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  • モデルネの葛藤: ドイツ・ロマン派の〈花粉〉からデリダの〈散種〉へ
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モデルネの葛藤: ドイツ・ロマン派の〈花粉〉からデリダの〈散種〉へ 単行本 – 2001/10/20

5つ星のうち4.2 2個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

ヘーゲルの歴史哲学で確立した合理主義的な「近代」に回収されない、「もう一つの近代」。ノヴァーリスの「花粉」とデリダの「散種」を繋いでいる「美的モデルネ」の隠れた糸を、哲学史と文学史の両面から解明していく。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 御茶の水書房 (2001/10/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2001/10/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 365ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4275018885
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4275018885
  • Amazon 売れ筋ランキング: - 786,842位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.2 2個の評価

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仲正 昌樹
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2008年1月22日に日本でレビュー済み
     「始まりや終わりについて語ることは自らが属している<世界>の外側に出ない限り意味がないはずだが、<外出する>ことはそもそも不可能である。<単一性>とか<統一性>というのはそのような形で(<世界>に取り込まれている主体に対して)現前化してくるというだけのことである。‘単一’として概念的に把握されているものを更に根底で支えているのは、概念化され得ない<感情>もしくは<努力>である(P.108)」
     「ジュレーゲルが概念的な対応関係を基礎に構成されている<完結した哲学体系>とその体系に還元され切れずに残留する<感情>とのズレを指摘し、自我哲学の限界を示した点は画期的であると言わざるをえない(P.136)」
     「ヘーゲルの弁証法が概念に対する働きかけを通して無規定性を克服し、<形成された、完全な認識>に至るプロセスであると考えられたのに対して、超越論的ポエジーないしは発展的普遍性ポエジーはまさに無規定的な感情を出発点とし、概念的思考を経由しながらも無規定的な戯れの内へ回帰していく運動である(P.200)」
     「つまりヘーゲルの<真面目/戯れ>が現に行為している主体の態度の問題であるのに対して、シュレーゲルの<真面目/戯れ>は低次の主体と高次の主体の視点の差異の問題であって、問題設定の次元が異なっているのである(P.282-283)」
     「ヘーゲルに言わせれば概念として厳密化されることのない戯れの中にある反省など理性を本質とする絶対精神の自己展開プロセスの中では本流には属さない派生的な動きに過ぎないであろう(P.270-271)」
     「調和のとれた平凡な人たちはこの恒常的な自己パロディーをどう扱ったらよいか全く分からず、繰り返し新たに信じたり信じ損なったりして、ついにめまいがして、戯れを真面目と、真面目を戯れと取るようになってしまう(P.226-227)」
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