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堀辰雄/福永武彦/中村真一郎 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集17) 単行本 – 2015/3/12
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西欧の近代文学と日本の古典を同列に置いて学んだ作家たち。
その果ての達成はしなやかな文体と哀れ深い内容となった。――池澤夏樹
[ぼくが選んだ訳]
フランス文学を学んだ者がその富を創作に応用する。しかし彼らはフランス文学を学んだのではなく文学の普遍を学んだのだ。だから日本の古典を自在に用い、現代の日本を舞台にした巧緻な中篇を作り、また江戸期と今の京都を行き来する国際的な雰囲気の名作を書くことができた。――池澤夏樹
西欧文学を学び、日本の古典に赴いた知の作家たち。
豊かな言葉をもって、巧みな手法で物語を紡ぐ
堀辰雄――「蜻蛉日記」を元に、美しくしなやかな文体で女性の繊細な心の内面を描いた「かげろうの日記」と「ほととぎす」。
福永武彦――放火殺人犯の男と敬虔なカトリックの女性が交互に独白する深淵」、正気と狂気の境に立つ女性の意識が綴られる「世界の終り」、古い運河の町で起こった悲劇的な出来事を扱った「廃市」。
中村真一郎――江戸時代の元政上人の生涯と作品を辿りながら、若い国際女性とその父を巡る旅をすることになった私……。時代や性、国を超えて、精神の型を共にする人々を描いた「雲のゆき来」。
解説=池澤夏樹
年譜=鈴木和子
月報=堀江敏幸・島本理生
[目次]
堀辰雄
かげろうの日記 ほととぎす
福永武彦
深淵 世界の終り 廃市
中村真一郎
雲のゆき来
解説 池澤夏樹
年譜
その果ての達成はしなやかな文体と哀れ深い内容となった。――池澤夏樹
[ぼくが選んだ訳]
フランス文学を学んだ者がその富を創作に応用する。しかし彼らはフランス文学を学んだのではなく文学の普遍を学んだのだ。だから日本の古典を自在に用い、現代の日本を舞台にした巧緻な中篇を作り、また江戸期と今の京都を行き来する国際的な雰囲気の名作を書くことができた。――池澤夏樹
西欧文学を学び、日本の古典に赴いた知の作家たち。
豊かな言葉をもって、巧みな手法で物語を紡ぐ
堀辰雄――「蜻蛉日記」を元に、美しくしなやかな文体で女性の繊細な心の内面を描いた「かげろうの日記」と「ほととぎす」。
福永武彦――放火殺人犯の男と敬虔なカトリックの女性が交互に独白する深淵」、正気と狂気の境に立つ女性の意識が綴られる「世界の終り」、古い運河の町で起こった悲劇的な出来事を扱った「廃市」。
中村真一郎――江戸時代の元政上人の生涯と作品を辿りながら、若い国際女性とその父を巡る旅をすることになった私……。時代や性、国を超えて、精神の型を共にする人々を描いた「雲のゆき来」。
解説=池澤夏樹
年譜=鈴木和子
月報=堀江敏幸・島本理生
[目次]
堀辰雄
かげろうの日記 ほととぎす
福永武彦
深淵 世界の終り 廃市
中村真一郎
雲のゆき来
解説 池澤夏樹
年譜
- 本の長さ512ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2015/3/12
- 寸法13.7 x 3.5 x 19.7 cm
- ISBN-104309728871
- ISBN-13978-4309728872
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商品の説明
著者について
(1904~1953年)東京生まれ。東京帝国大学国文科卒業。『風立ちぬ』など愛や生死をテーマに作品を書く。他にフランス文学の影響を受けた『菜穂子』、日本の古典を題材にした『かげろうの日記』などがある。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2015/3/12)
- 発売日 : 2015/3/12
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 512ページ
- ISBN-10 : 4309728871
- ISBN-13 : 978-4309728872
- 寸法 : 13.7 x 3.5 x 19.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 521,601位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,301位全集・選書 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年5月31日に日本でレビュー済み
明治から昭和にかけて、否、万葉の昔から日本の文化史は海外からの知識や教養を如何に自己流に昇華して行くかどうかの試行錯誤と葛藤にその興趣があった筈だが、反知性主義などと呼ぶのにも値しない無知と無恥が跋扈する現代日本に於いて、懸命に欧米流の、ことにフランス文学の骨法を自分なりの表現にしようと格闘した彼等の試みを振り返るのは真に意義深く思える。それが今読んでも面白いのなら尚更だ。「廃市」の悲痛で美しい詩情は特にその素晴らしい結実であろう。編者は遠慮があるのかも知れないが福永武彦は一巻を与えられるのに相応しいのではないか。
2015年5月11日に日本でレビュー済み
この文学全集というのは、一体幾つの人を対象として編まれたものなのだろうか?
福永武彦(人物たち)の悩みはインテリで、モラトリアムと内向きの典型みたいなもので、
この人に限らず、古典趣味の堀辰雄や中村真一郎にしても、なーんか、
知識と教養の量はあるんだけども、じぶんのやっているライフワークを読者にわかってもらおうとする、
面白さを共有する教養というものが足りないらしく、着眼点の個性と空気の濃さだけを読者に残して、
これら風が去ったあとに全集として図書館の奥にぽつねんと置いてあるという印象があり、
今回、子どもの池澤夏樹がそれを拾ってくるのだが、どうも、どんな人に読ませたくて、
どういう話題と発見をさせたいのか?というのがいまいちよくわからないのである。
この全集の流れとして、古事記〜中上健次〜今回の3人というのは、
強調されやすく、それはいいのだけど、逆にこの切り口さえ外してしまえば、
どうってことのない選び方で、個人の意識の流れなんかは、ジョイスやウルフ、フォークナーを読んだほうがいいし、
日本もよく挑戦したんだなぁと思うのが精々のところで、
文章はよく書けていると思うんだが、全員面白みに欠け、訴える力が弱く、
音楽でいうとフュージョンとかプログレとか、一時流行ったマルクス関連の思想みたいなもんで、
なんとなく、アタマデッカチを押し進め広げた結果です!と宣言されている気がしてしょーがない。
(本人たちは大いに真面目で生きてきたつもりなんだろうが。)
なんか、こういう連中って、一昔前の「遺伝子がすべてを決定する」みたいな、
ドーキンスなんかに魅力を感じて・・・左翼で・・・、
自分がある社会の翼の一端を担っているという自負が強い傾向があると思うんだな。
決して、もう一方の現実を頑なに見ようとしないで、拒むみたいな。
まあ、池澤さんもそんな感じの人だよね。
口では、王道の本をたくさん取り上げているんだから、
思い切って、本当に面白い文学全集を本気で編んじゃったほうが面白みもないけど、
国民の教養度も上がるだろうし、根強く売れると思うんだけどなぁ。
高校生辺りって、こういうモラトリアムと過去男のはなしって好きかもしれないけど、
流石に30超えてくると、つまんねーと思うけどな(笑)
福永武彦(人物たち)の悩みはインテリで、モラトリアムと内向きの典型みたいなもので、
この人に限らず、古典趣味の堀辰雄や中村真一郎にしても、なーんか、
知識と教養の量はあるんだけども、じぶんのやっているライフワークを読者にわかってもらおうとする、
面白さを共有する教養というものが足りないらしく、着眼点の個性と空気の濃さだけを読者に残して、
これら風が去ったあとに全集として図書館の奥にぽつねんと置いてあるという印象があり、
今回、子どもの池澤夏樹がそれを拾ってくるのだが、どうも、どんな人に読ませたくて、
どういう話題と発見をさせたいのか?というのがいまいちよくわからないのである。
この全集の流れとして、古事記〜中上健次〜今回の3人というのは、
強調されやすく、それはいいのだけど、逆にこの切り口さえ外してしまえば、
どうってことのない選び方で、個人の意識の流れなんかは、ジョイスやウルフ、フォークナーを読んだほうがいいし、
日本もよく挑戦したんだなぁと思うのが精々のところで、
文章はよく書けていると思うんだが、全員面白みに欠け、訴える力が弱く、
音楽でいうとフュージョンとかプログレとか、一時流行ったマルクス関連の思想みたいなもんで、
なんとなく、アタマデッカチを押し進め広げた結果です!と宣言されている気がしてしょーがない。
(本人たちは大いに真面目で生きてきたつもりなんだろうが。)
なんか、こういう連中って、一昔前の「遺伝子がすべてを決定する」みたいな、
ドーキンスなんかに魅力を感じて・・・左翼で・・・、
自分がある社会の翼の一端を担っているという自負が強い傾向があると思うんだな。
決して、もう一方の現実を頑なに見ようとしないで、拒むみたいな。
まあ、池澤さんもそんな感じの人だよね。
口では、王道の本をたくさん取り上げているんだから、
思い切って、本当に面白い文学全集を本気で編んじゃったほうが面白みもないけど、
国民の教養度も上がるだろうし、根強く売れると思うんだけどなぁ。
高校生辺りって、こういうモラトリアムと過去男のはなしって好きかもしれないけど、
流石に30超えてくると、つまんねーと思うけどな(笑)
2017年3月29日に日本でレビュー済み
この巻はとにかく中村真一郎の「雲のゆき来」。よくぞ池澤先生紹介してくれました。予備知識のなかった私ですが、大変感銘を受けました。
最初は江戸時代の元政上人の漢詩にまつわる趣味的な話が延々と続きますが(私はここで一旦読書を投げ出してしまいました(^^;;)、美人の映画女優が登場する頃から俄然動きが出てきます。高尚な話と世俗的な話が入り混じって展開する独特な小説世界ですが、明暗、緩急のリズムが心地よく、最後は読み終わるのが惜しいような気がしました。
この文学全集シリーズでは丸谷才一などモダニズムの作家の作品を色々と味わいましたが、中村真一郎のこの作品が一番気に入りました。知性に勝る内容ですが、決してドライではなく、情緒的な潤いも併せ持っているのが良いです。彼の他の作品も読んでみたくなりました。
巻末の池澤氏の作品解説も素晴らしいです。また解説の初めにこの文学全集における編集の基本方針についても触れられており、なぜこういった作品が選ばれているのかがよくわかり、大変興味深く感じました。
最初は江戸時代の元政上人の漢詩にまつわる趣味的な話が延々と続きますが(私はここで一旦読書を投げ出してしまいました(^^;;)、美人の映画女優が登場する頃から俄然動きが出てきます。高尚な話と世俗的な話が入り混じって展開する独特な小説世界ですが、明暗、緩急のリズムが心地よく、最後は読み終わるのが惜しいような気がしました。
この文学全集シリーズでは丸谷才一などモダニズムの作家の作品を色々と味わいましたが、中村真一郎のこの作品が一番気に入りました。知性に勝る内容ですが、決してドライではなく、情緒的な潤いも併せ持っているのが良いです。彼の他の作品も読んでみたくなりました。
巻末の池澤氏の作品解説も素晴らしいです。また解説の初めにこの文学全集における編集の基本方針についても触れられており、なぜこういった作品が選ばれているのかがよくわかり、大変興味深く感じました。