日本語ブーム

第二章 留学生と移民と難民
五人に二人が外国人という状況/「その他」の在留外国人た
ち/政府の外国人受け入れ制度/「移民」とはどんな人たち
か/日本の先を行く韓国の「雇用許可制度」/ドイツの「ガ
スト・アルバイター」

第三章 東大院生からカラオケ留学生まで
コンビニ奨学生として日本へ留学/八人で共同生活/沖縄で
急増するネパール人/「辞めないでほしい」と毎月一万円/
「日本に来てから成長しました」/沖縄とネパールの関係/
留学生の間にはびこる人種差別/ミャンマー人留学生が集ま
る街/日本で働きたくても働けない

第四章 技能実習生の光と影
コンビニも技能実習制度の対象に?/技能実習生の労働環境
/技能実習生の人権を守るために/留学生が実習生をトレー
ニングする?/沖縄ファミリーマートの「留学生インターン
シップ」

第五章 日本語学校の闇
九割が留学生という大学/中国人専用の予備校に通う留学生
/全国に六〇〇校以上 乱立する語学学校/年収一〇〇万円
の日本語教師/教師一人で留学生一〇〇人という現場も/日
本語学校の管理ははじまったばかり/日本語学校が留学生の
書類を偽造/人材派遣業化する日本語学校/〝出稼ぎ留学生〟
が訴えた日本語学校/日本を目指す外国人留学生のルート/
「犯罪はよくないが……」地方の経営者の本音/ネパールの
日本語教育事情/日本語学校のこれから


第六章 ジャパニーズ・ドリーム
ベトナム人の元留学生が兄弟で起業/外国人起業家に向けた
「スタートアップビザ」/外食産業の風雲児はネパール人の
元留学生 /犯罪組織に加担してしまう留学生/「またコン
ビニで働きたいよ」/風俗店で働く現役留学生たち/増加す
る不法残留者と難民申請者/「日本人ですけど、日本語を話
せません」


第七章 町を支えるピンチヒッター
人口が減り続ける日本/そして労働力の奪い合いがはじまる
/〝国際都市〟新宿の取り組み/多文化共生を推進する広島
県・安芸高田市/日本初の公立日本語学校を開設した北海道
・東川町/十一カ国の外国人が暮らす「いちょう団地」/学
生たちが自治に参加する「芝園団地」

おわりに――取材を終えて
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商品の説明

著者について

1973(昭和48)年、沖縄県生まれ。横浜国立大学経済学部卒。ライター、編集者、構成作家。NHK国際放送の番組制作にも携わる。長年、日本在住の外国人の問題を取材してきた。著書に『血と水の一滴 沖縄に散った青年軍医』、共著に『死後離婚』などがある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2018/5/16)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2018/5/16
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 224ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4106107678
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4106107672
  • 寸法 ‏ : ‎ 18.2 x 11.3 x 2 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 218個の評価

著者について

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芹澤健介
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
色々な障壁や問題点や体力や時間の限界などがある外国人労働者問題を
今更ながらに体系的に知りました。何も知らない人は読んだ方がいい良書です。
何時の間にか移民大国になっており請負構造みたいなモノが発生して悪しき
風習が発生しております…。オフィスで働ける外国人も見ましたが、極一部の
おぼっちゃまやお嬢様や秀才なのでしょうねと言わざる負えません。にとっては
普通の移民の方々にとっては至難であることでしょう。正直出来ない日本人を
雇うより雇用主は勤勉な外国人を雇いところもあるのでは?と思ったりした。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年7月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2022年に日本に帰国したさい、いくつものコンビニで東南アジア風の外国人がレジ打ちをしているのを目撃した。「おお、これがコンビニ外国人か~」と無駄に興奮した。私はふだんアメリカで生活しているので多様な人種を見慣れているはずなのに、日本で外国人を見かけるとワクワクする(理由は不明)。

本書は、日本のコンビニにおける外国人労働者のデータ(国籍別の人数の推移とか)、さらに外国人学生のバイトに対する法的な規制などについて知ることができる。また、悪徳な業者に騙されて日本に来てしまう気の毒な外国人の話などものっている。なので、この本を読むと、コンビニで外国人を見たとき、より親近感を感じるだろう。

ちなみに今後、コンビニ外国人は減る可能性があるらしい。本書に、以下の趣旨の記述がある。

<オリンピックの後、おそらく日本の景気は悪化する。
そうなれば、日本に来る外国人留学生の数は減り、これまで頼りにしていた外国人労働者も減っていくかもしれない。・・各国が労働者を奪い合う中で、老いた日本が勝ち残れるのか。10年後にはコンビニの無人化も進んでいるだろうが、店内をうろうろする客は日本人の高齢者ばかりで、かつて若い外国人がたくさん働いていた様子を懐かしく思い出すのかもしれない。>

日本がこのまま貧乏な国になっていくと、いずれは日本人が東南アジアのコンビニに出向いて働く日が来るのではないだろうか。日本のコンビニ外国人の姿は、「明日の我が身」なのかもしれない。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年9月19日に日本でレビュー済み
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面白いテーマだが掘り下げが「浅く広く」なので、やや不満。
できれば現地の日本語学校やブローカーへの取材等で暗部を照らし、更にノンフィクションな要素が欲しかった。
また、2018年5月出版で内容は2016年のものなが、はやくもコロナ禍等で構図は大きく変わっている。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年10月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
労働者問題結構入っててめっちゃおすすめです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年6月29日に日本でレビュー済み
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 最近、都心のコンビニ店員は、アジア系の外国人ばかりという印象がある。人手不足は分かっていたが、では日本人の若者はもっと割のいいバイト先に移ったのか?どうやらそうではなく、「日本の若者の減少分を外国人が埋めているだけ」が実態。
 本書によると、「在留外国人は247万人、総人口の1.9%」。新宿区には特に外国人が多く、新大久保エリアでは住民の4割が外国人。最近はベトナムとネパールが急増。

 「アジアの裕福な家庭の子弟は欧米留学を目指し、アルバイトして稼ぎたい中下層の子どもたちが日本を目指す」のだという。なぜなら日本は留学生の就労に比較的寛容で、出入国管理法において留学生は週28時間まで働くことが認められているからである。そして「留学ビザを取得するために、日本語学校に高い授業料を支払う」という仕組みらしい。
 在留外国人にはいろいろな就労形態があるが、日本語があまりできない者は、まず日本語学校に通いながらコンビニでバイトをする。コンビニ店員は、来日したばかりの日本語があまりできない者でも就労可能な職種なのである。

 これらの留学生は、来日時点でかなりの借金を抱えているので、週28時間の上限を超えて働く者が出てくるのは自然な流れといえる。しかし、日本のコンビニは外国人がいないと回らないのが現実だから、働いている外国人を「勉強しないで何をしている!」と責めるのは筋違いではないかと著者は指摘する。

 真面目に勉強するつもりでも働きながらというのは厳しい。日本語をマスターして大学へ進学・卒業し、高度な職種に就く者がいる一方、夢かなわず帰国したり、不法就労で送還されたり、失踪してしまう者もいる。そして、その陰に、留学生を送り出す国のブローカーや我が国の日本語学校の中に、いわゆる貧困ビジネスのような輩がいるという話には胸がつぶれる思いがする。
 在留外国人の1割を占める「技能実習制度」にいよいよコンビニが追加されるという。しかし、同制度を悪用する雇用者もいる。悪い輩を根絶するのは容易ではないが、少なくとも「悪い奴は取り締まる」心意気は見せるべきであろう。

 気になっていたことを著者が調べてくれた、ということで★5
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年11月30日に日本でレビュー済み
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コンビニで働く外国人のことを書いた本だが、企業やブローカーからしたらまさしく使い捨ての便利な「コンビニ労働力」と言うことなのだろう。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年5月19日に日本でレビュー済み
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最近はコンビニに行くと、その日本語のイントネーションから外国人とわかるスタッフに接客されることも珍しくなくなってきた。筆者は『はじめに』で、コンビニの外国人スタッフは、東京などの大都市だけでなく、急速に全国に広がりつつあり、全国のコンビニで働く外国人は大手3社だけで2017年に4万人を超え、全国平均で見るとスタッフ20人のうち1人は外国人になっているとし、こうした状況が広がる背景には、コンビニ業界が抱える人手不足という深刻な問題があるとしている。 

筆者は、日本は外国人の労働力をうまく使わないと経済成長できないのに、外国人労働者の受け入れ制度が整っておらず、このままでは東京オリンピックが終わったら外国人はどんどん減っていくだろうとするある外国人留学生の予見を紹介したうえで、本書では、「外国人労働者(=移民)の受け入れに賛成か、それとも反対か」という単純な議論を煽るつもりはないとしつつも、好むと好まざるとにかかわらず、現実としてわたしたちの生活は彼らの労働力に依存しており、彼らをさまざまな角度から見ていくことで、彼らが暮らしている社会、すなわち日本という国の実相や課題が自ずと浮かび上がってくるに違いないとしている。 

筆者はまず第一章と第三章で、コンビニなどで働く留学生へのインタビューによって、彼らの就労状況などの実態を紹介している。ただ、筆者は出稼ぎ目的の留学生が増えていることには触れているものの、筆者がインタビューしているのは出稼ぎ目的の留学生ではなく普通の留学生なので、彼らへのインタビューからは留学生の悲惨な暮らし振りは浮かび上がってこない。出稼ぎ目的の偽装留学生が最底辺の仕事に就き、悲惨な暮らしを強いられている実態については、『ルポ ニッポン絶望工場』(出井康博著 講談社+α新書)に詳しい。また、第四章でも、技能実習制度の実態が「現代の奴隷制度」と揶揄されるものであり、失踪者が年々増加しているとしつつも、その過酷で悲惨な実態は『ルポ ニッポン絶望工場』に譲るとして割愛しているが、その実態については、『外国人労働者をどう受け入れるか』(NHK取材班著 NHK出版新書)にも詳しい。 

本書のハイライトは、何と言っても、『第五章 日本語学校の闇』だろう。ここでは、政府が進める「留学生30万人計画」を後ろ盾とした留学生ビジネスは儲かるので、日本語学校が異常なハイペースで増え続けているとし、「留学生からは高い学費を取り、日本語教師からは教師養成講座の授業料を取ったうえで使い捨てのように安い給料で雇い、一部の経営者だけが甘い汁を吸っている」という実態、さらには、留学生の人材派遣会社になりさがってしまった日本語学校の実例、留学生を送り込む現地の日本語学校やブローカーが留学希望者や日本の日本語学校から仲介手数料を取る仕組みなどを詳しく紹介しているのだ。 

日本人は、何で、発展途上国の貧しい人たちを食い物にするようなこうしたことを、平気でできるようになってしまったのだろうか?自分たちの行為が、こうした国において、日本の評判を著しく落とすことになってしまうという自覚はないのだろうか? 
また、地元の人が、不法就労が悪いことはもちろんわかっているとしながらも、地域の労働力の核になっていた留学生がいなくなってしまったことで困り果てていたとのルポがあるが、政府は、日本の労働力が不足しているのなら、こんな違法就労ビジネスを生むような、建前と実態が乖離した留学生や技能実習生の労働力に頼るのではなく、正規の労働者として外国人を受け入れるべきだと思う。 
90人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年10月1日に日本でレビュー済み
ここ数年コンビニに外国人が増えてきたというのは、誰もが感じるところだろう。
彼ら外国人はなぜそこで働くのか。
コンビニでアルバイトをし始めるきっかけは人それぞれだが、大学生や大学院生はまれで、ほとんどが日本語学校や専門学校に通う留学生。
日本語が上達し、他の職種が選べるようになれば、ほとんどの留学生がコンビニをやめていくのが実態のようだ。

2017年の厚生労働省の集計によると日本にいる約27万人の外国人留学生のうち、アルバイトをしているのは26万人。
外国人労働者全体の数も増加傾向で、この10年で2.6倍の128万人にも上る。
今後もその傾向は変わることはないだろう。

この同質性の高い日本の中で、たくましく生きる外国人労働者。
これからより多くの外国人労働者を受け入れることは必然だとしたときに、もっと日本人が多様化に向けて努力をしなければならないと感じる一冊だった。