怖いくらい丁寧で 熱力学をどういう視点で考えればよいかがわかる本
熱力学という分野をちゃんと理解できているか 大学の教員の皆さんには
腕試し的にぜひ読んでいただきたいと言えるくらい丁寧です
本当に学生時代に欲しかった
今の学生さんなら一通りの講義が終わったら必ず読むべきです
何より某F物理学より薄いですしまとまっているので
難点なのは式の記述形式が独特であることくらい
文句なしの星5つ
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熱力学入門 単行本 – 2000/4/10
佐々 真一
(著)
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本書は,初めて熱力学を学ぶ学生を対象とした教科書である。
熱力学は理解するのが難しい,とよくいわれる。理由としては,第一に,論理がわかりにくい,第二に,使われている言葉がかなり違う,第三に,熱力学を応用していく際に必要な道具(微分形式,ルジャンドル変換,様々な熱力学関数など)が膨大にある(ただし,これらに熱力学の本質はない)ことが挙げられよう。
そこで本書では,操作や過程という熱力学にとって大事な言葉を前面に出しながら,エントロピーや自由エネルギーという新しい物理量を自然に見い出していく構成をとった。微分形式にもとづく理論の展開はしていない。何が測定されて,何が実験事実で,その結果どういう法則が成り立つのか,という熱力学の成り立ちや全体像を理解できるよう工夫を凝らしている。
熱力学は理解するのが難しい,とよくいわれる。理由としては,第一に,論理がわかりにくい,第二に,使われている言葉がかなり違う,第三に,熱力学を応用していく際に必要な道具(微分形式,ルジャンドル変換,様々な熱力学関数など)が膨大にある(ただし,これらに熱力学の本質はない)ことが挙げられよう。
そこで本書では,操作や過程という熱力学にとって大事な言葉を前面に出しながら,エントロピーや自由エネルギーという新しい物理量を自然に見い出していく構成をとった。微分形式にもとづく理論の展開はしていない。何が測定されて,何が実験事実で,その結果どういう法則が成り立つのか,という熱力学の成り立ちや全体像を理解できるよう工夫を凝らしている。
- ISBN-104320033477
- ISBN-13978-4320033474
- 出版社共立出版
- 発売日2000/4/10
- 言語日本語
- 本の長さ148ページ
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
初めて熱力学を学ぶ学生を対象に、熱力学第1・2法則、エントロピー、熱力学関係式、安定性と変分原理、多成分流体の熱力学などについて、最新の知見を盛り込みながらわかりやすく解説した教科書。
登録情報
- 出版社 : 共立出版 (2000/4/10)
- 発売日 : 2000/4/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 148ページ
- ISBN-10 : 4320033477
- ISBN-13 : 978-4320033474
- Amazon 売れ筋ランキング: - 92,078位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 12位熱学・熱力学・エントロピー
- - 75位物理学一般関連書籍
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
再度の勉強でした。
楽しみながら読み進めることができました。
再度勉強したい方、今勉強中の方お勧めです。
楽しみながら読み進めることができました。
再度勉強したい方、今勉強中の方お勧めです。
2014年4月27日に日本でレビュー済み
清水明、田崎晴明の熱力学と並べて評価されるが、3冊の中でもっとも敷居が低い。
現代では熱やエネルギーと言った知識は小中高の段階でもなんらかの形で触れることがあって、体系的ではなくても原子や分子の存在や分子運動論を話には聞いているはず。
そうした知識は残念ながら熱力学を学習する上では障害になってくる。
この本はそうした知識を一切いらないことをはっきり述べて、1から作り直す雰囲気がある。
しかし、清水本と違ってイメージしやすい導入で、操作によって熱力学を体系だてる名著と言えるだろう。
特にエントロピーの導入はその意味合いがわかりやすい。
そのため入門書としては素晴らしいだろう。
ただし少しばかり残念なのは田崎本の下位互換となってしまっている点だ。
読んでいて田崎本を補足に指定している節が多すぎる。
謙虚さはいいが、わざわざ別で書いているのだからもう少し別な方向性を出してもよかったんじゃないかな。
ただ、熱力学ミニマムの教科書として、田崎本以前に読む価値はある。
現代では熱やエネルギーと言った知識は小中高の段階でもなんらかの形で触れることがあって、体系的ではなくても原子や分子の存在や分子運動論を話には聞いているはず。
そうした知識は残念ながら熱力学を学習する上では障害になってくる。
この本はそうした知識を一切いらないことをはっきり述べて、1から作り直す雰囲気がある。
しかし、清水本と違ってイメージしやすい導入で、操作によって熱力学を体系だてる名著と言えるだろう。
特にエントロピーの導入はその意味合いがわかりやすい。
そのため入門書としては素晴らしいだろう。
ただし少しばかり残念なのは田崎本の下位互換となってしまっている点だ。
読んでいて田崎本を補足に指定している節が多すぎる。
謙虚さはいいが、わざわざ別で書いているのだからもう少し別な方向性を出してもよかったんじゃないかな。
ただ、熱力学ミニマムの教科書として、田崎本以前に読む価値はある。
2016年1月6日に日本でレビュー済み
熱力学がこんなに綺麗に整理されていることを初めて知りました。
これ以上にないくらいに明確に理論体系を整理、これ以上にないくらいに必要最小限の知識
だけを提示、熱力学を初めて学ぶ人のために最適な本です。数学的な道具に惑わされずに、
熱力学の本質を浮き彫りにしてくれます。本気で熱力学を理解したい人は是非一度目を通して
見るべきだと思います。特徴は、感覚的に分かりやすい温度と体積を熱力学変数として取り上げ
て、熱力学関数を導入しています。とても感覚的に分かりやすいです。
「おわりに」を読めば分かるように、これだけの教科書を書くために、著者自身が悩み、誠意
と熱意をもって、熱力学初心者のために書き直しを重ねて完成した教科書です。装丁は地味で、
「誰にでも分かる」や「直ぐに分かる」などの売れるための文句もありませんが、熱力学に対
する著者の熱意が静かに、確実に、伝わってくる一冊です。
これ以上にないくらいに明確に理論体系を整理、これ以上にないくらいに必要最小限の知識
だけを提示、熱力学を初めて学ぶ人のために最適な本です。数学的な道具に惑わされずに、
熱力学の本質を浮き彫りにしてくれます。本気で熱力学を理解したい人は是非一度目を通して
見るべきだと思います。特徴は、感覚的に分かりやすい温度と体積を熱力学変数として取り上げ
て、熱力学関数を導入しています。とても感覚的に分かりやすいです。
「おわりに」を読めば分かるように、これだけの教科書を書くために、著者自身が悩み、誠意
と熱意をもって、熱力学初心者のために書き直しを重ねて完成した教科書です。装丁は地味で、
「誰にでも分かる」や「直ぐに分かる」などの売れるための文句もありませんが、熱力学に対
する著者の熱意が静かに、確実に、伝わってくる一冊です。
2005年6月5日に日本でレビュー済み
熱力学を構築するのにとりあえず原子論は使わなくてもいい。
という立場で書かれている本です、というのも実際カルノーがCarnot定理を発見したのは
原子どころか、カロリックという思弁的な元素があると思われてた頃に出来たのですから
まあ実際、閉じた理論が構築できれば不必要なものはそぎ落としてもかまわないというスタイルでしょう。朝永振一郎「 物理学とは何だろうか〈上〉 (岩波新書) 」も似た様なスタイルで熱力学を解説しています。この本は、物質の熱容量と温度(理想気体温度)を認めて話を作って行きます。
できるだけ、後に出てくる話題は使わないで、最小限の数学的道具と物理的に要請される前提(数学で言えば定義)を用いて結果(定理)を導くスタイルです。
話の流れは数学的な手法に乗っ取っていますが間、間に著者の本質的な解説があるので
理解しやすい流れになっていると思います。天下り的議論は排除されていて、話を作る上での前提が明確なので数学の人も好きになれる本じゃないでしょうか。幅広い話題を扱ったもので似た様なスタイルを持つ本として田崎晴明「 熱力学―現代的な視点から (新物理学シリーズ) 」が挙げられます。この二冊を読めば、エネルギー、エントロピーに対する概念、物理に対して持っている自分自身の態度が少なからず影響を受ける事があると思います。もちろんよい意味で。
計算できるという事が理解する事とは限らないというのは自明だと思います、熱力学の理解に一躍をかう事ができる本です。
章末の演習問題も面白いものが多く、ヒントもかなりついているので非常に勉強になります。レビュアーの自分は、佐々さんの講義を実際に受けながら読んでるのでちょっと、客観的な意見じゃないかもしれませんが。参考までに。
という立場で書かれている本です、というのも実際カルノーがCarnot定理を発見したのは
原子どころか、カロリックという思弁的な元素があると思われてた頃に出来たのですから
まあ実際、閉じた理論が構築できれば不必要なものはそぎ落としてもかまわないというスタイルでしょう。朝永振一郎「 物理学とは何だろうか〈上〉 (岩波新書) 」も似た様なスタイルで熱力学を解説しています。この本は、物質の熱容量と温度(理想気体温度)を認めて話を作って行きます。
できるだけ、後に出てくる話題は使わないで、最小限の数学的道具と物理的に要請される前提(数学で言えば定義)を用いて結果(定理)を導くスタイルです。
話の流れは数学的な手法に乗っ取っていますが間、間に著者の本質的な解説があるので
理解しやすい流れになっていると思います。天下り的議論は排除されていて、話を作る上での前提が明確なので数学の人も好きになれる本じゃないでしょうか。幅広い話題を扱ったもので似た様なスタイルを持つ本として田崎晴明「 熱力学―現代的な視点から (新物理学シリーズ) 」が挙げられます。この二冊を読めば、エネルギー、エントロピーに対する概念、物理に対して持っている自分自身の態度が少なからず影響を受ける事があると思います。もちろんよい意味で。
計算できるという事が理解する事とは限らないというのは自明だと思います、熱力学の理解に一躍をかう事ができる本です。
章末の演習問題も面白いものが多く、ヒントもかなりついているので非常に勉強になります。レビュアーの自分は、佐々さんの講義を実際に受けながら読んでるのでちょっと、客観的な意見じゃないかもしれませんが。参考までに。
2017年4月16日に日本でレビュー済み
文章の端々から,著者がその時点で消化しきっていないことを書いていることが伝わってくる.そのせいで,必要な厳密さと,入門だからと省いた内容と,著者のこだわりが煮込まれてまとまりなく注釈にぶちまけてある.それが無価値だとは言わないが,付録に偏微分の定義を書かないといけないような読者を想定した入門書でそれをやっても混乱を呼ぶのではないだろうか.
全体的に読者に対する気遣いも欠けていて,「特別な記号で」と無意味な文字列を書く代わりに,「iはisothermalのiだよ」などと書いてあるだけで救われる読者も居るんじゃやないの?などと思ってしまう.微分方程式の知識は前提としない,と言いつつ,同じページでΔx/Δyをdx/dyにして直後でdxとdyにしてしまうのもなんだかよくわからない.安易にそれをやってしまうならもうなんでもありだろう.定理5.3の背景については「おわりに」を参照せよと書いてあって,参照してみると著者の日記が書いてある.そんな注釈を載せる場所があるならもっと書くことがあったろうに.
熱力学のコンパクトな教科書として価値はあるが,入門書として価値はあるかと問われれば非常に不親切なので独習にはおすすめできないと答えることになる.
全体的に読者に対する気遣いも欠けていて,「特別な記号で」と無意味な文字列を書く代わりに,「iはisothermalのiだよ」などと書いてあるだけで救われる読者も居るんじゃやないの?などと思ってしまう.微分方程式の知識は前提としない,と言いつつ,同じページでΔx/Δyをdx/dyにして直後でdxとdyにしてしまうのもなんだかよくわからない.安易にそれをやってしまうならもうなんでもありだろう.定理5.3の背景については「おわりに」を参照せよと書いてあって,参照してみると著者の日記が書いてある.そんな注釈を載せる場所があるならもっと書くことがあったろうに.
熱力学のコンパクトな教科書として価値はあるが,入門書として価値はあるかと問われれば非常に不親切なので独習にはおすすめできないと答えることになる.
2020年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
解りやすく参考になりました。有難うございました。