本のタイトル通り、
なぜ現代社会は働きづらく、産みにくいにかということについて、
歴史的背景や国ごとの比較を、データを提示した上で分析・考察しており、とても分かりやすい。
考察もとても興味深かかった。
データが不足している事象に関しては、仮説・推測であると明言してから考察を述べているところが信頼できる。また、その推測も興味深い。
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仕事と家族 - 日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか (中公新書) 新書 – 2015/5/22
筒井 淳也
(著)
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- 本の長さ209ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2015/5/22
- 寸法11 x 1 x 17.5 cm
- ISBN-104121023226
- ISBN-13978-4121023223
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2015/5/22)
- 発売日 : 2015/5/22
- 言語 : 日本語
- 新書 : 209ページ
- ISBN-10 : 4121023226
- ISBN-13 : 978-4121023223
- 寸法 : 11 x 1 x 17.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 99,895位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 431位中公新書
- カスタマーレビュー:
著者について
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社会学者。計量社会学、家族社会学。
一橋大学大学院社会学研究科博士課程後期課程。博士(社会学)。
立命館大学産業社会学部教授。
Note: https://note.com/junya_tsutsui/
Website: https://researchmap.jp/read0192468
Yahooニュース個人ページ:https://news.yahoo.co.jp/byline/tsutsuijunya
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少子化問題や格差問題を扱う人々には、労働組合などの抵抗により、今なお労働市場の
非対称性が強いという現実には触れない掟でもあるのか、どの学者もどこかもどかしい
空疎な議論を繰り返すもので、本書もその例に漏れず、日本の労働市場の特徴には
触れず仕舞でしたが、それでも、諸外国の例、ことにいずれも高い出生率を達成して
いる小さい政府のアメリカと大きい政府のスウェーデンを両極の例として、政府の
大小とは関わらず、子育てを外部化する市場の存在(アメリカはベビーシッターなど、
スウェーデンは公的部門の女性労働者)が出生率の維持を可能にしているという、
貴重な情報を展開してくれています。
そうして、日本の労働環境の最大の問題点は、男性社会の労働のあり方、職務内容の
無限定性、勤務地の無限定性、労働時間の無限定性を軸とした日本的な働き方の
異常さが(これも、労働市場が非対称であることと本来は関係が深いのですが)、
総合職から女性を排除している現状があり、それを見直さないままで男女の参画を
平等にすることはできないという結論は、非常にまっとうな理解と言えるでしょう。
かつての日本では、農業や商業などの家業に携わる働く女性から、サラリーマン層の
専業主婦が増えた時代がありましたが、その後女性も社会進出が一般的になりながら、
子育ての外部化環境が整っていない日本では、無限定労働から排除された女性は、
派遣労働などの市場に頼らざるを得ないために、労働時間が長い割に報酬は十分
ではなく、それでいて伝統的に、あるいは能率の点で女性の家事の分担は大きく、
そういう環境では、少子化が進むのも当然であると言えます。
ただ、「お手本になる国はあるか?」という章では、オランダがワッセナー合意に
基づき、賃金の抑制と労働時間の短縮によって、ワークシェアリングに成功して、
失業率が抑えられ生産性が向上したという点は消極的に紹介するにとどまり、特に
根拠もないままこれを否定してしまっているため、子育てを親自らが行う可能性を
閉ざしながら、スウェーデンのように、女性労働者のかなりの割合が、公務員
としてケアワーカーのような仕事に限定されてしまっている不自由な社会を是と
する流れは、少し強引な感じがしますし、せっかくの研究の成果も、日本社会へ
応用する可能性を考えると、少し惜しいことになっている感じがします。
非対称性が強いという現実には触れない掟でもあるのか、どの学者もどこかもどかしい
空疎な議論を繰り返すもので、本書もその例に漏れず、日本の労働市場の特徴には
触れず仕舞でしたが、それでも、諸外国の例、ことにいずれも高い出生率を達成して
いる小さい政府のアメリカと大きい政府のスウェーデンを両極の例として、政府の
大小とは関わらず、子育てを外部化する市場の存在(アメリカはベビーシッターなど、
スウェーデンは公的部門の女性労働者)が出生率の維持を可能にしているという、
貴重な情報を展開してくれています。
そうして、日本の労働環境の最大の問題点は、男性社会の労働のあり方、職務内容の
無限定性、勤務地の無限定性、労働時間の無限定性を軸とした日本的な働き方の
異常さが(これも、労働市場が非対称であることと本来は関係が深いのですが)、
総合職から女性を排除している現状があり、それを見直さないままで男女の参画を
平等にすることはできないという結論は、非常にまっとうな理解と言えるでしょう。
かつての日本では、農業や商業などの家業に携わる働く女性から、サラリーマン層の
専業主婦が増えた時代がありましたが、その後女性も社会進出が一般的になりながら、
子育ての外部化環境が整っていない日本では、無限定労働から排除された女性は、
派遣労働などの市場に頼らざるを得ないために、労働時間が長い割に報酬は十分
ではなく、それでいて伝統的に、あるいは能率の点で女性の家事の分担は大きく、
そういう環境では、少子化が進むのも当然であると言えます。
ただ、「お手本になる国はあるか?」という章では、オランダがワッセナー合意に
基づき、賃金の抑制と労働時間の短縮によって、ワークシェアリングに成功して、
失業率が抑えられ生産性が向上したという点は消極的に紹介するにとどまり、特に
根拠もないままこれを否定してしまっているため、子育てを親自らが行う可能性を
閉ざしながら、スウェーデンのように、女性労働者のかなりの割合が、公務員
としてケアワーカーのような仕事に限定されてしまっている不自由な社会を是と
する流れは、少し強引な感じがしますし、せっかくの研究の成果も、日本社会へ
応用する可能性を考えると、少し惜しいことになっている感じがします。
2022年2月12日に日本でレビュー済み
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なぜ日本は働きづらく産みにくいのか。まさに自分が悩んでいたこと。答えを求めて手を取りました。
読んでみて納得の嵐。高度経済成長期の男性モデルの働き方こそが、さまざまな問題を生み出している源だと思いました。出生力が危機的になっている日本は今どうすべきなのか。海外との比較や緻密なデータ分析で、現状の日本の問題点や進むべき道が見えてくる良書。ぜひ多くの人に読んで欲しいです。
日本ではまだまだ女性は働きづらく産みにくい。現状を適切に理解して声をあげ続けることが大切だと思います。
読んでみて納得の嵐。高度経済成長期の男性モデルの働き方こそが、さまざまな問題を生み出している源だと思いました。出生力が危機的になっている日本は今どうすべきなのか。海外との比較や緻密なデータ分析で、現状の日本の問題点や進むべき道が見えてくる良書。ぜひ多くの人に読んで欲しいです。
日本ではまだまだ女性は働きづらく産みにくい。現状を適切に理解して声をあげ続けることが大切だと思います。
2019年3月29日に日本でレビュー済み
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何故育休明けに思うように仕事が出来ないのか、モヤモヤとした気持ちが第三者の目線で整理された。
2021年5月2日に日本でレビュー済み
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統計データを大量に駆使して模範的な論文のような高水準な出来栄えに唸ること
間違いなしです。期待以上のお仕事でした。今回初めて知ったことも多々あり、
無学ながらに知的好奇心を満たすことが出来ました。現代社会を語るうえでも
必須になってくる書籍だと思います。地味ながらに良い仕事をしていると素人にも
伝わってくる一冊で未読者は潜りかもです。
間違いなしです。期待以上のお仕事でした。今回初めて知ったことも多々あり、
無学ながらに知的好奇心を満たすことが出来ました。現代社会を語るうえでも
必須になってくる書籍だと思います。地味ながらに良い仕事をしていると素人にも
伝わってくる一冊で未読者は潜りかもです。
2020年7月5日に日本でレビュー済み
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授業のレポートを作成するために購入しました。
日本の少子高齢化の原因が様々な切り口で述べられていて面白かったです。
日本の少子高齢化の原因が様々な切り口で述べられていて面白かったです。
2016年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を読んでから 国会答弁を聞くと
首相はじめ男性議員の頭の古さがよくわかります
保育園の問題を
働くお母さんを助けるため、と語ることからして時代遅れ。
育児の当事者を女性と決めてつけていることが伝わってきます
議員さんにぜひ読んでほしい本
首相はじめ男性議員の頭の古さがよくわかります
保育園の問題を
働くお母さんを助けるため、と語ることからして時代遅れ。
育児の当事者を女性と決めてつけていることが伝わってきます
議員さんにぜひ読んでほしい本
2018年7月8日に日本でレビュー済み
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本書は、日本の雇用・労働の問題点を、アメリカ(自由主義経済)、北欧(福祉国家的経済)、ドイツ(保守型)などのデータも合わせながら、多角的に捉えて紐解いていっています。
もちろん、海外のケースがそのまま当てはまるわけではないので、日本の雇用・労働の問題やその原因を1960年代の話からも解剖して考察しているのですが、圧倒的な情報量と分析に感動を覚えました。
この手の「働き方」系の本の多くは、海外のケースをそのまま当てはめがちな印象があるのですが、この本では色んなデータを使いながら、それらをあくまで「参考資料」として、日本に存在する根深い問題を独自に深く考察しています。新書ですが、1つの論文を読んでいるような読後感がありました。
もちろん、海外のケースがそのまま当てはまるわけではないので、日本の雇用・労働の問題やその原因を1960年代の話からも解剖して考察しているのですが、圧倒的な情報量と分析に感動を覚えました。
この手の「働き方」系の本の多くは、海外のケースをそのまま当てはめがちな印象があるのですが、この本では色んなデータを使いながら、それらをあくまで「参考資料」として、日本に存在する根深い問題を独自に深く考察しています。新書ですが、1つの論文を読んでいるような読後感がありました。