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江戸俳画紀行: 蕪村の花見、一茶の正月 (中公新書 1929) 新書 – 2008/1/1

4.5 5つ星のうち4.5 2個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2008/1/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/1/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 274ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4121019296
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4121019295
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 2個の評価

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磯辺 勝
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2008年2月23日に日本でレビュー済み
俳画という切り口で、江戸期の俳人を紹介していくというのは、めずらしいようだが、考えてみると、俳諧というのはもともと画賛などで、絵と一緒に読むほうが本来だったのかもしれない。
著者は、俳画の収蔵品をもとめて日本各地の文学館や図書館を訪ねたり、俳人ゆかりの寺を探しては掃苔にこれつとめたり、それでいて、江戸期の発句集、評伝や資料などの文献の渉猟もおこたりない。俳号は磯辺まさる、結社は黒田杏子主宰の「藍生(あおい)」だそうだが、こういう人が、さしてでしゃばることもなく、静かにさりげなくいたりするから俳句の世界は油断がならない。(笑)
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年7月15日に日本でレビュー済み
 俳画とは、句を書いた文字と簡単な水墨画の組み合わせである。両者が相俟って俳趣を出せていればいいのだ。
 与謝蕪村「天明くしゃみ先生」、その中で画賛「花見又兵」は特に高い完成度をもった逸品である。絵については、説明の必要がない。もろ肌脱ぎで、赤い頭巾をかぶった浮かれ男ひとりに、花びらひとつ描かれていないが、花見の様子が想像される。また、流麗な文字で次のように描かれている。「みやこの花のちりかゝるハ光信が胡粉の剥落したるさまなり」の前書き」の後に「又平に逢ふや御室の花さかり」の句がしたためられている。この俳画を見る者をして愉快にしてくれる名作である。
 そのほか、松尾芭蕉「馬上の芭蕉」、宝井其角「乞食三蔵の手紙」、小林一茶「おらが俳諧」、野々口立圃「おとぎばなし」、山東京伝「人気作家の机」など計23人の江戸時代の俳人の俳画を中心にその俳風を説明している。
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