最初からピボットテーブルを駆使して説明が開始されるので、統計を学ぶ前にエクセルのピボットテーブルをマスターしておかなければ話しについて行けないのが難点かと思います。
「ああやって、こうやって」と文中の説明どおりに操作しても、エクセルのバージョン違いのせいなのか、目的のボタンが示されたところになかったりして右往左往することもあるので、じっくり時間を掛けてボタンを探す根気が必要かと思います。
ランダムな数字を１万個生成させて、それを［Ｆ９］キーを押して再計算させるとグラフが少し変化するなどという使い方をしてとても面白くよく分かるかと思います。説明も比較的分かり易いかと思いますが、かなりエクセルの操作に熟達していないと何をやっているのか分からなくなり、統計学を理解する前にエクセルが理解できずに途中で脱落します。
この点に注意して（ピボットテーブルとは何ぞやということが理解できてから）読み進めれば、統計の醍醐味を味わうことができるかと思います。
最初のピボットテーブルの壁がとても高いので、この点です。すみません。
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