中古品:
¥280 税込
配送料 ¥275 5月29日-31日にお届け
詳細を見る
中古商品: 良い | 詳細
発売元 H&L
コンディション: 中古商品: 良い
コメント: 中古品の為、カバーに微スレなどの多少の使用感があります。帯付
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

民俗誌・女の一生: 母性の力 (文春新書 534) 新書 – 2006/10/1

3.8 5つ星のうち3.8 3個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2006/10/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/10/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 234ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4166605348
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4166605347
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 3個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
野本 寛一
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう

カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
5つのうち3.8つ
3グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2009年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
従来の民俗史観では、女性は血の穢れを持った存在として出産や生理の時など、「月小屋」に隔離されてきた。著者は、その実これらは分娩や生理で疲れた心身をいたわるための休息の場だったとする。産後は新生児の世話だけに専念できる、母子安息の場であったと。非常に新しい前向きな分析だと思う。
 また、産の穢れから守るため男性を廃してきた、とする考えを180度転換して紹介されている。女だけで無事産んでみせる、としてきた、女性の矜持を先達の話をあげて見つめなおす。
 さらに嫗の皺の寄った乳房は多くの子供たちを育み、育て上げた尊い証なのである、と。私自身、子を産んだ者として男性の著者のこのような賛歌を目にし、涙があふれた。
 巻末では著者の女性への思いが結集されたかのごとく、「な見たまいその伝統」を紹介する。古事記で出産の場面を夫に見ないで欲しいと願う女神の思い。これは女性が絶叫したり、取り乱した姿を、愛する夫に見せたくない、という思いではないかと、著者は書いておられる。
 私も出産時、立会いはしないでいい、と夫に言い残して分娩室に入った。この本を読んで、あれは本能的なものだったのだなあ、と意を深くした。
 本書は女性の一生を少女から嫁、母、嫗へと一本の道のように、古老の話を聞きながら紹介し、従来の穢れ中心であった、女性の民俗学を真っ向から変えた、著者独自の女性賛歌である。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年5月27日に日本でレビュー済み
娘、嫁、主婦、嫗に至るまで、女はその力量を磨き続けてきた。そんな女の姿があったから、男は女を支えたし、周囲は女に一目置いてきた。女って、なんて逞しくて明るくてかっこ良かったんでしょう!
女が年を重ねるといえば、老化現象しか思い浮かばずアンチエイジングしかやることはないと思っている現代人に、一撃喰らわせる良書です!!!
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート