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信濃の一茶: 化政期の地方文化 (中公新書 1205) 新書 – 1994/9/1
矢羽 勝幸
(著)
- 本の長さ228ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日1994/9/1
- ISBN-104121012054
- ISBN-13978-4121012050
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1994/9/1)
- 発売日 : 1994/9/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 228ページ
- ISBN-10 : 4121012054
- ISBN-13 : 978-4121012050
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,448,593位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
評価が大変遅くなりましたが、大変満足しています。今後もよろしくお願い致します。
2015年2月14日に日本でレビュー済み
井上ひさし、藤沢周平、田辺聖子などの作品はどれも個性的で面白いのです。私もこれらの作品に触発されて一茶に興味を持つようになりました。でもやはり一茶の残した大量の歴史的な資料と正面から取り組んだ学者から見ると、「一茶の一面を切り取ったものにすぎない」ようで、どれにも不満なようです。その著者が、特に一茶の信濃帰還後の時期に焦点を合わせて、一茶の当時の世界の中での立ち位置を捉えようとした作品です。特に力を入れて語られるのが、「化政期の地方文化」の代表としての当時の北信濃の文化状況です。厳しい自然環境にもかかわらず、ここにも経済の変化の影響は及んでおり、驚くべき文化的な成熟と基盤が出来上がっいたのです。そしてそれが一茶のお信濃帰還を、一茶の内面的な信条の推移とは別に、実態面で支えていたというわけです。つまり業俳として成り立つだけの経済的並びに文化的な基盤がすでに北信濃にも出来上がっていたのです。また一茶自身も信濃帰還後は江戸や他の地域とは離れて孤立の中で活動したのではなく、当時の想像以上に発達した全国的な連絡網の中で全国各地の俳人と数多くのコミュニケーションをとりながら、自身の立場と人気を固めていたのです。また本書には、幾つかの興味深いデータも整理されて掲載しており巻末の年表も詳しくて参考になります。