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イエス・キリストの神 三位一体の神についての省察 単行本 – 2011/10/27

4.7 5つ星のうち4.7 4個の評価

信仰者にも難解な三位一体の神を様々な角度から平易に説明。三位一体の教理や用語の成立史を訳者解説として付し総合的理解をめざす。
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商品の説明

著者について

ベネディクト16世ヨゼフ・ラツィンガー 1927年、ドイツ、バイエルン州生まれ。1951年に司祭に叙せられる。ボン大学、ミュンスター大学など多くの大学で基礎神学や教義学の教授を務め、優れた神学者として名を馳せ、1962-1965年の第2ヴァチカン 公会議にはフリングス枢機卿の神学顧問として参加。その後、ミュンヘン・フライジングの大司教、枢機卿を経て、2005年、第265代教皇に選出された。著書は『キリスト教入門』、『信仰について』、『信仰と未来』、自伝『新ローマ教皇 わが信仰の歩み』など多数。

里野 泰昭  1930年、東京生まれ。東京大学工学部卒業後、上智大学ラテン哲学科に入学、留学して、ボン大学神学部神学過程卒業後、テュービンゲン大学、レーゲンスブルク大学でラツィンガー教授の指導を受ける。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 春秋社 (2011/10/27)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/10/27
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 213ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4393333039
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4393333037
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.8 x 2.4 x 19.6 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 4個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
4グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2011年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書はキリスト教の三位一体の神の「三位一体」とは何を表しているのかについて、神学的な考察をした、神学者ラッツィンガー(現教皇)が一般信徒向けに行なった黙想会の内容を本として纏めたものである。

元々が一般信徒向けの内容であるから、決して神学書として読んでいて挫折するような難易度ではない。非常に簡単な部類に属する三位一体に関する入門書といえる。

しかし、非信者はともかく、本書で論じられている三位一体について、多くのキリスト教徒がどこまで理解しているのか、はなはだ怪しいことをラッツィンガー自身が表明している。
自分の信仰を理解していないキリスト教徒が多すぎるのではないか、「信仰」という言葉に逃げて、自分が「信じますと」と言っている信条の内容を、はなはだしく誤解しているキリスト教徒が多いのではないか。
そういう危惧が本書からは、ひしひしと伝わってくる。

信仰とは「盲信」することではない、ということを強く感じさせる本である。

さらに訳者の解説がまた、コンパクトに纏まっていながら、三位一体について歴史的な背景を合わせた思想の展開を概説し、「三位一体」が決して世に言われているような、ご都合主義の後付け教義などではないことを論証している。

キリスト教徒ではない一般人がキリスト教の「三位一体」を理解するのにも良い本だと思うが、なによりキリスト教徒自身がこの程度のことは最低限、理解しておくべきことだと思う。

なんでも、考えなしに「信じる」だけで事をすませるなら、それはカルトと変わらないことを宗教者には意識してもらいたい。
そう思わせるに足る一冊である。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ローマ・カトリックの考え方」、中でも、「三位一体説」について、知りたくて、同書を購入しました。
私が、今構想しているのが、「魂を、救い得るか」という、宗教学書の執筆を、考えていて、それに、引用させていただこうと思い購入したのですが、その執筆に先立って、この書「イエス・キリストの神 三位一体の神についての省察」について、若干の反論の文を作成し、今英訳の途中であり、何らかの形で、先んじて、公表の予定です。
「マリヤの讃歌」も、その書に引用させていただくつもりで、購入しましたが、まだ、読んでいません。
今、最初の章で取り上げる、「ユダヤ教」についての文献に、目を通している最中です。
「イエス・キリストの神」については、早急に、公表する予定です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
神秘的とは、人間の知恵のはかなさを意味する。神秘に説明が要らない、知恵は神から来るもので十分。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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