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超初心者のためのサイバーセキュリティ入門 (文春新書) 新書 – 2016/10/20
面白くてタメになる! 内閣府参与が教える「ITセキュリティレッスン」開講!
あなたの個人情報は毎秒盗まれています。たとえば……
・LINE乗っ取りで社会的信用は1秒で失われる
・位置情報付きの写真投稿が誘拐事件の引き金になる
・ママ友はあなたのフルネームから過去の汚点を検索する
・クラブのお姉さんにスマートフォンの充電を頼んではいけない
・サイバー戦争は核戦争の次の脅威である
思い当たることはありますでしょうか。ITは使いこなした者勝ちですが、進歩が早すぎてついていけていない人には、実は脅威の対象でもあるのです。
著者は米国生まれの日本人。16歳にしてITプログラマーとして活動を始め、医学部に通いながら生態認証システムの技術で特許を取得。後に技術をマイクロソフトに売却し、現在はベンチャー企業支援や民官に対してITセキュリティの啓発活動を行う、という、本業界の世界的トップランナーです。
身近なエピソードから最先端のITセキュリティの知識と対策法が学べる!
スマホ初心者、ITスキルに自信の無いビジネスマンでも「面白い! 」と思えるように解説した、著者初めての一般向け啓発書です。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2016/10/20
- 寸法18.2 x 11.3 x 2 cm
- ISBN-10416661097X
- ISBN-13978-4166610976
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商品の説明
出版社からのコメント
著者について
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2016/10/20)
- 発売日 : 2016/10/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 240ページ
- ISBN-10 : 416661097X
- ISBN-13 : 978-4166610976
- 寸法 : 18.2 x 11.3 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 845,928位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
齋藤 ウィリアム 浩幸 (さいとう うぃりあむ ひろゆき)
1971 年カリフォルニア生まれの日系二世。16 歳でカリフォルニア大学リバーサイド校に合
格。UCLA医学部を卒業。10 代で商用ソフトウェアのプログラミングを始め、大学在学中に
起業。BAPIという生体認証システム技術を開発し、マイクロソフト社を含む 160 社以上の
企業とライセンス契約を結ぶ。BAPI は事実上の世界標準規格となり、2004 年に自社をマ
イクロソフト社に売却した。
1998 年に 27 歳で「アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー」(アーンスト・アンド・ヤング、ナスダ
ックおよびUSAトゥデイ主催)を受賞。
2005 年に拠点を東京に移し、2007 年に株式会社インテカー設立。起業や IT ビジネスのコ
ンサルタントとして活動。助言しながら、時にはベンチャー企業に資金援助も行う。
2011 年ダボス会議を運営する世界経済フォーラムから「ヤング・グローバル・リーダー」に
選出され、その後同フォーラムのボードメンバーに任命。
2012 年には、総理大臣直属の国家戦略会議で委員を拝命する。また、東京電力福島原子
力発電所事故調査委員会(NAIIC)では、IT などのインフラ設備構築で手腕を発揮した。
2013 年 12 月より、内閣府参与に任命。
2016 年 10 月 「グローバル人材育成コミュニティ」への寄附に対し、独立行政法人 日本
学生支援機構の推薦を受けて、紺綬褒章を叙勲。
2016 年 10 月より、経済産業省参与に任命。
Twitter:@whsaito
Facebook:https://www.facebook.com/whs.fan
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ネットが利用できる環境になった反面、
ネットがらみのトラブルも増え、
誰でも当事者になる可能性がある。
セキュリティは詳しい人におまかせ、
という人もまだまだいる。
本書は「セキュリティは、誰もが考えなくては
いけないことなんだよ」という意識を啓発するもの。
身近にありがちな、具体的なトラブル事例を掲げ、
トラブルに巻き込まれる可能性を低めるための策を
解説、提示している。
むやみやたらに技術的なことを並べるのではなく、
「心がけ」的な対策を含め、
初心者でもできることがいくつもあることを
知らしめてくれている。
セキュリティに関心の低い人に
関心をもってもらえるにはどうしたらいいか、
そんなお悩みがある方にも参考になると思う。
巻末に用語集があるのだが、
これについては「超初心者」向けではない。
解説内容も本文と違って専門的な記述が多い。
また、すべて英訳のアルファベット順になっており、
例えば「特権アカウント」は「PRIVILEGE ACCOUNT」の項を
見ないと出てこないという、非常に使いづらい仕様。
(そもそも「超初心者」が用語集で
「特権アカウント」を調べようと思うかも疑問。)
…ということで、この本は
本当の「超初心者」に読んでもらえるかなぁ…という印象。
超初心者に伝達しなくてはならない人にとっての
参考書にはいいかもしれない。
あまりない、と答えた人には本書をぜひ勧めたい。サイバーセキュリティの初心者に加えて、初心者に教える立場にある人にも有用だ。
著者はまず、サイバーセキュリティ四大ルールとプラス七ルールを提唱する。これで≪九五パーセントのサイバー攻撃を跳ね返せるようになる≫という。本書をチェックリスト代わりにして、さっそく自分のスマートフォンやパソコンの設定を点検すべきである。一つ一つは簡単なものばかりだが、すべて実行している人は意外と少ないように思う。
なお、本書は一方的にデジタル情報管理の不安を煽るわけではない。むしろ、セキュリティ上のリスクを考えても、情報管理はアナログよりデジタルの方が良いという。≪重要な書類をアナログで管理するリスクは、デジタルに置き換えるだけでいともカンタンに解決することができる≫。インターネットをはじめとするデジタル技術は、薬と同じで、リスクを理解した上で正しく使うことが肝心といえる。
本書の提唱するセキュリティはどれも手軽で分かりやすい。たとえば、≪自宅にあるパソコンや、インターネットへの接続機能が付いているスマートテレビのウェブカメラも、使用する予定がなければテープで塞いでください。≫≪アナログの努力でも、私たちの大切な財産や命を守ることができる≫という。やるかやらないがいざというとき大きな違いを生むのだ。
また、著者によれば、パソコンやスマートフォンのOSの更新はとにかくすぐ行うべきである。≪サービスの提供元が公に認めたバグや不具合を直さずに放置するのは、セキュリティの観点から言えばありえないことです。たとえるなら、泥棒から盗みの予告状を送られたのに、警察に通報しないのと同じこと≫と手厳しい。私は、バッテリーの持ちが悪くなることを恐れて、OSの更新をしばし控えてきた。それがいかに愚かだったか理解した。
著者はカリフォルニア生まれの日系二世。内閣府参与及び経済産業省参与を務めた経歴を持つ。経歴詐称が問題となったことがあるが、それは本書の内容を損なうものでない。
本書は読みやすさが売りである。論理展開がしっかりしていて、わかりやすい文章のお手本だ。私を含めてサイバーセキュリティにこれまで無頓着だった人は、必読の一冊といえる。
ところはこの本の日本語が誰かに説明したくなる話したくなる書き方でわかりやすいと感じました。
サイバーセキュリティが身近になっているにも関わらず、生徒が学校のデーターに入り込んだなどというニュースを時々見聞きします。
このような何か大きなことが起こると学校では教えてくれなかった的な言葉をよく目にしたり耳にしますが、少なくても小中学校では
それらに費やす時間がないことが事実です。
この本は小中学校の先生たちにサイバーセキュリティ入門として知っているとよい内容を与えてくれます。
先生よりも進んでいるかもしれないかってのウイリアム斎藤のようなこどもに出会ったときにも役立つような気がしました。
ICTが専門でない、むしろ苦手意識があるけれども、次世代に影響がある小中学校の先生に特にお薦めします。