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キラーストレス心と体をどう守るか (NHK出版新書) 新書 – 2016/11/8

NHKスペシャル取材班 (著)

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そのストレスは、ある日突然、“死因"に変わる

NHKスペシャルシリーズ「キラーストレス」の出版化。知らないうちに、私たちの心と体をむしばむストレスを“キラーストレス"と名付け、そのメカニズムを最先端の知見で明らかにしていく。また、効果が実証されている「コーピング(ストレス対処)」や、世界で話題の「マインドフルネス」など、さまざまなストレス対策法を紹介する。ストレス大国ニッポンに生きる人々に警鐘を鳴らす一冊。

[内容]
第一章これがキラーストレスの正体だ
第二章脳を破壊するキラーストレス
第三章体をむしばむストレスの暴走
第四章対策I 脳を変化させる運動と病を防ぐ食生活
第五章対策II ストレスを観察し対処するコーピング
第六章対策III 世界の注目を浴びるマインドフルネス
終章ストレスから子どもを守る

いますぐあなたのストレス度が分かるライフイベントストレスチェック付き!

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本の長さ

240ページ
言語

日本語
出版社

NHK出版
発売日

2016/11/8
寸法

11.1 x 1.2 x 17.1 cm
ISBN-10

4140885033
ISBN-13

978-4140885031
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登録情報

出版社 ‏ : ‎ NHK出版 (2016/11/8)
発売日 ‏ : ‎ 2016/11/8
言語 ‏ : ‎ 日本語
新書 ‏ : ‎ 240ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4140885033
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4140885031
寸法 ‏ : ‎ 11.1 x 1.2 x 17.1 cm

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れむれむ

薄いのによくまとまっている良書

2020年5月10日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

「どうせ死なないから死ぬ気でやれ」という体育会系のフレーズが平然と叫ばれる職場
過労によるストレスに見て見ぬふりをしつつ連日早朝から夜中まで仕事に取り組んでいたが、精神的にも体力的にも限界を感じ、良からぬことが頭をよぎったときにこの本に出会った。

この本では命を奪う可能性あるストレスをキラーストレスと呼び、注意点や対処法などの実践的な内容が分かりやすくまとめられている。本当に必要な情報を相当取捨選択したと見えて、ページ数もこの手の本ではかなり少なく、早い人なら数時間で読み終えることができるだろう。

そして、これは誰か一人のサクセスストーリーではなく、科学的な研究成果をまとめたものであり、この本を通じて得た知識はそのまま自分の行動に当てはめて活用することができる。

周囲にストレスに悩んでいる人がいれば真っ先に勧めたい良書だと思う。

11人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

Kohei-S

自分の身は自分で守らなければいけない

2017年6月19日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

厚生労働省が発表した統計によると、
躁うつ病にかかる患者は94年時では43.3万人、
14年時では111.4万人と、
20年で2.6倍になっています。
認知件数が増えたというよりも、やはり社会環境の変化によって
、絶対数が増えたと思います。
日本社会は、ますます利便性を追求していますが、
その歪みが、個人が受けるストレスとして、
多くの日本人に精神疾患の増加として、現れています。

ストレスで、うつ病になる。
（ある見方では）うつ病は、慢性ストレス性精神疾患と言います。
よって自分にふりかかるストレスが何なのか、見極め、そして
日々の生活習慣を見直す必要があります。

この著作では、まずストレスチェック（ライフイベントにおける)
を行うように勧めています。
このチェック表は、かなり使えると思いました。

項目によって、ストレス指数が全然違います。
不謹慎ですが、配偶者の死などは、感じるストレスの中で、
最も高い部類に入っています。（また不謹慎な言い方ですが）これを知っていれば、
似たような状況になった場合の対策を講じることができます。

そして、ストレス対策として、
コーピングや運動
マインドフルネス
を取り上げています。

コーピングなら(一つの方法として)、自分にとって、
気分が上がる行動をリストアップし、
実際に行動して、10点満点で採点する。
得点が高ければ、それは自分にとって、ストレスを軽減できる、
行動となる。

そして、そのリストを意識的に増やしていくようにする。
自分のストレスを「観察」する習慣、そして、
「対応」するという意志と行動を徹底的に行なう。

ストレスキラーの背景にあるのは、
もはや、誰も自分も守ってくれない、
自分の身は自分で守らなければいけないという
社会状況になっているからだと思います。

職場などで発生するパワハラ(いじめ、いやがらせ)などは、
増加し続けています。

いついかなるストレスが来るかわからない。
カラダの健康に気をつけて、
バランスの良い食事を心がけるように、

普段から精神の健康を保つために、いかにストレスと付き合うか、
という、今の日本人の誰もが考えなければいけないことへの、
対処療法が、分かり易く書かれています。

11人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

まゆみ

内容が薄い

2020年7月1日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

参考にならなかった。期待外れだった

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

dadada

「病は気から」を実証

2020年7月25日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

最新の研究に関する知見を参照しながら、ストレスが脳に与える影響をわかりやすく説明している。特に海馬の写真の比較が視覚的に衝撃的だった。
「うつ病は甘え」に代表されるようなストレスに対する根性論に対して、科学の視点から脳や身体への影響を数多く提示して反論しており、現代のストレス過多社会に警鐘を鳴らす一冊だと思う。

個人的に最も印象に残ったのは、調査の結果、都会の人の方が田舎に住む人に比べて扁桃体が大きくなっていることが分かった、という点だ。
（扁桃体が大きくなると小さなストレスに対しても過敏になってしまう）
都会の方が刺激が多く、扁桃体への影響が大きいという。加えて、スマートフォンの影響も甚大だ。都会に住む現代の若者はストレスを抱えやすい環境にいるのだ。
これは現代と過去の比較とも捉えることができる。「近頃の若者はストレスに弱い」という年配の方も多いが、それはある意味で正しいと言える。（現代の社会を作ったのは年配の方々だ、というツッコミはさておき）

本書にはストレス解消法まで示されている。具体的には運動や食事、マインドフルネス瞑想、コーピングなどだ。

本書は学生から部下を持つ上司まで、幅広い層に参考になると思う。人付き合いや組織論といった点からも参考になることは多いだろう。文章も読みやすいので、2〜3時間程度でサクッと読める。オススメの一冊だ。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

mar.bow33

それなりに面白い内容

2020年7月5日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

読んで人それぞれの内容の受け取り方だと思う。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

Amazon カスタマー

様々なストレスで疲れてしまっている方に読んで欲しいです

2019年9月15日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

幼い頃から家庭環境のストレスに晒され続け社会人になってからもストレスにやられ心身共にダメージを受け続け、耐えられなくなっていた時にこの本に出会いました。既に自覚症状はあったものの、ストレスがこんなにも身体を物理的に蝕む恐ろしいものだとは気づかずゾッとしました。が、同時にそれは修復できると分かってホッとしました。実際私は現在修復過程です。この本に現実を突きつけられた事で衝撃を受けたと同時に科学的エビデンスも説明されている事で逆に救われました。心も体も軽くなりました。

6人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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北アルプス登太郎

今やれ、すぐやれ＾＾

2017年1月8日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

NHKで放送したドキュメントを書籍した内容だそうです
現代はストレス社会です、なんていまさらって感じですが…新手のストレス解消法として”マインドフルネス”という欧米式のリラックス方法が新聞で紹介されていました。それに関連してこの本も紹介されていたので買ってみた次第です。
都会はストレスの温床で田舎住まいはその逆で…とか当たり前のことを改まって書いてあったりもするんですが、今自分自身がストレスに晒されていて疲れているんじゃないか？？なんて状態を再確認する意味ではよかったです。ストレスを自覚して意識することは大事だと思いますし…

ネタばらしにはならない程度に内容に触れますが
ストレスの原因を避けること、家族や友人などサポートしてくれる仲間を持つこと、日常に笑いをもつこと、食事など生活習慣を見直し定期的な運動を続けること、瞑想すること…以上を組み合わせていけばストレス社会に潰されずに強く向き合えるんだそうです（当たり前といえば当たり前ですが…）。
面白いな～と思った点は、コーピングという言い回しの”気晴らし”　が大事なんだそうです。例えるならば、買い物したり毎日の晩酌とかペットと遊んだり映画みたり楽器演奏したり、といった些細な”気晴らし”を指すことのようです。その数が多いほうが自由時間により解放感を得られて疲れやストレスを溜め込まないんだそうです（これも当たり前といえば当たり前か…）。宇宙飛行士の日常を引き合いに出してある内容は妙に説得力ありました。
最後に、肝心の”マインドフルネス”についてですが、毎日１０分程度でできる簡単な呼吸と軽い体操みたいなものですね。
これは先に挙げた”瞑想”にあたるもののようですが…日本や東洋の芸事（茶道、華道、書道、武道…）からヒントを得たもののようで、緊張感の中にリラックスを見い出して集中力を高めるトレーニングのようです。毎日続けていけば疲れた自分から脱することができるんだそうですが…
日本の礼儀作法の文化は欧米文化に足りない何かを補う神秘的な魅力があるみたいですね～

結論としては、ストレスを失くすことは無理だとしても”意識”してストレスと上手に付き合いましょうということでしょうか？
（自分自身がブレることなく平静とリラックスを保っていけば、職場などのイライラした輩や痛いオバタリアンにも屈することなく逆に手玉にとれたりできたらな～なんて無理なことを妄想しちゃいました＾＾；）

14人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

三島一郎

キラーストレスには、対処できる

2017年7月22日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

　キラーストレスとそれへの対処法が具体的に書かれている。
　研究データを基にした運動、食生活、コーピング、マインドフルネスといった対処法は、日常生活レベルで十分に使える工夫として提示されている。
　特に問題とされているのが、ストレスから子供を守ることで、子ども時代に不運な経験をした人たちは、長じて、恐怖や不安に対するストレス反応が大きくなる傾向にあることが、分かっている。
　しかし、こうした子供たちでも、きちんとしたストレス予防法や対策を施せば、その効果は十分に期待できることも確かめられている。
　そのひとつが、親と子が一緒に難しい問題について話し合い、解決する方法を見つけるトレーニングである。
　子どもたちをストレスから守るには、家族とのコミュニケーションが重要である。
　また、EMDRの治療で、ストレスによるトラウマをかなり取り除くことができることも分かっている。

16人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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