ほぼ覚えてなかったが再読。
お母様にインタビューして時代を振り返る。お母様の子供の時の記憶、一年の行事に纏る食べ物や食事のことよく覚えて面倒がらずにお話されてるのが凄い。
うちの母もそんなに料理に凝る人ではなかったが大阪ガスの料理教室行ってたなあ。私は著者とほぼ同じ歳&同じ神戸で、バブル時代の学生の雰囲気から阪神大震災への流れが凄く共感。母の手料理より自分好みにしたレシピが身についたり。
やがて女の人の仕事だった料理に夫さんが参加していくのも時代を捉えてます。ちゃんとしてるね。
懐メロ番組みたいな楽しい本なので母に読んでもらおうと思います。
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うちのご飯の60年: 祖母・母・娘の食卓 単行本 – 2009/10/1
阿古 真理
(著)
- 本の長さ254ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2009/10/1
- ISBN-104480878092
- ISBN-13978-4480878090
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2009/10/1)
- 発売日 : 2009/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 254ページ
- ISBN-10 : 4480878092
- ISBN-13 : 978-4480878090
- Amazon 売れ筋ランキング: - 114,475位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2017年8月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
色々な文献・取材を取り上げているところは面白く参考になるが、著者の歴史の記載部分になると急に面白味が失せる。文章力に問題が・・・
2012年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いわゆる戦後から現代までの,田舎,都会,日常,非日常の食に関するさまざまな背景を俯瞰した気分になる,おもしろい本だった。「あとがき」で作者も述べているが,膨大な参考資料がその価値を物語るといえる。
単に「人びとがどんなものを食べていたか」に加えて,台所事情や「主婦」の役割,立場の変化などを意識して読むのもおもしろい。そういう流れに興味をもって読むほか,芸北という地方に興味があれば,戦後くらいのそのあたりの生活の一例が書かれていることにも興味深く読めるだろう。
なお,本書の本文冒頭で紹介されている筒賀神社の大イチョウの木は,実際に見事なものである。この地方を訪れる機会があれば,ぜひ見ておくとよいだろう。
単に「人びとがどんなものを食べていたか」に加えて,台所事情や「主婦」の役割,立場の変化などを意識して読むのもおもしろい。そういう流れに興味をもって読むほか,芸北という地方に興味があれば,戦後くらいのそのあたりの生活の一例が書かれていることにも興味深く読めるだろう。
なお,本書の本文冒頭で紹介されている筒賀神社の大イチョウの木は,実際に見事なものである。この地方を訪れる機会があれば,ぜひ見ておくとよいだろう。
2014年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
巻末の参考文献数が物語る丁寧な調査と取材に基づく力作。
日々の何気ない食卓は、実は時代を反映する価値観・世相が具現化されており、
読みながら気付かされることが多い。
過去を知ることで、これからどうしていくべきか、いきたいか、を考えること
が出来る。
著者も最後に、「明るい方向」と書かれているように、食の未来を明るくする
ことは、消費者であるひとりひとり、私達の課題であり、もっと主体的に
意識的に食に向き合いたいと思った。
日々の何気ない食卓は、実は時代を反映する価値観・世相が具現化されており、
読みながら気付かされることが多い。
過去を知ることで、これからどうしていくべきか、いきたいか、を考えること
が出来る。
著者も最後に、「明るい方向」と書かれているように、食の未来を明るくする
ことは、消費者であるひとりひとり、私達の課題であり、もっと主体的に
意識的に食に向き合いたいと思った。
2010年7月27日に日本でレビュー済み
祖母、母、及び私(著者)の3代が作り食べてきたものを基にして、
暮らしの変化を読みとることができる。
食生活・文化の変化は、大きく言えば社会の変化と関係している。
本の中で、私自身が経験した食生活・文化に遭遇する。
思わず「懐かしい」と思う。
その懐かしい食生活・文化が、社会との関わりがあることがわかる。
例えば、「かっぱえびせん」出現の論考があった。
納得できる論考である。
十分に調査され、練られている本だ。
これから、日本の食生活・文化を考えていくとき、
この本は大いに役立つことであろう。
一体、日本の食生活・文化どこに行くのであろうか。
読み始めたら、「やめられない。とまらない。」のである。
一読に値する本だ。
暮らしの変化を読みとることができる。
食生活・文化の変化は、大きく言えば社会の変化と関係している。
本の中で、私自身が経験した食生活・文化に遭遇する。
思わず「懐かしい」と思う。
その懐かしい食生活・文化が、社会との関わりがあることがわかる。
例えば、「かっぱえびせん」出現の論考があった。
納得できる論考である。
十分に調査され、練られている本だ。
これから、日本の食生活・文化を考えていくとき、
この本は大いに役立つことであろう。
一体、日本の食生活・文化どこに行くのであろうか。
読み始めたら、「やめられない。とまらない。」のである。
一読に値する本だ。
2010年11月24日に日本でレビュー済み
祖母、母、私ともに著者よりほんのちょっとだけ年上です。自分の母の話、祖母の話に置き換えてもそのまま頷ける内容でした。
映画やテレビでは勿論、教科書にも出てこない我々一般人の本当の現代史として感動して読みました。
下の世代にも是非読んでもらいたいです。
映画やテレビでは勿論、教科書にも出てこない我々一般人の本当の現代史として感動して読みました。
下の世代にも是非読んでもらいたいです。