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掠奪されたメソポタミア 単行本 – 2016/6/25
ローレンス・ロスフィールド
(著),
山内 和也
(翻訳)
ダブルポイント 詳細
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購入オプションとあわせ買い
アメリカのイラク侵攻による悲劇の中で甚大で継続的だったのは、イラク国立博物館の掠奪とそれに続く考古遺跡の盗掘──偉大な文明遺産が消滅の危機に瀕したことだった。知られざるその顛末を詳細にドキュメントする本書は、何が起こり、なぜ起きたのかを解明し、悲劇の再発を防ぐための道筋も示唆。文化財保護の「未来への提言」を込める。
- 本の長さ352ページ
- 言語日本語
- 出版社NHK出版
- 発売日2016/6/25
- 寸法13.8 x 3.2 x 19.7 cm
- ISBN-104140093595
- ISBN-13978-4140093597
登録情報
- 出版社 : NHK出版 (2016/6/25)
- 発売日 : 2016/6/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 352ページ
- ISBN-10 : 4140093595
- ISBN-13 : 978-4140093597
- 寸法 : 13.8 x 3.2 x 19.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,296,103位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 148,251位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年5月24日に日本でレビュー済み
元々、略奪されていたメソポタミアが、再度戦争によって略奪される。それは、過去に、そして、アメリカ軍の無知によって、そして、現地住民によって。本来、文化財を守る側だった人間ですら、遺跡の場所を理解しているが故に率先して略奪者になってしまう。読み応えあり。
2018年11月30日に日本でレビュー済み
「最古」と「最新(もうちょっと古くなったけど)」そして「世俗社会(戦争、政治)」に「芸術宗教」が備わった文句なしのテーマ。
分厚いハードカバーでお値段4000越え、天下のNHKが出版。
期待して読み始めたのですが……
読み物としては、500円で電子書籍版ならまあいいかなというものでした。
そのうち資料として読み直す事もあるかと即効スキャンしてポイしました。
分厚いハードカバーでお値段4000越え、天下のNHKが出版。
期待して読み始めたのですが……
読み物としては、500円で電子書籍版ならまあいいかなというものでした。
そのうち資料として読み直す事もあるかと即効スキャンしてポイしました。
2016年8月22日に日本でレビュー済み
2003年4月、メソポタミア文明の遺物を多く収蔵するイラク国立博物館が掠奪されたというニュースが流れた。アメリカのイラク侵攻にあたって、多くの考古学関係者が、遺跡や博物館などの破壊とともに危惧したのが、この“掠奪”であった。本書は、アメリカ国務省、国防省などに考古学関係者が“掠奪”の危険性を事前に提言しながらも、それが実を結ばずに、人類全体の遺産ともいうべき大量の遺物がなぜ“掠奪”されることになったのかを描いている。
2003年以前の掠奪についても簡潔に触れられているが、全体のほとんどはイラク侵攻前後の顛末である。考古学者が提言しようとしても、文化関係の担当者がいない、建造物は攻撃対象からこそはずされているものの“掠奪”に対してはほとんど考慮されていない、策定された戦後計画もこの方面については杜撰というのが、読んでいくとよく分かってくる。そのため、国立博物館からだけでなく、イラク国内からも大量の遺物が盗まれている。ラムズフェルドやブレマーだけでなく、当時のアメリカ行政府・軍部が、いかに無能で無定見であったのかもよく分かる。ただ、掠奪などを防ごうとした側も、考古学者だけでなく、コレクターなどが所属する団体もいて、一枚岩ではなかったことが明らかにされている。
もちろん、個人個人を見ていくとアメリカ、イギリスの一部軍人や政府関係者、イラクの考古学関係者たちも努力を重ねている。また、掠奪後であっても、少しでも被害を抑えること、奪われてしまった遺物の回収などに様々な取り組みがなされている。しかし、後手後手となったものも多く、予算の関係で遺跡などの警備にお金が使えないなどの問題点も発生している。そういった経緯もあって、戦争終結後も掠奪は続く。一部には、イスラム系過激派の資金源になっていることも指摘されている。
日本はユネスコへお金を拠出しているものの、一部とはいえ奪われた遺物が日本国内で見つかっていることもあるようだ。
帯に書かれたように、「守ろうとしなかった」のだ。そして、それは人類の文化に対する罪である。
2003年以前の掠奪についても簡潔に触れられているが、全体のほとんどはイラク侵攻前後の顛末である。考古学者が提言しようとしても、文化関係の担当者がいない、建造物は攻撃対象からこそはずされているものの“掠奪”に対してはほとんど考慮されていない、策定された戦後計画もこの方面については杜撰というのが、読んでいくとよく分かってくる。そのため、国立博物館からだけでなく、イラク国内からも大量の遺物が盗まれている。ラムズフェルドやブレマーだけでなく、当時のアメリカ行政府・軍部が、いかに無能で無定見であったのかもよく分かる。ただ、掠奪などを防ごうとした側も、考古学者だけでなく、コレクターなどが所属する団体もいて、一枚岩ではなかったことが明らかにされている。
もちろん、個人個人を見ていくとアメリカ、イギリスの一部軍人や政府関係者、イラクの考古学関係者たちも努力を重ねている。また、掠奪後であっても、少しでも被害を抑えること、奪われてしまった遺物の回収などに様々な取り組みがなされている。しかし、後手後手となったものも多く、予算の関係で遺跡などの警備にお金が使えないなどの問題点も発生している。そういった経緯もあって、戦争終結後も掠奪は続く。一部には、イスラム系過激派の資金源になっていることも指摘されている。
日本はユネスコへお金を拠出しているものの、一部とはいえ奪われた遺物が日本国内で見つかっていることもあるようだ。
帯に書かれたように、「守ろうとしなかった」のだ。そして、それは人類の文化に対する罪である。