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ユダヤ人: 迫害・放浪・建国 (中公新書 30) 新書 – 1963/12/1
村松 剛
(著)
- 本の長さ217ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日1963/12/1
- ISBN-104121000307
- ISBN-13978-4121000309
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1963/12/1)
- 発売日 : 1963/12/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 217ページ
- ISBN-10 : 4121000307
- ISBN-13 : 978-4121000309
- Amazon 売れ筋ランキング: - 318,803位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近のガザ紛争もそう簡単には解決しないということが、この一冊て明確に理解できる。著者はフランス文学者であって中東の専門家ではない。しかしだからこその文章の平易さと立場の公平さがあり、興味を持続させる。1963年初版からすでに60年以上が経ち、内容的にも古くなったのだろうすでに絶版のようだが、私が手に入れた古本が、2002年の第76版。本の状態は良好なのに、写真も活字も潰れ気味で、そういうところからも本書が相当のロングセラーだったことが伺える。読んでよかった。
2020年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
若年のころ読んで感心した思いがありましたが、いま読み返してもやはり名著だと思います。著者の碩学に裏打ちされた内容で<ユダヤ人>という2000年来国をもたなかった亡国の民を識るにはこれほど明確に著された書物は稀いと思います。<ユダヤ戦記>のヨセフスのくだりなどやはり興味深いです。
2015年4月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
近現代の情勢を知りたかったのに中世以前の出来事ばかりで期待外れでした
2012年2月1日に日本でレビュー済み
ユダヤ民族がアラブ民族との厳しい戦いを覚悟してまで、パレスチナにイスラエルを建国したのはなぜなのか。
紀元70年に祖国が滅亡したため世界各地に離散せざるを得なかったユダヤ民族にとって、かって祖国があったパレスチナの地に自分たちの国を再建することは1800年余に亘る民族の夢であった。パレスチナこそユダヤ民族がユダヤ教の神から与えられた「約束の地」だからである。
ユダヤ民族とユダヤ教は分かち難く結び付いている。ユダヤ教という心の支えがあったからこそ、自らの国を持たぬが故の迫害と苦難に耐え、異民族の間に埋没せずにユダヤ民族として存続することができたのである。
このようなユダヤ民族を理解するには、ユダヤ教の聖典である旧約聖書の知識が必要となるが、その時、恰好の道しるべとなるのが『ユダヤ人』(村松剛著、中公新書。出版元品切れだが、amazonで入手可能)である。
紀元70年に祖国が滅亡したため世界各地に離散せざるを得なかったユダヤ民族にとって、かって祖国があったパレスチナの地に自分たちの国を再建することは1800年余に亘る民族の夢であった。パレスチナこそユダヤ民族がユダヤ教の神から与えられた「約束の地」だからである。
ユダヤ民族とユダヤ教は分かち難く結び付いている。ユダヤ教という心の支えがあったからこそ、自らの国を持たぬが故の迫害と苦難に耐え、異民族の間に埋没せずにユダヤ民族として存続することができたのである。
このようなユダヤ民族を理解するには、ユダヤ教の聖典である旧約聖書の知識が必要となるが、その時、恰好の道しるべとなるのが『ユダヤ人』(村松剛著、中公新書。出版元品切れだが、amazonで入手可能)である。
2010年2月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
頁数が少ないこともありますが、内容がとても興味深くどんどん読み進みました。
構成としては、紀元前後以前まではかなり史実に則り、聖書を引用しながら細かく記述されていて大変興味深かったです。
ただ、それ以後から中世、近世にかけてはかなり要約した内容(悪く言うと端折ってる、駆け足)になっており、ここをもう少し充実してもらえたらと思いました。
良い作品と思います。
構成としては、紀元前後以前まではかなり史実に則り、聖書を引用しながら細かく記述されていて大変興味深かったです。
ただ、それ以後から中世、近世にかけてはかなり要約した内容(悪く言うと端折ってる、駆け足)になっており、ここをもう少し充実してもらえたらと思いました。
良い作品と思います。
2006年2月4日に日本でレビュー済み
上田和夫氏著『ユダヤ人』を読み、さらにユダヤ人についての知識を深めたいと思い購入したのがこの本であった。
上記『ユダヤ人』の著者の立場が中立的・客観的印象を強く与えるのに比べ、村松氏の『ユダヤ人』は若干聖書の記述に対する批判的な印象を受けた。しかし、著者が文献をあたり、そこで得た歴史調査研究の結果をもとに歴史をまとめると、聖書との記述との食い違いが出てくることは避けられないことであるとも思われる。従って読み手の立場によって受け取り方は色々であろう。
内容の理解に関しては、多少であっても旧約聖書に触れていたほうが当然頭の中に描くビジョンがぼやけず、内容に難しさを覚えることも少なくてすむと思われる。
私がもっとも知りたいと思っていた「ユダヤ人はいつ、どこからやってきたのか」と言う問いに答えを与えてくれる一冊であり、内容に非常に満足している。
上記『ユダヤ人』の著者の立場が中立的・客観的印象を強く与えるのに比べ、村松氏の『ユダヤ人』は若干聖書の記述に対する批判的な印象を受けた。しかし、著者が文献をあたり、そこで得た歴史調査研究の結果をもとに歴史をまとめると、聖書との記述との食い違いが出てくることは避けられないことであるとも思われる。従って読み手の立場によって受け取り方は色々であろう。
内容の理解に関しては、多少であっても旧約聖書に触れていたほうが当然頭の中に描くビジョンがぼやけず、内容に難しさを覚えることも少なくてすむと思われる。
私がもっとも知りたいと思っていた「ユダヤ人はいつ、どこからやってきたのか」と言う問いに答えを与えてくれる一冊であり、内容に非常に満足している。