外国人移民の高橋美桜子さんが自ら命を絶ったところはとても悲しいしつらいものでした
何千年も日本民族だけでやってきた日本に同調圧力があるのは仕方ないと思います
その同調圧力がプラスに働くこともあると思います
しかし外国にルーツを持つ人間がいじめられ自ら命を絶つことはあきらかにやり過ぎです
みんなひとりひとりが自分から見て異質と思える人達に対して摩擦があったとしてもいかに寛容に対応していくかひとりひとりに問われていると思います
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データでよみとく 外国人“依存"ニッポン (光文社新書) 新書 – 2019/10/16
NHK取材班
(著)
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「日本社会は既に多民族化しているんです」――。
改正出入国管理法が2019年4月から施行され、外国人の受け入れ拡大が進む日本。
だが、現実は私たちの想像をはるかに上回る。もはや企業も自治体も、そして日本社会全体も外国人なしでは成り立たなくなっているのだ。
職場の戦力として、地域の一員として、言葉の壁やいじめ、孤独や老いに悩む一人の人間としてこの国で生きる彼ら彼女らは、既に必要不可欠な存在である。
NHKの特設サイト「外国人"依存"ニッポン」取材班がオープンデータを独自に分析し、日本社会の外国人への"依存"実態を明らかにする。
◎目次◎
まえがき
日本は先進国中4位の「移民大国」って本当 br>独自試算! 全国8割の自治体で外国人は増加
外国人〝依存〟ニッポン
第1章 「労働者」として考える外国人〝依存〟
1 外国人がいなければ続けられない
「首都圏の台所」を支える外国人
特産品のメロンが消えていく─茨城県鉾田市
難しい栽培、荒れゆくみかん畑─愛媛県西予市
値上がりする和牛─宮崎県
止まらぬ担い手不足の中での模索─愛媛県八幡浜市 北海道小清水町
〝外資系〟になった漁業─広島県東広島市
カツオ一本釣りも外国人が─高知県
変わる製造業現場の雇用─静岡県掛川市
オリンピックを支える外国人労働者
2 選ばれない国・日本
がらがらの日本語クラス─フィリピン
集まらない介護人材─ベトナム
好きになってはダメですか br>「;俺の愛人になれ」
第2章 「社会の一員」として考える外国人〝依存〟
1 日本人の減少を埋める外国人
急増する外国人の「新成人」─東京23区
潜入! 23区成人式
全国で増える外国人の若者─宮城県塩釜市 北海道東川町
生産年齢人口を保つために
2 超・多国籍化する街
約180の国と地域が集まる都市
まるで「アラカワスタン」! ─東京都荒川区
リトル・エチオピア─東京都葛飾区
荒川はガンジス川─東京都江戸川区
コリアンタウンが〝縮小〟?─東京都新宿区・新大久保
「アメ横」が〝AMEYOKO〟に─東京都台東区・上野
「世界で東京だけ」のネパール人学校─東京都杉並区
国際化する「神話の国」─島根県出雲市
財政維持に不可欠な存在─北海道東川町
3 ビジネスでも進む〝依存〟
利益が見込めるサービスに成長
在留資格手続きに並ぶ長蛇の列
「永住者」でなくても借りられる住宅ローン
拡大するマーケット
命はどう守る? 災害時の外国人住民
第3章 「人生」「家族」として考える外国人〝依存〟
1 「誰も知らない」子どもたち
独自調査で判明 外国籍の子どもの急増
「出稼ぎ」ではなく「呼び寄せ」─東京都新宿区
中断する授業と足りない人員─福井県越前市
教室が足りない! ─島根県出雲市
実態は「移民」との指摘も
保育園にとどまる10歳児─静岡県浜松市
義務教育の対象にならない外国人─静岡県浜松市 東京都福生市
推計8400人超の「不就学」外国人
外国人は対象から除外
言葉の壁にぶつかる前に─茨城県常総市
話せるけど、わからない─福井県越前市
「学習言語」の壁
2 いじめとルーツ
「ガイジン」ってなんなの br>「;いじめていい」存在
「日本に戻らなければよかった」
「自分との戦い」
3 日本で育ち、日本で老いる
翻訳できない「ちりめんじゃこ」─東京都杉並区
「外国人相談員」という取り組み─神奈川県横浜市
老いる外国人
〝依存〟の先にあるもの─愛知県豊田市
日本を「終のすみか」に
「われわれは労働力を呼んだが……」
第4章 「移民国家」の事例から考える外国人〝依存〟
OECD第2位の増加数
目指すは移民の〝統合〟─ドイツ
〝平等〟原則の影にちらつく歪み─フランス
〝寛容の国〟の「採用」戦略─カナダ
〝世界一幸せな国〟で起きる「福祉の取り合い」─フィンランド
メイドに見る外国人労働者の権利保護─シンガポール
あとがき
先に進んでしまっている「現実」
取り残される人々
二分される意見の前に
◎著者プロフィール◎
NHK取材班(えぬえいちけーしゅざいはん)
労働生産人口の減少に伴い多くの仕事を外国人に依存する現状と、日本で暮らす彼ら彼女らとその家族のリアルな姿を伝えるため、特設サイト「外国人"依存"ニッポン」を開設。
様々な特集記事やコラム、動画などを公開している。
改正出入国管理法が2019年4月から施行され、外国人の受け入れ拡大が進む日本。
だが、現実は私たちの想像をはるかに上回る。もはや企業も自治体も、そして日本社会全体も外国人なしでは成り立たなくなっているのだ。
職場の戦力として、地域の一員として、言葉の壁やいじめ、孤独や老いに悩む一人の人間としてこの国で生きる彼ら彼女らは、既に必要不可欠な存在である。
NHKの特設サイト「外国人"依存"ニッポン」取材班がオープンデータを独自に分析し、日本社会の外国人への"依存"実態を明らかにする。
◎目次◎
まえがき
日本は先進国中4位の「移民大国」って本当 br>独自試算! 全国8割の自治体で外国人は増加
外国人〝依存〟ニッポン
第1章 「労働者」として考える外国人〝依存〟
1 外国人がいなければ続けられない
「首都圏の台所」を支える外国人
特産品のメロンが消えていく─茨城県鉾田市
難しい栽培、荒れゆくみかん畑─愛媛県西予市
値上がりする和牛─宮崎県
止まらぬ担い手不足の中での模索─愛媛県八幡浜市 北海道小清水町
〝外資系〟になった漁業─広島県東広島市
カツオ一本釣りも外国人が─高知県
変わる製造業現場の雇用─静岡県掛川市
オリンピックを支える外国人労働者
2 選ばれない国・日本
がらがらの日本語クラス─フィリピン
集まらない介護人材─ベトナム
好きになってはダメですか br>「;俺の愛人になれ」
第2章 「社会の一員」として考える外国人〝依存〟
1 日本人の減少を埋める外国人
急増する外国人の「新成人」─東京23区
潜入! 23区成人式
全国で増える外国人の若者─宮城県塩釜市 北海道東川町
生産年齢人口を保つために
2 超・多国籍化する街
約180の国と地域が集まる都市
まるで「アラカワスタン」! ─東京都荒川区
リトル・エチオピア─東京都葛飾区
荒川はガンジス川─東京都江戸川区
コリアンタウンが〝縮小〟?─東京都新宿区・新大久保
「アメ横」が〝AMEYOKO〟に─東京都台東区・上野
「世界で東京だけ」のネパール人学校─東京都杉並区
国際化する「神話の国」─島根県出雲市
財政維持に不可欠な存在─北海道東川町
3 ビジネスでも進む〝依存〟
利益が見込めるサービスに成長
在留資格手続きに並ぶ長蛇の列
「永住者」でなくても借りられる住宅ローン
拡大するマーケット
命はどう守る? 災害時の外国人住民
第3章 「人生」「家族」として考える外国人〝依存〟
1 「誰も知らない」子どもたち
独自調査で判明 外国籍の子どもの急増
「出稼ぎ」ではなく「呼び寄せ」─東京都新宿区
中断する授業と足りない人員─福井県越前市
教室が足りない! ─島根県出雲市
実態は「移民」との指摘も
保育園にとどまる10歳児─静岡県浜松市
義務教育の対象にならない外国人─静岡県浜松市 東京都福生市
推計8400人超の「不就学」外国人
外国人は対象から除外
言葉の壁にぶつかる前に─茨城県常総市
話せるけど、わからない─福井県越前市
「学習言語」の壁
2 いじめとルーツ
「ガイジン」ってなんなの br>「;いじめていい」存在
「日本に戻らなければよかった」
「自分との戦い」
3 日本で育ち、日本で老いる
翻訳できない「ちりめんじゃこ」─東京都杉並区
「外国人相談員」という取り組み─神奈川県横浜市
老いる外国人
〝依存〟の先にあるもの─愛知県豊田市
日本を「終のすみか」に
「われわれは労働力を呼んだが……」
第4章 「移民国家」の事例から考える外国人〝依存〟
OECD第2位の増加数
目指すは移民の〝統合〟─ドイツ
〝平等〟原則の影にちらつく歪み─フランス
〝寛容の国〟の「採用」戦略─カナダ
〝世界一幸せな国〟で起きる「福祉の取り合い」─フィンランド
メイドに見る外国人労働者の権利保護─シンガポール
あとがき
先に進んでしまっている「現実」
取り残される人々
二分される意見の前に
◎著者プロフィール◎
NHK取材班(えぬえいちけーしゅざいはん)
労働生産人口の減少に伴い多くの仕事を外国人に依存する現状と、日本で暮らす彼ら彼女らとその家族のリアルな姿を伝えるため、特設サイト「外国人"依存"ニッポン」を開設。
様々な特集記事やコラム、動画などを公開している。
- 本の長さ248ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2019/10/16
- 寸法11 x 1.3 x 17.2 cm
- ISBN-104334044328
- ISBN-13978-4334044329
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2019/10/16)
- 発売日 : 2019/10/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 248ページ
- ISBN-10 : 4334044328
- ISBN-13 : 978-4334044329
- 寸法 : 11 x 1.3 x 17.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 158,949位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年1月27日に日本でレビュー済み
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2020年8月18日に日本でレビュー済み
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今年、日本語教育能力検定試験に無謀にも挑戦しようとしています。なぜか? 自分の周りで外国人が働いている日々を体感し、コロナで現在往来は止まっているけど、将来的にも外国人の人に支えてもらう生活が続くなら、何か自分でできることはないかなと思って、日本語教育に手を出しているところです。イヤー日本語って難しい、そんな日本語を説明するのはもっと難しい。そんな私が気になって手に入れたのがこの本。
コンビニだけではないのですね、日本の生活を下支えてくださる外国人の方がいっぱいいらっしゃる。荒川はガンジス川だそうです。日本のいろんなところで住んでいらっしゃる外国人方の今を切り取ってるのがこの著書です。
外国人にとって日本はあんましチョイスしたくない国みたいですけど、にもかかわらず来られ方々には感謝です。難しい問題はお上に任せて、ささやかなりともお手伝いができたら私的にはうれしい。
コンビニだけではないのですね、日本の生活を下支えてくださる外国人の方がいっぱいいらっしゃる。荒川はガンジス川だそうです。日本のいろんなところで住んでいらっしゃる外国人方の今を切り取ってるのがこの著書です。
外国人にとって日本はあんましチョイスしたくない国みたいですけど、にもかかわらず来られ方々には感謝です。難しい問題はお上に任せて、ささやかなりともお手伝いができたら私的にはうれしい。
2019年11月9日に日本でレビュー済み
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良書。
各産業や地方の外国人受け入れ状況を定量データと共に記し理解しやすい。また、親の就労と共に日本に滞在する子供達の状況など、受け入れ体制が無い中での教育現場の光と影など胸が痛む取材も含まれる。
他国の移民政策など、これから日本社会が避けては通れない問題の先行事例もあり、一読の価値があります。
各産業や地方の外国人受け入れ状況を定量データと共に記し理解しやすい。また、親の就労と共に日本に滞在する子供達の状況など、受け入れ体制が無い中での教育現場の光と影など胸が痛む取材も含まれる。
他国の移民政策など、これから日本社会が避けては通れない問題の先行事例もあり、一読の価値があります。
2021年1月19日に日本でレビュー済み
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移民の定義にもよるが、OECD「国際移民アウトルック」(2018年版)では、日本はOECD加盟国+ロシアの中で、流入人口世界第4位だったという。
「日本は移民政策をとっていないはずなのに、今何が起きているのだろうか(p.4)」という疑問を持った著者による調査報告。
労働者としての外国人、地域住民/市民としての外国人、子ども・高齢者の外国人について述べ、終章で欧米やシンガポールの移民の現状や移民政策を紹介する。
「政府が公表しているオープンデータを独自に分析することから取りかかり、そこから垣間見えてきた実態をさらに深堀りするべく、NHKの全国ネットワークを利用して現場を追いかけた(p.4)」とのこと。「鳥の眼」と「虫の眼」で見ようとしているということだろう。
ただ「独自に分析」といっても、都道府県別・市町村別、あるいは年齢階層別に、外国人数やその増加率をみる程度である。マクロのデータやそれに基づく議論は社会学者に任せて、具体的な事例に肉薄することこそがジャーナリズムではないかという感想を持つ。現場取材も(ページ数の少なさゆえか)あまり深みはない。
その中では、島根県出雲市が、「外国人の定住に数値目標を掲げ、地域社会の担い手として明確に位置づけた(p.112)」という話が驚きだった。出雲大社の出雲市が!
「政策上『こうあるべきだ』と述べることではなく……議論する土台の一部を提供(p.241)」することが本書の狙いであるとある。いかなる政策をとるにしても、まずは本書で描かれているように、日本がすでに「移民国家」になっているということを認めることが最初ではないかと思う。
「日本は移民政策をとっていないはずなのに、今何が起きているのだろうか(p.4)」という疑問を持った著者による調査報告。
労働者としての外国人、地域住民/市民としての外国人、子ども・高齢者の外国人について述べ、終章で欧米やシンガポールの移民の現状や移民政策を紹介する。
「政府が公表しているオープンデータを独自に分析することから取りかかり、そこから垣間見えてきた実態をさらに深堀りするべく、NHKの全国ネットワークを利用して現場を追いかけた(p.4)」とのこと。「鳥の眼」と「虫の眼」で見ようとしているということだろう。
ただ「独自に分析」といっても、都道府県別・市町村別、あるいは年齢階層別に、外国人数やその増加率をみる程度である。マクロのデータやそれに基づく議論は社会学者に任せて、具体的な事例に肉薄することこそがジャーナリズムではないかという感想を持つ。現場取材も(ページ数の少なさゆえか)あまり深みはない。
その中では、島根県出雲市が、「外国人の定住に数値目標を掲げ、地域社会の担い手として明確に位置づけた(p.112)」という話が驚きだった。出雲大社の出雲市が!
「政策上『こうあるべきだ』と述べることではなく……議論する土台の一部を提供(p.241)」することが本書の狙いであるとある。いかなる政策をとるにしても、まずは本書で描かれているように、日本がすでに「移民国家」になっているということを認めることが最初ではないかと思う。
2020年10月25日に日本でレビュー済み
第1に、「移民国家ではないと言いつつも、現実には、日本はかなり外国人労働者に依存している」。
都市部にいるとコンビニ店員の多くが外国人に替わったことに気づく。そのほか、工場労働者に外国人労働者が多いのはローカルには知られた話だし(バブル期には南米日系人が来日)、本書によると農業、漁業の現場でもかなり労働力を外国人に頼っているようだ。それにしても、(旅行者や出張者ではない)中長期滞在の新規入国者数がOECD加盟国中第4位(p.212)。また、新宿区では新成人の45%が外国人(p.72)。イメージしていたよりもずっと多い。
第2に「外国人労働者に依存している現実を踏まえれば、対応策が必要」。
日本語ができないと日本ではいろいろ大変。公的な申請手続の支援や、ゴミ出しなどの社会ルールの周知、さらに防災・災害情報の提供も。ちゃんとしないと日本に来てもらえなくなる。
第3に「労働者本人だけでなく、その子どもの教育問題や、労働者の高齢化という問題もある」。
日本で就職した元留学生や元技能実習生は家族を呼び寄せることができる。 呼び寄せた子どもの教育といっても、外国語のできる専門教員が不足している。
現場任せではまずいのは確かだと思うが、教育委員会のせいか教育現場の縦割りは極端な気がする。国の責任を指摘するより、同じ悩みを抱えた学校は沢山あるのだから、教育委員会の管轄区域を越えた横の連携を目指す方が現実的ではないかと思った。また、工場労働者として来日した外国人の高齢化問題は認識していなかった。
ドイツはトルコ等からの移民で経済成長を支えたが、「ドイツは移民国家ではない」を建前としていたので、対策が後手にまわったという(第4章)。日本も、今が同様な状況ではないか、という本。
国や自治体の人口規模を考慮せず、増減の絶対数だけで比較している箇所はどうかと思う(★1減)ものの、そこはNHK取材班もマスコミ、センセーショナルということで。
都市部にいるとコンビニ店員の多くが外国人に替わったことに気づく。そのほか、工場労働者に外国人労働者が多いのはローカルには知られた話だし(バブル期には南米日系人が来日)、本書によると農業、漁業の現場でもかなり労働力を外国人に頼っているようだ。それにしても、(旅行者や出張者ではない)中長期滞在の新規入国者数がOECD加盟国中第4位(p.212)。また、新宿区では新成人の45%が外国人(p.72)。イメージしていたよりもずっと多い。
第2に「外国人労働者に依存している現実を踏まえれば、対応策が必要」。
日本語ができないと日本ではいろいろ大変。公的な申請手続の支援や、ゴミ出しなどの社会ルールの周知、さらに防災・災害情報の提供も。ちゃんとしないと日本に来てもらえなくなる。
第3に「労働者本人だけでなく、その子どもの教育問題や、労働者の高齢化という問題もある」。
日本で就職した元留学生や元技能実習生は家族を呼び寄せることができる。 呼び寄せた子どもの教育といっても、外国語のできる専門教員が不足している。
現場任せではまずいのは確かだと思うが、教育委員会のせいか教育現場の縦割りは極端な気がする。国の責任を指摘するより、同じ悩みを抱えた学校は沢山あるのだから、教育委員会の管轄区域を越えた横の連携を目指す方が現実的ではないかと思った。また、工場労働者として来日した外国人の高齢化問題は認識していなかった。
ドイツはトルコ等からの移民で経済成長を支えたが、「ドイツは移民国家ではない」を建前としていたので、対策が後手にまわったという(第4章)。日本も、今が同様な状況ではないか、という本。
国や自治体の人口規模を考慮せず、増減の絶対数だけで比較している箇所はどうかと思う(★1減)ものの、そこはNHK取材班もマスコミ、センセーショナルということで。
2019年11月30日に日本でレビュー済み
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東京に限らずに人手不足により地方では農水産業やグローバル企業の製造業の移民受け入れが加速化して依存せざるお得ない現状がルポや統計データから浮き彫りになっている。子供の不就学問題や老人の高齢化問題など今まで想定してこなかった問題も発生している実態が表面化しています。東京には180の国から押し寄せて各地域に住み着いて大小関わらずコロニー化しており各駅のコンビニや飲食店やフラッグショップを中心に展開していて、外国人を見ない日が無いほど日常化していて依存度も増している現状が突き付けられています。消費サイドにいれば、国際都市を謳歌できるのだろうな~とたそがれています。
2019年10月26日に日本でレビュー済み
肌感覚では感じていました
東京の街に外国人が多いなって…
よく行くコンビニでは、トルコ系、インドネシア系、もちろん中国系の若者が一生懸命働いています
街を歩けばツアーではなく生活をしているであろう外国人の若者
東京をはじめ都市部では見慣れた光景になってきました
しかし、この本に出ている農業、漁業で働いている外国人の多さにびっくり。ちょっとこわくなる数字がならびます。
1例は磯山さやか、カミナリで有名な農業王国茨城県
テレビで盛んに農産物のアピールをしています
しかし、茨城県で農業分野働いている若者のなんと3人に1人が外国人(全国では14人に1人。これでも多い)…
彼らがいなければ、都心部の野菜は消え、大幅に値段が上がります
日本の心臓部東京の食卓はすでに外国人の若者に支えらている事実がここにあります
ちなみに日本人の農業従事者の平均年齢は66・6歳なのでこの流れはさらに進むでしょう
このデータを頭に入れるだけでも、これからの「日本のカタチ」はこれまで通りには行かないことがわかります
感覚ではなく、「親」でも「嫌」の前にまずは「知る」こと「考えること」
その資料になりうる重要な本!
必読ものです
東京の街に外国人が多いなって…
よく行くコンビニでは、トルコ系、インドネシア系、もちろん中国系の若者が一生懸命働いています
街を歩けばツアーではなく生活をしているであろう外国人の若者
東京をはじめ都市部では見慣れた光景になってきました
しかし、この本に出ている農業、漁業で働いている外国人の多さにびっくり。ちょっとこわくなる数字がならびます。
1例は磯山さやか、カミナリで有名な農業王国茨城県
テレビで盛んに農産物のアピールをしています
しかし、茨城県で農業分野働いている若者のなんと3人に1人が外国人(全国では14人に1人。これでも多い)…
彼らがいなければ、都心部の野菜は消え、大幅に値段が上がります
日本の心臓部東京の食卓はすでに外国人の若者に支えらている事実がここにあります
ちなみに日本人の農業従事者の平均年齢は66・6歳なのでこの流れはさらに進むでしょう
このデータを頭に入れるだけでも、これからの「日本のカタチ」はこれまで通りには行かないことがわかります
感覚ではなく、「親」でも「嫌」の前にまずは「知る」こと「考えること」
その資料になりうる重要な本!
必読ものです
2020年2月9日に日本でレビュー済み
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結局、最後の結論は頼ることにでした。