無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
経済大国インドネシア - 21世紀の成長条件 (中公新書 2143) 新書 – 2011/12/17
佐藤 百合
(著)
二億三〇〇〇万の人口と東西五一〇〇キロの国土、豊富な資源を武器に、アジア第三の大国になろうとする海洋国家の展望を見通す。
- ISBN-104121021436
- ISBN-13978-4121021434
- 出版社中央公論新社
- 発売日2011/12/17
- 言語日本語
- 本の長さ262ページ
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2011/12/17)
- 発売日 : 2011/12/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 262ページ
- ISBN-10 : 4121021436
- ISBN-13 : 978-4121021434
- Amazon 売れ筋ランキング: - 383,237位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,673位中公新書
- - 25,406位投資・金融・会社経営 (本)
- - 39,038位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年7月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ半分しか読んでいませんが、過去と現在、未来のインドネシア経済をデータや歴史、文化に基づき細かく分析できていると感じる。専門用語の使用はあり、多少難しい箇所もあるが、全体的に分かりやすい。
2012年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昨今注目を浴びるインドネシアですが、主にその政治と経済についてまとめられています。
著者が長くJETROのインドネシア在住研究員だったという事もあり、若干インドネシア贔屓な所も有りますが、
統計に基づき多角的に切り込んでいる考察や検証は大変参考になります。
この一冊で過去数十年間のインドネシアの経済について理解出来ました。
また、過去の歴史を鑑みた上で今後インドネシアがどうなっていくのか、予想も展開されており興味深い。
具体的なデータが図で挿入されているので、情報源としても役に立ちました。
読み易い言葉と文章を使うように書かれてある所が好感触です。
時間を取られずに理解出来ます。
これからインドネシアへ出張・転勤される方に最適の一冊だと思います。
著者が長くJETROのインドネシア在住研究員だったという事もあり、若干インドネシア贔屓な所も有りますが、
統計に基づき多角的に切り込んでいる考察や検証は大変参考になります。
この一冊で過去数十年間のインドネシアの経済について理解出来ました。
また、過去の歴史を鑑みた上で今後インドネシアがどうなっていくのか、予想も展開されており興味深い。
具体的なデータが図で挿入されているので、情報源としても役に立ちました。
読み易い言葉と文章を使うように書かれてある所が好感触です。
時間を取られずに理解出来ます。
これからインドネシアへ出張・転勤される方に最適の一冊だと思います。
2024年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
インドネシアは海を含めるとアメリカより広い国土を持っている。
経済テクノクラートを詳しく解説され、愛着が深いんだと感じました。
GDPをデータに基づいて経済や政治に知ることができる。
日本ももっと見習って欲しいですね。
経済テクノクラートを詳しく解説され、愛着が深いんだと感じました。
GDPをデータに基づいて経済や政治に知ることができる。
日本ももっと見習って欲しいですね。
2019年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
海外旅行の予備知識にと思い買いましたが、結構、専門的、学術的な中身で読んでいるうちに眠くなりました。
2013年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これからインドネシアに赴任するのですが、インドネシアの歴史を知るにはいい本だったと思います
2012年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
このレビューは、私のブログ(不熟アナリストの独り言)からの転載です(「・・・」)。
この本では、あまり具体的なイメージが湧いてこないインドネシアについて、1997年のアジア通貨危機のころからの政治や経済そして社会の歴史とともに今後の課題や条件なども指摘しており、インドネシアの『今』を知ることができる本となっています。
現在のインドネシアは、中国やインドに次ぐアジア第3の新興国です。
2010年時点において、人口は日本の倍近い約2億4千万人(世界第4位)、国土面積は日本の5倍近い約191万平方km(世界第16位)、名目GDPは約7千億ドル(世界第18位)などとなっており、アジアの中では中国やインドに次ぐ第3の新興国といってよいでしょう。
特に人口面では「人口ボーナス」の時代がこの先20年は続く人口構成をしており、さらに石油や天然ガスなどの鉱物資源やマグロやパーム油などにも恵まれており、今後も経済成長が期待できる国の一つです。
経済以外でも、インドネシアは世界最大のイスラム人口大国でありさらに民主主義国でもあることから、新しいタイプの新興国だと思います。
ただ、今のような国になるまでには紆余曲折があり、第3章の「民主主義体制の確立」に描かれているように、1997年のアジア通貨危機や1998年のスハルト大統領の辞任のころからの体制転換期を経て、2004年のヨドヨノ大統領が誕生して民主主義体制が確立されていくところは、まるで歴史の大河ドラマを見ているようで興味深い時代だと思います。
経済成長を持続するためには政治や社会の安定が不可欠だと思いますので、今のインドネシアは経済成長を持続できる基礎的な条件が揃っているので、中国やインドなどに続く経済大国として期待できると思います。
2014年には大統領選挙が予定されており、ユドヨノ体制が終わってもその政策が継続されるのかどうか、失業率が上昇しないといわれている6%の経済成長率を維持できるような経済政策を実行できるのかどうか、インドネシアの「安定と成長」を実現するための課題や条件は多くあるようです。
個人的にはインドネシアの『未来』は明るいと思いましたが、その一方で「フォーリン・アフェアーズ リポート」で
「インドネシア――BRICsへの遠い道のり」 カレン・ブルック(「・・・」)
という公開論文が掲載されています。
この本とこの公開論文の両方を読むことで、インドネシアについての理解が深まることになると思いますので、どちらもお勧めします。
この本では、あまり具体的なイメージが湧いてこないインドネシアについて、1997年のアジア通貨危機のころからの政治や経済そして社会の歴史とともに今後の課題や条件なども指摘しており、インドネシアの『今』を知ることができる本となっています。
現在のインドネシアは、中国やインドに次ぐアジア第3の新興国です。
2010年時点において、人口は日本の倍近い約2億4千万人(世界第4位)、国土面積は日本の5倍近い約191万平方km(世界第16位)、名目GDPは約7千億ドル(世界第18位)などとなっており、アジアの中では中国やインドに次ぐ第3の新興国といってよいでしょう。
特に人口面では「人口ボーナス」の時代がこの先20年は続く人口構成をしており、さらに石油や天然ガスなどの鉱物資源やマグロやパーム油などにも恵まれており、今後も経済成長が期待できる国の一つです。
経済以外でも、インドネシアは世界最大のイスラム人口大国でありさらに民主主義国でもあることから、新しいタイプの新興国だと思います。
ただ、今のような国になるまでには紆余曲折があり、第3章の「民主主義体制の確立」に描かれているように、1997年のアジア通貨危機や1998年のスハルト大統領の辞任のころからの体制転換期を経て、2004年のヨドヨノ大統領が誕生して民主主義体制が確立されていくところは、まるで歴史の大河ドラマを見ているようで興味深い時代だと思います。
経済成長を持続するためには政治や社会の安定が不可欠だと思いますので、今のインドネシアは経済成長を持続できる基礎的な条件が揃っているので、中国やインドなどに続く経済大国として期待できると思います。
2014年には大統領選挙が予定されており、ユドヨノ体制が終わってもその政策が継続されるのかどうか、失業率が上昇しないといわれている6%の経済成長率を維持できるような経済政策を実行できるのかどうか、インドネシアの「安定と成長」を実現するための課題や条件は多くあるようです。
個人的にはインドネシアの『未来』は明るいと思いましたが、その一方で「フォーリン・アフェアーズ リポート」で
「インドネシア――BRICsへの遠い道のり」 カレン・ブルック(「・・・」)
という公開論文が掲載されています。
この本とこの公開論文の両方を読むことで、インドネシアについての理解が深まることになると思いますので、どちらもお勧めします。
2017年11月30日に日本でレビュー済み
一度はBRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)に、もう一つの「I]を加えるかとまで云われたが、スハルト政権以後の民主化のうねりでインドネシアは混沌とし(赤狩りで大虐殺があった)、結局経済発展をする機会を逸してしまったインドネシア。今ではVISTA(ベトナム・インドネシア・南アフリカ・トルコ・アルゼンチン)の1つとして数えられる。
インドネシアは二億人を超える人口大国であり、東西の広さはアメリカ合衆国を超える広さを持つ。またイスラム教国として有名であるが、キリスト教やヒンズー教、仏教も抱える多民俗・多宗教国家である。それが故のコンセンサスによる政治がなされ、今では日韓台に続く民主国家であるとまで云われる 。ただ腐敗はまだまだ多いようで、これからの改革が求められる。
今までは成長のモデルは「外資導入」であったが、むしろインドネシアは国内資本の育成にも力を注いでいる。華人の商人がいたこともあるが、やはり自由化が進むインドネシアの上で、「外資・内資」という形はもうないのかもしれない。たしかに外資導入を促進した国家は、維新体制の韓国と戒厳令下の台湾であった。インドネシアモデルは、これからの経済発展の道標かもしれない。
インドネシアは二億人を超える人口大国であり、東西の広さはアメリカ合衆国を超える広さを持つ。またイスラム教国として有名であるが、キリスト教やヒンズー教、仏教も抱える多民俗・多宗教国家である。それが故のコンセンサスによる政治がなされ、今では日韓台に続く民主国家であるとまで云われる 。ただ腐敗はまだまだ多いようで、これからの改革が求められる。
今までは成長のモデルは「外資導入」であったが、むしろインドネシアは国内資本の育成にも力を注いでいる。華人の商人がいたこともあるが、やはり自由化が進むインドネシアの上で、「外資・内資」という形はもうないのかもしれない。たしかに外資導入を促進した国家は、維新体制の韓国と戒厳令下の台湾であった。インドネシアモデルは、これからの経済発展の道標かもしれない。
2016年7月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あまり綺麗ではなかったです。
拭けば簡単に取れそうな汚れですら、
そのままで少し気持ち悪かったです。
拭けば簡単に取れそうな汚れですら、
そのままで少し気持ち悪かったです。