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黄金郷伝説: スペインとイギリスの探険帝国主義 (中公新書 1964) 新書 – 2008/9/1

4.2 5つ星のうち4.2 9個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2008/9/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/9/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 282ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4121019644
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4121019646
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 9個の評価

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山田 篤美
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
質問の内容が分かりません。
2021年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
メキシコへ留学経験があって、大学もスペイン系だったので興味があり購入しました。読みやすく、スッキリとまとめられています。大学でも参考文献として使われているので、オススメです。
2017年7月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
93年頃カルロス・サウラ監督のEL DORADOをみたときに国家の成立とキリスト教について深く考えさせられ、以来この映画が忘れられずにもう一度みたいと思っておりましたが、ようやく中古のVHS版を見つけ購入しました。同時に本書の存在も知り読む機会が得られました。1498年前後からのベネズエラの地下資源や観葉植物に関連する欧米の簒奪の歴史についての文献的なアプローチで、従来耳目に触れた歴史とは異なる新たな視点から考察され、評論よりむしろ論文と言えるようなものでとても驚きました。本の中で映画について触れられておりローペ・デ・アギーレのような人物が跋扈した時代背景が深く理解できましたし、日本が近年になり確定したEEZで海底資源を発見したのは列強の搾取から免れたという点では幸運であったと思います。ただ一か所疑問点があり、コロンブスがパロス港を出港しまず目指したのは、真珠が取れ足利義稙が治める日本であったと記載されていますが、もしそうであればサンサルバドール島で触れた先住民を日本人と見たはずで、彼らにインド人とネーミングをしなかったのでは、と思いますがいかがでしょうか。インドでも真珠が取れるとコロンブスは考え、当初からインドを目指していたのではないかという疑問がおこります。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今回ギアナ高地カラオ川に行ってきました。この本では「無頭族」のすみかと紹介されています。書名が「エルドラド伝説」となっているため夢物語と思われてしまうかもしれませんが、内容は副題の通りです。
この地域のガイドブックを書店で探しましたが、当たり前の注意事項や食べ物の紹介ばかりで役に立たないものが多く、ネットの旅行記を読む中でこの本の存在を知りました。ヨーロッパ、キリスト教会による文明崩壊と虐殺・搾取の歴史は断片的に知っていましたが、この本によりその後のイギリス・米国による争奪戦の様子も理解できました。モンロー主義の一つの目的がアメリカ大陸からヨーロッパ勢力を排除することにあったという考えには頷けます。金を求めるヨーロッパ人たちに対して最後まで狡猾に抵抗したモレキト酋長についてさらに調べたいと思っています。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年1月4日に日本でレビュー済み
硬質の文章なので南米文学好きの男性研究者が書いた本なのかと思ったら山田篤美氏は女性。本書の面白さにつられて最初の著書と思われる「ムガル美術の旅」を読んだが、こちらもすばらしい。どちらも、かなり非日本語の資料を読み込んで書かれているのだろうし、とにかく書いているご本人が楽しそうなのだ。「ムガル・・」の方にはお写真もありかなりお若い。結婚されても好奇心をフル稼働させて著書を産み出していくパワーにほとほと感心しました。
2008年10月18日に日本でレビュー済み
 まず、読了直後の感想から申し上げます。
 いやぁ面白かった。こんなに知的興奮を味わわせてくれる書物に最後に出逢ったのはいつのことでしょう。一気に読み通しました。

 著者は美術史家・歴史研究者。鉄鋼メーカーに勤める夫の異動に伴って南米ベネズエラに一時移り住んだことをきっかけに、歴史上かの地のオリノコ川周辺が欧米列強の帝国主義にいかに翻弄されてきたかについて関心を持ち、それを本書に結実させたということです。膨大な資料にあたると同時に、実際に現地に足を運んでいることの強みが見せる、なかなかの力作といってよい書です。

 タイトルにあるようにベネズエラの当該地域はまず黄金伝説に引き寄せられた大航海時代の征服者たちに簒奪され、その後も真珠やランの花、ダイヤや鉄鉱石の利権をめぐっておよそ500年にもわたって蹂躙されていきます。その様子を本書は大変丁寧につまびらかにしていきます。

 かといって本書には硬質な歴史学術書の趣は一切ありません。
 エリザベス1世の肖像画、デフォーの「ロビンソン・クルーソー」やドイルの「失われた世界」といった小説、さらには映画「パピヨン」など、一般読者に卑近な例を引きながら、それぞれの作品の中にベネズエラと帝国主義の関係がどう込められているのかを分かりやすく解き明かしていくのです。
 無邪気に読んだり見たりしてやり過ごしていたそうした作品の数々が、はからずも帝国主義の一端を今に伝えるものであったり、もしくはもっと積極的に欧米の帝国主義の道具として使われていたりしていた跡を本書で教えられ、<知る>という行為が与えてくれる気分の高まりを幾度もおぼえました。
 あたかも上質のミステリー小説を読むような興奮に近いものを感じます。

 と同時に、素朴でもてなしの精神にあふれていたことがあだとなり、結果的に隷従の生活を強いられることとなった南米先住民族の哀しみにも改めて思いをはせました。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年11月13日に日本でレビュー済み
 ダニエル・デフォー「ロビンソン・クルーソー」は,南海の無人島での話なので,当然,太平洋での話だと思っていた(チリ沖のファン・フェルナンデス諸島で1704〜1709年を過ごしたアレクサンダー・セルカークというイギリス人船乗りの実話がモデルとなっている)。しかし,小説は,南米・ベネズエラのオリノコ川河口が舞台であった。
 デフォーは,金の有数の産地であるオリノコ川周辺のギニア地方(グアヤナ地方)をイギリスの植民地とするため,同地に多数のイギリス人の入植を誘うため,「ロビンソン・クルーソー」を書いた。

 「エルドラド」とは,金で溢れかえるという伝説の王国。
 スペインの将軍ケサーダは,オリノコ川周辺こそエルドラドが所在する地であると考え,1569年,エルドラドの地の終身総督及び軍務総監の地位が与えられた。
 エルドラドは,その後,スペインとイギリス,イギリスとベネズエラが相争う地域となった。
 が,20世紀に入ると,金鉱業はさびれた。
 スティーブ・マックイーン主演「パピヨン」のモデルである,強盗犯パピヨンが収容されていたのは,エルドラド刑務所である。

 本書は,ベネズエラを舞台に設定して,15世紀から現代までのエルドラドの移り変わりを,種々のエピソードを交えながら解き明かす本である。
 欧米による黄金郷探検譚に興味のある方にはお勧め。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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