この日記の原文（英文）は
The Diaries of Sir Ernest Satow, British Minister in Tokyo (1895-1900): A Diplomat Returns to Japan
アーネスト・サトウは日本で有名である一つの理由は本人の執筆したA Diplomat in Japanのお陰である。その一冊は見事に幕末と明治維新（１８６２−６９年）という転換期を自分の日記に基づいて書いたものである。また萩原延壽氏の本「遠い崖」（全１４冊）はよく知られている。
サトウは１８６２年から１８８２年末まで日本での英国公使館に努めたし、とうとう１８９５年に公使（当時の一番上の外交官、大使はまだなく）として戻ってきた。この公使日記はさすが綿密であるし、色々な史上有名な日本人人物も登場する：明治天皇、伊藤博文、大熊重信など。明治日本に興味を持っている方々に進める。翻訳も立派にできているし、注釈と索引も役に立つ。
その他のサトウ関係の本（一部だけ）は次の通りである：
和書
1.
一外交官の見た明治維新〈上〉 (岩波文庫)
2.
一外交官の見た明治維新 下 岩波文庫 青 425-2
3.
アーネスト・サトウの生涯―その日記と手紙より (東西交流叢書)
4.
大政奉還 遠い崖6 アーネスト・サトウ日記抄 (朝日文庫 は 29-6) (朝日文庫)
など
洋書（英語）
1.
A Diplomat in Japan: The Inner History of the Critical Years in the Evolution of Japan When the Ports Were Opened and the Monarchy Restored, Recorded by a Diplomatist who (Stone Bridge Classics)
2.
Sir Ernest Satow's Private Letters to W.G. Aston and F.V. Dickins: The Correspondence of a Pioneer Japanologist from 1870 to 1918
3.
The Correspondence of Sir Ernest Satow, British Minister in Japan, 1895-1900
4.
A Diplomat in Siam (Itineraria Asiatica: Thailand)
5.
The Diaries of Sir Ernest Satow, British Envoy in Peking, 1900-06 (Volume One, 1900-03)
6.A Diplomat in Japan, Part II: The Diaries of Ernest Satow, 1870-1883
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