コロナでの非常事態宣言中に読んでみました。1988年の本ですが、近代の「人権」意識は、それ自体に女性差別、障害者差別などを含んでいます。分かりやすく解説されています。
鈴木健二や加山雄三など当時流行っていた方の文章も引用しながら、私たちの人権意識が、能力主義が、功利主義が、どれほど欠陥があるのか明かにされます。
そしてこの本の問題提起から30年後、障害者の大量殺人が起きました。
こうした時代の影響は誰もが受けます。だから、誰が加害者なのか、被害者なのかさえ分からなくなる。
いまこうした功利主義や能力主義を遂に乗り越えることができそうな気もします。人と人がより良い関係をつくっていくことにすごく希望を感じる本です。
コロナ後の世界をイメージできない人、ぜひ参考になると思います。
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生命の倫理を問う 単行本 – 1988/11/1
佐藤 和夫
(著)
- 本の長さ238ページ
- 言語日本語
- 出版社大月書店
- 発売日1988/11/1
- ISBN-10427243036X
- ISBN-13978-4272430369
登録情報
- 出版社 : 大月書店 (1988/11/1)
- 発売日 : 1988/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 238ページ
- ISBN-10 : 427243036X
- ISBN-13 : 978-4272430369
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,873,724位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 61,727位医学・薬学・看護学・歯科学
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5 星
コロナ後の世界観がここにある
コロナでの非常事態宣言中に読んでみました。1988年の本ですが、近代の「人権」意識は、それ自体に女性差別、障害者差別などを含んでいます。分かりやすく解説されています。鈴木健二や加山雄三など当時流行っていた方の文章も引用しながら、私たちの人権意識が、能力主義が、功利主義が、どれほど欠陥があるのか明かにされます。そしてこの本の問題提起から30年後、障害者の大量殺人が起きました。こうした時代の影響は誰もが受けます。だから、誰が加害者なのか、被害者なのかさえ分からなくなる。いまこうした功利主義や能力主義を遂に乗り越えることができそうな気もします。人と人がより良い関係をつくっていくことにすごく希望を感じる本です。コロナ後の世界をイメージできない人、ぜひ参考になると思います。
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2020年4月30日に日本でレビュー済み
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コロナでの非常事態宣言中に読んでみました。1988年の本ですが、近代の「人権」意識は、それ自体に女性差別、障害者差別などを含んでいます。分かりやすく解説されています。
鈴木健二や加山雄三など当時流行っていた方の文章も引用しながら、私たちの人権意識が、能力主義が、功利主義が、どれほど欠陥があるのか明かにされます。
そしてこの本の問題提起から30年後、障害者の大量殺人が起きました。
こうした時代の影響は誰もが受けます。だから、誰が加害者なのか、被害者なのかさえ分からなくなる。
いまこうした功利主義や能力主義を遂に乗り越えることができそうな気もします。人と人がより良い関係をつくっていくことにすごく希望を感じる本です。
コロナ後の世界をイメージできない人、ぜひ参考になると思います。
鈴木健二や加山雄三など当時流行っていた方の文章も引用しながら、私たちの人権意識が、能力主義が、功利主義が、どれほど欠陥があるのか明かにされます。
そしてこの本の問題提起から30年後、障害者の大量殺人が起きました。
こうした時代の影響は誰もが受けます。だから、誰が加害者なのか、被害者なのかさえ分からなくなる。
いまこうした功利主義や能力主義を遂に乗り越えることができそうな気もします。人と人がより良い関係をつくっていくことにすごく希望を感じる本です。
コロナ後の世界をイメージできない人、ぜひ参考になると思います。
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