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記号と再帰: 記号論の形式・プログラムの必然 単行本 – 2010/6/23

5つ星のうち4.8 2個の評価

第32回サントリー学芸賞(思想・歴史部門)受賞
第19回大川出版賞受賞

言語への文理の壁を超えた接近、引きこまれる議論の展開と衝撃。
人工言語の記号論を企て、人間の記号系の本質を再考する。

人類史上最も成功した人工言語である、プログラミング言語。自然言語と異なり整備された規則をもつこの言語の記号論的な探求は、一方で自然言語に通底する知見を我々にもたらす。再帰性の概念を軸に、人間の記号そのものを再考する野心的な試み。

【「結語」より】
「人間の記号系は、再帰的な記号を自然に扱う。……今なお、コンピュータは再帰が苦手である。結局、コンピュータの発展は、再帰をどのように機械において扱うかという問題でありつづけるだろう。」

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商品の説明

出版社からのコメント

【担当編集者より】
「X=X+1」という式……、「XとはXに1を足したものである」と言ったら、それはおかしな話ですね。でも、すこしでもプログラミングを齧ったことのある方だったら、これは「Xという変数に割り当てていた値に1を足すことをせよ」という命令だということは、ピンとくるはずです。同じ動作をするのに美しいものと美しくないものもあるというプログラミングですが、では、人がプログラムを記述するとき、そこでは記号を介してどんな意味の作用が働いているのでしょうか。それは我々の日常の言語とどこまで同じで、どう違うのでしょうか。生産される文字の量で計ればいまや人間の言語生活の大きな部分を占めるようになった人工言語“プログラミング言語"の記号論に挑戦する、まったく新しい企てです。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東京大学出版会 (2010/6/23)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/6/23
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 259ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4130802518
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4130802512
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.8 2個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2012年5月12日に日本でレビュー済み
    コンピュータ言語やその理論,とくに再帰を記号論的な見方で分析している. 記号論と人工言語とをむすびつけるそのやりかたは斬新だ. これら両方の分野に精通した人は非常にわずかだとかんがえられるから,どちらの分野のひとにとっても,この内容は新鮮だろう.

    しかし,一応は両方を知っている立場からすると,このむすびつけかたはいささか強引だとおもえる. 記号論の対象は人間の言語や記号であり,記号の概念も解釈も人間のものだ. ところが,著者がそれをコンピュータ言語にあてはめるとき,そこには基本的に人間はいない. 機械が解釈するものとしてのコンピュータ言語と人間の言語の記号論を対応させるのには違和感がある. また,いまさら記号論なのかという気がしないでもない.

    コンピュータ言語も人間が書くものだから,記号論や言語学の手法をとりいれるのにもっとべつの視点もある. 著者もところどころアドホックに人間の視点をいれてはいる. しかし,それをもっとすすめた議論は実は存在している. 金田 泰 著 「プログラミング言語学をめざして」がそれなのだが,(Web にはアップされているが) 残念ながら手書きの修士論文でおわっているためほとんど知られていないし,議論は浅い.

    いずれにしても,この本はいくつかの賞をとり,英語でも出版されている. 著者あるいはこれらの本を読んだだれかが (私もふくめて) これをきっかけとして,さらにすすんだ議論や周辺の話題をほりおこしてくれればよいとおもう.
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