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プロフェッショナル・アドバイザー―信頼を勝ちとる方程式 単行本 – 2010/1/1
誰もおしえてくれない、ビジネスでもっとも大切な知恵を体系立てて説き明かした名著の翻訳版がついに登場。
クライアントから信頼されるアドバイザーになるためにはどうすればいいか。本書は、あらゆるプロフェッショナル・サービス企業が直面する問題の解決に役立つ指針をわかりやすく説明している。クライアントやアドバイサー自身の心理や感情の機微にまで触れた実践的なアドバイスにより、「信頼」とは何か、「信頼」を得るためにはどうしたらいいかを浮き彫りにしている。特に戦略コンサルタントにとっての指南の書であると同時に、弁護士や会計士、さらには営業担当者なども含むすべてのプロフェッショナル必読の書と言える。
『地頭力を鍛える』の著者、細谷功氏による待望の翻訳版。
- 本の長さ347ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2010/1/1
- ISBN-104492556605
- ISBN-13978-4492556603
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商品の説明
著者について
経営プロフェッショナル・サービスに関し世界でトップクラスの権威者として広く認められている。イギリス出身で、バーミンガム、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、ハーバード・ビジネス・スクールで学位を取得。ハーバードで7年間教鞭をとった後、コンサルタントに転身。著書に『プロフェッショナル・サービス・ファーム』(東洋経済新報社)などがある。
チャールズ・グリーン
プロフェッショナル・サービス業界で管理職教育者およびビジネス戦略コンサルタントとして活躍している。コロンビア大学およびハーバード・ビジネス・スクールを卒業。MACグループおよびその後継であるジェミニ・コンサルティングで戦略コンサルティングなどを担当した後、トラステッド・アドバイザー・アソシエイツの社長を務めている。
ロバート・ガルフォード
マサチューセッツ州ケンブリッジでセンター・フォー・エグゼクティブ・ディベロップメントのマネージング・パートナーを務めている。ハーバード大学の経済およびイタリア文学学士、ハーバード大学でMBA、ジョージタウン大学でJDを取得。長年にわたり、プロフェッショナル・サービス企業のコンサルティングに携わるとともに、コロンビア大学ビジネススクールなどで管理職教育プログラムの教鞭をとった。
登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2010/1/1)
- 発売日 : 2010/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 347ページ
- ISBN-10 : 4492556605
- ISBN-13 : 978-4492556603
- Amazon 売れ筋ランキング: - 432,285位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 10,638位ビジネス実用本
- カスタマーレビュー:
著者について
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
表面的ではなく、深い信頼を得るというテーマに取り組むことこそ、プロフェッショナルへの道ではないだろうか。
他のレビューの方が書かれているとおり、読みにくさはあるが、租借しながら読む価値はあると感じた。
専門知識と信用を売る商売(建築家、弁理士、技術者、等々)をしている方みなさん
全般向けです。
出発点として、『相手は自分が考えているほど自分を信頼しておらず、自分も相手を
信頼できるかという点に疑問を抱いている』という認識に立つことが肝要と説きます。
その上での心がけるべきポイントを丁寧に解説してくれます。
記憶に強く残った要点は以下の通り。
1) クライアントとの対話時
- 自分の話をする前にクライアントの話をするようにする。まず相手の見解を聞き取ることに集中する。相手の話を相手の話し方で話させる。少なくても聞いているうちは相手の立場に立つ。
- クライアントが感じていることに注意を払う。
- 問題の明確化及び解決に対して継続的に注意を払うことが、テクニックやコンテンツに精通していることより重要であることを確信する。
2) 業務開始する際、最初に考えるべき事項
- クライアントに支配的な個人的な動機は何か?
- クライアントのパーソナリティはどのようなものか?
- 組織の状態がどのようにクライアントのものの見方に影響するか?
3) 関係構築の原則。
- まずこちらから動く。
- 手助けが必要なときはきちんと頼む。
- 感謝を示す。
- 危険側のリスクは過大評価しない。
4) 知らないことを聞く時や意見を言う時のお役立ちフレーズ
- 「おそらく昨晩資料を読んでいなかったのは私だけだと思いますが」
- 「たぶん私だけだと思いますが」
- 「少しの間私が注意を払わなかったに違いないのですが」
『信頼してくれない』と嘆くのではなく、クライアントの信頼を得るため、まず自分
から働きかけること、そしてそのポイントを再認識できました。日々最前線で悩んで
いる、実務者向けの本です。
『クライアントはどう感じているのだろうか?』
〔原著について〕
著者のDavid Maisterを知ったのは Managing The Professional Service Firm からです。よくある学者の机上の理論ではなく、よくあるコンサルタントの針小棒大でもなく、現実に通じる確かな方法を専門家ならではの視点で書いているところが信頼できるなと思いました。
この本も理想論に走らず、現実に通用する、顧客から信頼を得る方法を述べています。以前読んだ Clients for Life (翻訳は『 選ばれるプロフェッショナル 』)が、理想の顧客を仮定しあくまでも自分の信念を貫き通すという、やや現実離れした方法に感じられたのに対して、非常に対照的です。
今まで著者の本はこの本の他に上に挙げたManaging The Professional Service Firmと True Professionalism とを読みましたが、どれも外れがありませんでした。普通コンサルタントの書いた本は自身のマーケティングが主目的で肝心のことは詳しく書いていないのですが、この著者の本はそんなことがありません。お勧めです。
以上、原著の The Trusted Advisor の感想です。
〔翻訳について〕
この本と原著を比較してみました。みなさんの言うように、この翻訳は読みにくく疲れます。原因の一つは無駄な言葉が多いことです。もう一つは英文解釈の試験の模範回答みたいな、修飾関係を忠実になぞった読みにくい文体です。
無駄な言葉の例は、たとえば、第1章の最初のページです。
第1行目 まずはある質問から話を始めよう。
原文 Let's start with a question.
対案 質問から始めよう。
注釈 原著にない「まずは」と「話を」が加わっています。「ある」も不要です。
第5行目 アドバイザーであるあなたのアドバイスを求めてくる。
原文 Reach for your advice.
対案 助言を求めてくる。
注釈 原著にない「アドバイザーである」が加わっています。「あなたの」も不要です。
無駄な情報が増えると読者に負担がかかります。読者は読んだ単語の情報を一時的に「記憶」しておき、その後に読んだ単語と「比較」します。この「記憶」と「比較」の作業が負担になるのです。
修飾関係を忠実になぞるというのは、名詞や動詞の前に修飾語を延々と続けることです。
原文が、
主語+動詞+目的語+目的語の修飾+動詞の修飾
の語順だとします。直訳は
主語+目的語の修飾+目的語+動詞の修飾+動詞
になります。これでは読みにくいので、普通は語順を調整したり文を分けたりするのですが、この本の翻訳はこのままの語順です。
重要な情報は、次の重要な情報まで覚えていないとなりません。この翻訳はその時間が長いのです。その上その間に処理すべき修飾語には無駄な情報が入っています。これは読者にかなりの緊張を強います。
この翻訳は無駄な単語が多い上に、長い修飾語が途中に挟まる受験英語風の文体です。読むのが疲れます。せっかくの良書がもったいないと思います。
評判も高く、原著は非常にすばらしい本だと思うのですが、
いかんせん翻訳が読むに耐えません。
大学受験の英文和訳の解答例をよんでいるような、
単語の意味はもちろん日本語だから分かるけど、
指示語が指している内容も、文全体の意味も、
一読して意味が取れないところが多すぎます。
ほんとに残念です、これは。
これならば英語が読めるなら原著を買うべきだし、
本書の日本語の読解よりも苦労しないかもしれません。
というか普通にいって通読できないです、この翻訳は。
原著が名著なので☆を2にしておりますが、それでも
プラス1をしているつもりの2、です。
他レビュアーのレビューを見る限り良い本なのだろうとは思うのですが、
"解読"にパワーが必要で内容理解に時間が掛かりすぎてしまうのが残念です。
一通り読んだ感想は「辛かった」でしかありません。